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放射線化学療法による倦怠感がつらい

回答者・関口建次
聖路加国際病院放射線腫瘍科部長
発行:2013年9月
更新:2015年2月

  

肺がんで化学療法と放射線治療を併用で行っています。放射線治療は毎日通院しており、家に帰ってくるとぐったりしてしまいます。家では何もできないような状態になってしまい、毎日通院するので精一杯です。倦怠感を取り除く方法はないのでしょうか。

(佐賀県 女性 54歳)

A ステロイドの使用や軽い運動で緩和を

倦怠感は化学療法の影響もあるかもしれませんね。倦怠感はとてもつらい症状です。

しかし他の原因としては、貧血や甲状腺機能低下なども考えられます。また、食事が十分に摂れていないときなどにも倦怠感が起こることがあります。

一般的な対処法としては、ステロイドの処方があり、これによりずいぶん改善されることがあります。

また、倦怠感が出てくる前の予防として、散歩やストレッチなどのエクササイズといった軽い運動がよいとされています。

肺がんの抗がん薬と放射線治療を用いた治療は4カ月ほどで終わります。

根治をめざすために、その間、倦怠感などの副作用をうまく緩和しながら、治療を完遂していただきたいと思います。

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