声門がんが再発。治療法は?

回答者:林 隆一
国立がん研究センター東病院 頭頸部腫瘍科形成外科科長
発行:2013年2月
更新:2013年11月

  

3年前に早期の声門がんと診断をされ、放射線治療を行いました。この間の定期検査で、同じ声門にがんが再発していることがわかりました。どのような治療法がいいのでしょうか? できる限り、声を残したいと思っています。

(奈良県 男性 58歳)

A 手術による部分切除を

最初の治療で放射線照射を行ったということは、早期の声門がんであったと考えられます。

放射線治療後の再発に対しては手術治療が考慮されます。喉頭がんに対する外科治療では喉頭全摘術と喉頭温存した部分切除や亜全摘術があり、放射線治療後の再発に対しても喉頭を温存した手術は行われます。

この術式は発声のために必要な喉頭部を全摘するのではなく、がんのある部分のみを手術で摘出し喉頭を温存する術式です。切除した部分は頸部の皮膚で再建したり術式によっては、そのまま縫合します。

再発した部分や腫瘍の大きさにもよりますが、早期での発見であれば、この方法で喉頭部を温存することも可能です。

かかりつけの医師と話し合った上で諦めずに治療を継続していきましょう。

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