皮膚症状に有効な内服薬はあるか

回答者・久保田 馨
日本医科大学付属病院がん診療センター長
発行:2016年3月
更新:2016年6月

  

父(75歳)がイレッサを服用しています。顔や体に発疹が出て、処方された軟膏を塗っていますが、かゆみもあるようです。皮膚症状に効果のある内服薬もあると聞いたのですが、どのようなものでしょうか。

(45歳 女性 福島県)

抗炎症作用を持つミノマイシンなどがある

日本医科大学付属病院がん診療
センター長の久保田 馨さん

内服薬には、抗菌作用や抗炎症作用のあるミノマイシン、かゆみを抑える効果のあるオロパタジン、フェキソフェナジンなどがあります。症状により、外用薬と組み合わせて使用します。

図1 チロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)皮膚障害対策フロー

日本医科大学Skin care team(sCAT)

イレッサ=一般名ゲフィチニブ ミノマイシン=一般名ミノサイクリン塩酸塩 オロパタジン=一般名オロパタジン塩酸塩 フェキソフェナジン=一般名フェキソフェナジン塩酸塩

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