各種がん

血液がん

渡辺亨チームが医療サポートする:慢性骨髄性白血病編

2007年5月

サポート医師・楠本 茂 名古屋市立大学病院血液・ 膠原病内科チーフレジデント くすもと しげる 1997年名古屋市立大学医学部卒業、同病院臨床研修医。99年静岡済生会総合病院血液内科医。2002年6月国立がん研究センター中央病院内科レジデント。05年4月より名古屋市立大学病院 血液・膠原病内科臨床研究医。06年4月より現職。日本内科学会認定医。日本血液学会専門医。日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専...

詳細はこちら

慢性骨髄性白血病の患者座談会「ずっと笑顔で」 患者同士の支えあいで長期にわたる不安や苦痛を乗り越える

2007年3月

慢性骨髄性白血病にはおそれることなく、前向きに取り組んで 東條有伸(とうじょう ありのぶ) 東京大学医科学研究所先端医療研究センター分子療法分野教授。血液内科専門医として東京大学医科学研究所付属病院で血液疾患の診療に従事。同病院の血液腫瘍内科長とセルプロセッシング・輸血部長を兼任。インターフェロンが治療薬として認可された1990年代初めより分子標的薬が主役となった現在まで慢性骨髄性白血病の臨床...

詳細はこちら

渡辺亨チームが医療サポートする:多発性骨髄腫編

2006年12月

サポート医師・金 成元国立がん研究センター中央病院 血液内科・幹細胞移植科医師 きむ そんうぉん 1971年生まれ。 1996年東海大学医学部卒業、同大学病院で2年間の臨床研修ののち、同大学血液・リウマチ内科にて1年間臨床に従事。 1999年6月国立がん研究センター中央病院内科レジデント、がん専門修練医を経て現職。 モットーは、「患者さんとそのご家族とともに考えながら進める診療」経験のない激しい...

詳細はこちら

急性骨髄性白血病の最新治療 分化誘導や分子標的などの新療法の出現で飛躍的効果の足がかり

2006年10月

まずは「完全寛解」をめざし、さらに治癒へ 治療は1回だけで終わるものではない。急性骨髄性白血病の治療目標は、治癒すなわち病気を完全に治して、健康な日常生活を取り戻すことだが、その前段階として、全身症状が改善した「*完全寛解」の状態に到達するための治療が行われる。 まず「*寛解導入療法」といって、白血病細胞を強力に攻撃する治療を行う。ここで効果があっても、手をゆるめるとすぐ白血病細胞は増加してく...

詳細はこちら

慢性骨髄性白血病の治療を変えた分子標的薬5年の軌跡 全生存率89.4%。未治療の全病期で第1選択に

2006年10月

東京慈恵会医科大学付属病院 血液・腫瘍内科部長の 薄井紀子さん 慢性骨髄性白血病の治療は、グリべックの登場で画期的な進歩を遂げた。 2006年6月、ASCO(米国臨床腫瘍学会)でグリベックの5年間の治療成績が発表された。 グリベックを用いた群の全生存率は89.4パーセントという優れた成績だった。慢性骨髄性白血病の治療と、グリベックの5年間について、東京慈恵会医科大学付属病院血液・腫瘍内...

詳細はこちら

急性リンパ性白血病(ALL)の最新治療 治療の新たな可能性――分子標的薬の登場、移植医療の進展

2006年10月

東海大学医学部 血液・腫瘍内科教授の 安藤潔さん 血液の元となる幹細胞は、分化して骨髄系幹細胞とリンパ系幹細胞に分かれる。「リンパ性の血液がん」である、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、悪性リンパ腫は、このうちリンパ系に分化した細胞ががん化する病気だ。 これらの中心となる治療は、主に多剤併用の抗がん剤治療だが、現在、分子標的薬や、移植技術の発達により、新しい可能性も開かれてきている。...

詳細はこちら

慢性リンパ性白血病(CLL)の最新治療 分子標的薬の登場、移植医療の進展で難治性がんに新たな可能性

2006年10月

東海大学医学部 血液・腫瘍内科教授の 安藤潔さん 血液の元となる幹細胞は、分化して骨髄系幹細胞とリンパ系幹細胞に分かれる。「リンパ性の血液がん」である、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、悪性リンパ腫は、このうちリンパ系に分化した細胞ががん化する病気だ。 これらの中心となる治療は、主に多剤併用の抗がん剤治療だが、現在、分子標的薬や、移植技術の発達により、新しい可能性も開かれてきている。...

詳細はこちら

大きく変わりつつある多発性骨髄腫の最新治療 注目されるサリドマイド、レブラミド、ベルケイドの新御三家の力

2006年10月

高齢者に多い多発性骨髄腫は、治療によっていったん完全寛解にいたっても、やがてまた再発してくるところがやっかい。 再発を予防する方法も、まだ確立していない。しかし、このような再発・難治例に対してただ今注目されているのがサリドマイド、レブラミド、ベルケイドの3つの薬剤。その効果のほどを確かめてみる。 新しい薬が治療全体を変える可能性がある 終末分化したB細胞(形質細胞)に生じた難治性のがん 多発...

詳細はこちら

骨髄異形成症候群の最新治療 2つの顔を持つやっかいな病気。分子標的薬やサリドマイドの出現で希望も

2006年10月

都立駒込病院血液内科部長の 坂巻壽さん 最近注目されている血液のがんの1つに骨髄異形成症候群(MDS)と呼ばれるものがある。 子どもを含めた若年層にも見られるが、多くは高齢で、これが増えている。治療しなくていい場合もあれば、いい治療法がない場合もあり、なかなかやっかいな病気であるが、最近は分子標的薬やサリドマイドの出現により希望も出てきた。 高齢化社会の影響で骨髄異形成症候群が増加 骨...

詳細はこちら

ASCO2006・慢性骨髄性白血病のグリベック療法、5年の力 驚異的な延命効果。さらに次世代の分子標的薬も続々と出現

2006年8月

血液がんの分野で注目される発表は、なんといっても慢性骨髄性白血病に対するグリベック療法の5年の治療成績であった。 5年生存率89.4パーセントという高さもさることながら、治療期間が長くなるほど臨床効果がよくなることまで示された。 高齢の多発性骨髄腫患者における治療 今大会で注目される演目(プレナリーセッション)で最初に発表されたのは、多発性骨髄腫に関するものであった。現在のところ、65歳未満...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート3月 掲載記事更新!