各種がん

前立腺がん

「前立腺がん市民フォーラム」 パネルディスカッション「進行がんでも、希望に生きる」再録 進行・再発しても、10年、20年の長期生存を目指して生きよう

2008年2月

総合司会をした 筑波大学大学院 人間総合科学研究科教授の 赤座英之さん 運悪く前立腺がんが進行したり再発しても、あきらめる必要は全然ありません。ホルモン療法をはじめとして、治療法はいろいろあります。 そのあたりの希望につながる話を「前立腺がん市民フォーラム」(主催 エビデンス社)のパネルディスカッションの中から再録してみましょう。   あかざ ひでゆき 筑波大学大学院人間総合科学...

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自分に最適の治療法を選ぶために 前立腺がんの最先端放射線治療を比較する

2007年6月

前立腺がんの放射線治療には、新しい治療法が続々と登場してきた。治療法によって、対象としている患者が若干異なるし、治療期間や治療費もさまざまである。自分に相応しい放射線治療を選択するためには、治療法について知っておくことが大切。治療に携わっている専門の医師に、それぞれの治療法の特徴について教えていただいた。 放射線をより多く照射し副作用を減らす工夫 前立腺がんの放射線治療は、新しい治療法の登場で大...

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可能性を秘めた治療法だが、がん制御率で今イチ、副作用も 傷が小さく、何度でも治療できる超音波集束療法

2007年6月

帝京大学医学部付属病院 泌尿器科講師の 武藤智さん 強力な超音波を集束させることによって強力なエネルギーをつくり出し、がんを焼く。 この高密度焦点式超音波療法(HIFU)は、傷が小さく、高齢者にもやさしく、手術や放射線の適応からはずれても受けられるし、何度でも受けられる。ただ、他の治療法に比べてがん制御率が今イチで、排尿障害も強く出る危険性がある点は注意をする必要がある。 98度の熱で瞬時にが...

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傷が小さく、痛みと合併症のリスクが少ない手術 技術格差の大きな腹腔鏡下手術は熟達医を選べ

2007年6月

慶應義塾大学病院の 中川健さん 従来高度先進医療として進められてきた前立腺がん治療の腹腔鏡下前立腺摘除術は、2006年から保険適用となった。 この手術の実績ナンバーワンを誇る慶應義塾大学病院泌尿器科では、死亡率ゼロの好成績を収めている。同病院専任講師の中川健さんから、腹腔鏡のメリットや治療法選択のポイントをうかがった。 日本でダントツの症例数 モニター画面に映し出された様子を見ながら手術す...

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ビスフォスフォネート製剤によるがんの進行抑制と痛みのコントロール 前立腺がんにおける骨転移治療

2007年6月

北里大学医学部泌尿器科講師の 佐藤威文さん 前立腺がんは、乳がん、肺がんと並んで「骨転移」を起こしやすいがんです。 進行性前立腺がんの80パーセント以上に骨転移が認められるといいます。 患者さんのQOL(生活の質)や予後を左右する骨転移とそれに伴う諸症状および治療について、北里大学病院泌尿器科講師の佐藤威文さんにうかがいました。 自覚症状に乏しい早期骨転移が現れるD2期 前立腺がん症例の骨...

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間欠療法、交代療法、そして「効かない抗がん剤」に突破口が開かれた 再燃前立腺がんの最新治療

2007年6月

大阪大学病院泌尿器科講師の 西村和郎さん 効くホルモン療法が効かなくなってくると、前立腺がんは別の顔を見せるようになる。困難でやっかいな面だ。 昔は有効な治療法がなかったが、最近は少しずつだが、優れた治療法が登場してきている。その新しい治療法を紹介しよう。 [ホルモン療法の経過] 前立腺がんは、一般的には比較的進行が遅く、ホルモン療法もよく効き、コントロールのしやすいがんとされてい...

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前立腺がんホルモン療法後の副作用 ほてりに対するSSRIの効果

2007年6月

昭和大学泌尿器科学教室の 直江道夫さん 前立腺がんのホルモン療法により誘発されるホットフラッシュ(ほてり)に詳しい昭和大学泌尿器科助手の直江道夫さんに、その対策をうかがいました。 ホルモン療法の副作用対策は? ホットフラッシュには、SSRIが有効 ホルモン療法は前立腺がんのどのステージでも使える全身的な治療法といえますが、副作用も気になります。前立腺がんのホルモン療法を多く行っている昭和大...

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前立腺がんのホルモン補助療法が患者延命のカギ 東京女子医科大学前立腺腫瘍センターに見る前立腺がん治療の選び方

2007年2月

東京女子医科大学病院 泌尿器科准講師の 橋本恭伸さん 2006年11月にオープンした東京女子医科大学病院前立腺腫瘍センターには、国内で他に例を見ない多彩な前立腺がん治療の選択肢が用意されている。 泌尿器科准講師の橋本恭伸さんは「患者さんの条件と希望に応じて最適の治療を提供できる場にした」と語る。 前立腺がん治療の3本柱、手術、放射線、ホルモン療法をどう使い分けるのか、とりわけカギを握る...

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前立腺がんをホルモン療法で上手くコントロールする 『前立腺癌診療ガイドライン』におけるホルモン療法、MAB療法の位置づけ

2007年1月

筑波大学医学部付属病院 腎泌尿器外科教授の 赤座英之さん あかざ ひでゆき 1946年東京生まれ。 73年東京大学医学部卒業。74年東大医学部泌尿器科助手。80年学位取得。 82年米国テネシー大学泌尿器科客員助教授。 86年東大医学部泌尿器科講師。 90年筑波大学臨床医学系泌尿器科助教授。 97年筑波大学臨床医学系泌尿器科教授。 専門は泌尿器科学、泌尿器腫瘍学、化学療法。日本泌尿器科学会理事。...

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渡辺亨チームが医療サポートする:前立腺がん編(2)

2006年6月

サポート医師・赤倉功一郎 東京厚生年金病院 泌尿器科 部長 あかくら こういちろう 1959年生まれ。 84年千葉大学医学部卒業、同大学泌尿器科入局。 90年千葉大学大学院修了、医学博士。 90~93年カナダ・ブリティシュコロンビアがんセンターがん内分泌学科・ポストドクトラルフェロー。 千葉大学助手、講師、助教授を経て、2002年より現職。 前立腺がんの臨床的基礎的研究に従事 排尿障害に悩んで...

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