各種がん

前立腺がん

先端医療の現場 超音波を集めて焼く前立腺がんのHIFU治療は、体にやさしい

2009年6月

帝京大学医学部付属病院 泌尿器科准教授の 武藤智さん 手術や放射線などで、排尿障害などの悩ましい副作用が引き起こされる前立腺がんの治療。その副作用が少なく、高いQOL(生活の質)が維持できる治療として期待されているのが、現在承認が待たれているHIFU(高密度焦点式超音波療法)による治療だ。HIFUがどのように効果を上げているのか、その現場を取材した。 超音波の照射はコンピュータで設定通り...

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QOLを保ちながら、がんと付き合っていくことが大切 新たな抗がん剤の登場で変わるホルモン不応性前立腺がんの治療

2009年2月

宮崎大学医学部外科学講座 泌尿器科学分野教授の 賀本敏行さん 前立腺がんでは、がんを進行させる役割を担う男性ホルモンを抑えるホルモン療法が有効に働く。しかし、1度はおさまったと思われたがん細胞が、再び炎が燃え上がるように活発に働く「再燃」を繰り返したあと、「ホルモン不応性」状態になった場合の治療法はなかった。 2008年、日本でもタキソテール(一般名ドセタキセル)が承認されたことで、ホルモン不...

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前立腺がんになってもあわてない――治療法、その選択肢と選択方法とは これだけは知っておきたい! 前立腺がんの基礎知識

2009年2月

東京厚生年金病院 泌尿器科部長の 赤倉功一郎さん 前立腺がんは今、日本で最も増えているがんの1つ。一般的に高齢者に多く、進行が遅いのが特徴です。そのため、手術などの治療を行わずに、PSA(前立腺特異抗原)という腫瘍マーカーで進行をチェックしながら様子を見ること(待機療法)も多く、治療する場合も選択肢がたくさんあります。前立腺がんです、と言われてもあわてずに、医師とともに長期で治療の流れを見据え...

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2020年には肺がんに次いで罹患数第2位に。早急な対応が求められている 前立腺がんは早期に発見すれば、さまざまな治療法がある

2009年2月

横浜市立大学大学院医学研究科 泌尿器病態学准教授の 上村博司さん ここへ来て、わが国でも前立腺がんの患者さんは急増しており、2020年には前立腺がんの患者数は、肺がんに次いで第2位になると予測されている。前立腺がんの危険因子から、診断法、症状、最新の治療法まで、前立腺がんの基礎知識を、横浜市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学准教授の上村博司さんが解説する。 前立腺がんの因子は加齢、食生活、遺伝...

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前立腺がんと共存していくには、骨のケアが大切 前立腺がんが再発・転移しても長期のコントロールが可能に

2009年2月

北里大学医学部 泌尿器科学講師の 佐藤威文さん 前立腺がんは現在では、もっとも生存率の高いがんだが、再発・転移ともなれば、やはり深刻な気持ちにならざるを得ない。 北里大学病院で前立腺がんを専門に診療を行っている医学部泌尿器科学講師の佐藤威文さんは、前立腺がんには再発・転移してもさまざまな治療法があり、決して悲観することはないと力説する。 外科手術後の再発と放射線治療後の再発 日本で現在、成人...

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小社主催前立腺がん市民公開講座パネルディスカッション 前立腺がんの治療は、打つ手が多く、あきらめないことが肝心!

2009年2月

前立腺がんは早期発見、早期治療が基本だが、運悪く発見、治療が遅れても、打つ手はいろいろある。前立腺がんの患者さんは、いかに前立腺がんと共に生きていくべきか。2008年11月22日(土)前立腺がん市民公開講座が日石横浜ホールで開催された。1部の横浜市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学准教授の上村博司さん、北里大学医学部泌尿器科学講師の佐藤威文さんの講演に続いて2部のパネルディスカッション「前立腺がん...

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新たな抗がん剤の登場で治療法が大きく前進 ここまで変わった! 再燃前立腺がんの最新治療

2009年2月

千葉大学医学部付属病院 泌尿器科診療教授の 鈴木啓悦さん 前立腺がんの治療法の1つであるホルモン療法。有力な手立ての1つではあるものの、いずれその効果は効かなくなり、再びがんが増殖し始め、再燃をきたす。最近、この再燃前立腺がんに対して新たな治療法が加わった。 2008年8月に、前立腺がんの抗がん剤としては初めての薬剤が承認されたのだ。大きく変わり始めた前立腺がんの最新治療を紹介する。 前立腺が...

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視界がよく安全な手術ができる点で開腹、腹腔鏡を凌ぐ 前立腺がん全摘手術にはロボット手術が断然有利

2008年7月

東京医科大学泌尿器科学教室教授の秦野直さん 前立腺の全摘手術は、前立腺がんを根治させる基本的な治療法です。 この全摘手術をより安全・確実に行い、合併症の危険も低下させるのが手術用ロボット。 すでにアメリカでは、前立腺がんの全摘手術はロボット手術が主流だといいます。 日本でいち早く前立腺がんの全摘手術にロボットを導入した東京医科大学泌尿器科学教室教授の秦野直さんは、「全摘手術はロボットに切り替わ...

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ホルモン療法は前立腺がんの中心的な治療法 MAB療法は治療効果が高く、前立腺がんの進行を遅らせる

2008年2月

帝京大学医学部 泌尿器科学主任教授の 堀江重郎さん わが国における前立腺がんの治療は、限局がん、浸潤がんにおいては、ホルモン療法が中心になっています。 前立腺がんにホルモン療法が効くのは、前立腺がんの増殖に男性ホルモンが深く関わっているためです。 では、ホルモン療法とはどのような治療法なのかご紹介します。   ほりえ しげお 帝京大学医学部泌尿器科学主任教授。1960年生まれ。8...

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「前立腺がんと骨転移――上手にコントロールするためには?――」 骨転移はホルモン剤、ビスフォスフォネート剤を上手く使って治療しよう

2008年2月

札幌医科大学医学部 泌尿器科教授の 塚本泰司さん 札幌医科大学医学部泌尿器科教授で、同大学付属病院副院長の塚本泰司さんは、前立腺がん治療の専門家である。 前立腺がんの転移は骨転移が圧倒的に多く、痛みやしびれ・麻痺によって転移が発見されることが多い。 前立腺がんの初期にはホルモン療法が大きな効果を発揮するが、転移後の治療はビスフォスフォネートや放射線による治療がポイントだと、塚本さんは言う。 ...

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