がんサポート2月 【最新治療】肝細胞がん・卵巣がん・トリプルネガティブ乳がん 掲載記事更新のお知らせ
【最新治療】肝細胞がん・卵巣がん・トリプルネガティブ乳がん ※ログインしてご覧ください
高い治療効果が期待できる 切除不能・進行肝細胞がんの最新化学療法
卵巣がん化学療法に増える選択肢 適応拡大のリムパーザと遺伝子検査なしで使える新薬ゼジューラ
乳がん治療にも免疫チェックポイント阻害薬が登場! トリプルネガティブ乳がんで承認、さらに――
●闘病記大賞 ※ログインしてご覧ください
妻と共にがんと闘った追憶の日々 君を夏の日にたとえようか 第14回
●中医師・今中健二のがんを生きる知恵 ※ログインしてご覧ください
●マインドフルネス・ヨガ:それでいいのだ!
●がん相談 婦人科がん
●連載
精神腫瘍医・清水 研のレジリエンス処方箋 第11回 死にまつわる問題と向き合うことで、次第に恐怖は弱まっていく
腫瘍内科医のひとりごと 122 コロナ禍でも、がん治療は進歩している
●2月 編集後記
■政府は2020年9月までに、後発医薬品(ジェネリック)の使用を80%とする目標を掲げていた。結果は約78.3%で達成はできなかったものの、順調にシェアは拡大していた。しかし、相次いでジェネリックの自主回収が続くなか、小林化工による致命的なミスが昨年末に起こった。水虫薬製造過程で睡眠剤を間違えて投入、品質検査で異物の混入が疑われたにもかかわらずそのまま出荷。服用した患者の214人が健康被害を受け(1月18日現在)、死亡者まで出したことに対して、ジェネリックに対する信頼は失墜した。爪水虫では死なないが、その治療薬で死ぬ、これでは怖くてジェネリックを選べない。いちど失った信頼の回復は容易ではない。(松尾)
■米ジョンズ・ポプキンス大の集計では、新型コロナウイルスの累計感染者数が世界全体で1億人を超え、死者数は215万人を上回ったと伝えられた。感染者数は約2カ月で倍増している。我が国でも感染者数は増加し1月8日から全国でなないものの2度目の緊急事態宣言が発令されている。長らく続くコロナ禍で人々は言い知れぬ不安に苛まれている。そんな気分が漂っている中、2月下旬から医療関係者を対象にワクチン接種が始まる。4月からは高齢者や基礎疾患のある人を対象に広げていくという。ワクチン接種がいまの閉塞感を打ち破る福音になるのか、希望がそこに託されている。(髙橋)