非ホジキンリンパ腫。他施設で診断したところ、診断名が変わった

回答者:岡元 るみ子
東京都立駒込病院 化学療法科医長
発行:2007年12月
更新:2013年12月

  

2006年1月に、近くの病院で検査を受けた結果、非ホジキンリンパ腫の濾胞性B細胞性リンパ腫と診断されました。化学療法を続けましたが、完全寛解は得られませんでした。化学療法を終えて半年後、他の病院で再度検査をしたところ、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫と診断されました。最初の病院の診断は間違っていたのでしょうか。また、どんな治療が適切なのでしょうか。

(大分県 男性 52歳)

A 途中で形質転換は珍しくない

濾胞性リンパ腫は、途中で、びまん性大細胞型に変わることがあります。これを形質転換あるいは組織学的進展と呼んでいます。最初の診断が間違っていたのではなく、こうしたことは珍しいことではありません。

びまん性大細胞型に形質転換した場合の治療法は、中高悪性度リンパ腫と同様の治療になります。

まず、最初の濾胞性リンパ腫にどんな治療をしたかを確認します。B細胞性とのことですから、おそらくR-CHOP療法などを行ったと思われます。今まで投与したドキソルビシンの総投与量は心臓に対する副作用とも関係しますので詳しい投与量も必要です。治療は救援化学療法にリツキサンを併用した治療を行うことになると思います。52歳ですから、自家造血幹細胞移植を併用した大量化学療法も選択の1つにあがります。

同じカテゴリーの最新記事

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート1月 掲載記事更新!