検査・治療法

抗がん薬の副作用

チーム医療による抗がん薬の副作用管理~がん研有明病院「チーム・スチバーガ」による報告~

2013年12月

がん研究会有明病院消化器内科化学療法担当部長の水沼信之さん進行・再発大腸がんの3次治療以降に用いることができ、さらにGIST(消化管間質腫瘍)の3次治療以降に対しても投薬が承認された分子標的薬*スチバーガ(一般名レゴラフェニブ)。先ごろ都内で開かれたバイエル薬品株式会社主催のセミナーで、大きな期待の寄せられているスチバーガをより安全に、継続的に服用するための取り組みについて、がん研究会有明病院「チ...

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治療を完遂するためにも、1人で悩まずきちんと医療者に伝えて セルフケアが重要!末梢神経障害はこうして乗り切ろう

2011年8月

患者・医療従事者間相互の 情報提供が大切と語る 矢ヶ崎香さん 抗がん剤の副作用の中でも、今最もやっかいな末梢神経障害。 患者さんのQOL(生活の質)に大きく関係し、その後のがん治療にも大きく影響を及ぼす。 軽視できないこの副作用の対策法を見直してみたい。 本人以外はわかりにくい副作用 [図1 末梢神経細胞] 神経線維:微小管は細胞分裂に関するほか、神経細胞では細胞体で作られたタンパク質を神...

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患者ケア特集 薬剤の特徴や副作用、対処方法を知っておけば、外来化学療法は怖くない 外来化学療法の副作用対策はセルフチェックが何より大事

2011年8月

外来化学療法ホットラインの普及に奔走する 後藤功一さん 入院で行われる抗がん剤治療が減り、外来で治療を受ける人が増えている。 外来化学療法の副作用対策のポイントは、患者さん自身が自分の体調の変化をよく知り、対処方法を知っておくこと。 そこで、それぞれの副作用に対する対処方法をまとめた。 現実のものになった外来での抗がん剤治療 [国立がん研究センター東病院における外来化学療法件数の年次推移] 「...

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無理をせず、できる範囲のセルフケアを心がけて、治療を続けていこう つらい血液がん化学療法の副作用は治療とセルフケアで上手に付き合う

2011年5月

がん・感染症センター 都立駒込病院 血液内科病棟主任看護師の 清弘絵美さん がん・感染症センター 都立駒込病院 血液内科病棟次席看護師の 小林葉子さん 血液がん治療を受ける患者さんやその家族にとって、化学療法の副作用はつらいもの。 ついつい神経質になったり、がんばりすぎてしまったりしがちだが、上手に付き合うにはどうしたらよいのだろうか。 初回が大切副作用治療「血液がんの化学療法(抗がん...

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血液がん、小児がん、患者さんに朗報! 切れ味のよい薬剤で危険な副作用「腫瘍崩壊症候群」を止める!

2011年5月

東京慈恵会医科大学付属第3病院 腫瘍・血液内科診療部長の 薄井紀子さん 化学療法がよく効くために腫瘍が壊れて高尿酸血症などを起こし、患者さんを死に至らしめるおそれのある腫瘍崩壊症候群。 この緊急処置を要する症状を防ぐため、新しい薬剤、ラスリテックが現れた。 治療薬は効いたが、腫瘍崩壊症候群を止められなかった東京慈恵会医科大学付属第3病院腫瘍・血液内科診療部長の薄井紀子さんには、悲しくて悔しい臨...

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患者さんができる対処法をわかりやすく解説! 前立腺がん抗がん剤の副作用を乗り越えて

2011年4月

横浜市立大学大学院 医学研究科泌尿器病態学准教授の 上村博司さん 進行した前立腺がんと長く共存していくのに不可欠な薬が、抗がん剤のタキソテールである。 患者さんがこの抗がん剤の副作用と上手に付き合っていくためにはどうすればよいか、患者さんの生の声も交えて解説する。 PSAが低い段階でタキソテール治療を開始前立腺がんにはいろいろな治療法があるが、進行がんの場合、まず選択されるのはホルモン療法であ...

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抗がん剤治療完遂のために、今、重視されつつある副作用対策 患者目線に立ったチーム医療の確立が支持療法・副作用対策を成功させるカギ

2011年4月

慶應義塾大学医学部 臨床薬剤学教授の 谷川原祐介さん 抗がん剤による口内炎、下痢、食欲不振などの副作用に悩まされている患者さんが多い。 その副作用対策として大きく期待されているのが成分栄養剤だが、飲み続けるのに苦労する患者さんが多いのも事実だ。 それをチーム医療でサポートし、副作用対策を成功させようという試みが、今注目を集めている。 副作用対策が、がんと闘う体力・気力を呼び戻すがんの薬物治療...

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保湿ケアと早めの休薬・減量で症状は改善 早めの対策が治療継続につながる!手足症候群の予防と対策

2011年4月

千葉県がんセンター 薬剤部上席専門員の 浅子恵利さん 抗がん剤の影響で、手足に炎症や痛みが集中的に起こる手足症候群。「重症化すると物を持てなくなったり、歩けなくなったりして、 日常生活が困難になります」。こう指摘するのは千葉県がんセンター薬剤部上席専門員の浅子恵利さん。 早めに対処することが、翻って抗がん剤治療の継続につながると浅子さんは話しています。 手足の炎症や痛みで持てない、歩けない!...

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皮膚障害が出るのは薬が効いている証拠。前向きにとらえてケアしよう タルセバによる皮膚障害は正しい治療とセルフケアで乗り越えよう

2011年4月

聖路加国際病院皮膚科 ・形成外科外来 アシスタントナースマネージャーの 金児玉青さん タルセバなどのEGFRチロシンキナーゼ阻害剤には、副作用として皮膚障害がみられます。しかし、これは治療効果が表れている証。 ここでは皮膚症状を上手にコントロールするための治療法やセルフケアの方法について解説します。 皮膚障害は治療効果の証分子標的薬の1つに上皮増殖因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害剤...

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医師との連携を絶やさず、早期発見・早期手当てを 腎がん分子標的薬の副作用「手足症候群」を上手に乗り切る

2011年1月

東京大学医学部付属病院 泌尿器科・男性科准教授の 久米春喜さん 進行・再発腎がんの薬物治療は、分子標的薬の登場により大きく変わりつつある。しかし、つらい副作用に耐えられず、治療を断念してしまう患者さんも少なくない。副作用と上手に付き合いながら、治療を続けていくコツを伺った。 進行腎がんの治療を一変させた分子標的薬 超音波やCTなどの検査の普及によって、近年、腎がんが小さい段階で見つかるこ...

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