皮膚転移にはどんな治療法が有効?
2011年2月
乳がんからの皮膚転移について質問します。胸壁に再発し、右胸の広範囲の皮膚、腋に転移が広がっています。また、腋の下のほうにしこりがあり、うち1つは筋肉に癒着しています。主治医から皮膚移植手術を提案されていますが不安です。皮膚転移にはどんな治療法が考えられますか。化学療法ではどんな薬を使いますか。皮膚移植手術後の再発率はどのくらいですか。(東京都 女性 40歳)A 皮膚移植はせず、全身治療のホルモン剤...
進行・再発乳がん
2011年2月
乳がんからの皮膚転移について質問します。胸壁に再発し、右胸の広範囲の皮膚、腋に転移が広がっています。また、腋の下のほうにしこりがあり、うち1つは筋肉に癒着しています。主治医から皮膚移植手術を提案されていますが不安です。皮膚転移にはどんな治療法が考えられますか。化学療法ではどんな薬を使いますか。皮膚移植手術後の再発率はどのくらいですか。(東京都 女性 40歳)A 皮膚移植はせず、全身治療のホルモン剤...
2010年7月
62歳の妻のことでご相談します。妻は4年前、左胸に乳がんが見つかり、手術を受けましたが、その後、肺と骨に転移していることがわかりました。再発後はタキソール(一般名パクリタキセル)の治療を続けていましたが、副作用のしびれがひどく、日々の生活に支障をきたすようになってきました。そのことを主治医に相談したところ、ジェムザール(一般名ゲムシタビン)という薬を勧められました。ジェムザールの点滴治療を受けるこ...
2010年6月
去年の1月に乳がんの肺・骨転移が見つかりました。骨転移は2カ所で、ゾメタ(一般名ゾレドロン酸)の治療を受け始めましたが、歯の治療を受けたところ、目の周りがしびれるようになり、ゾメタは中止になりました。ホルモン剤は変更して受けていましたが、咳が止まらない上、腫瘍マーカーが上昇したため、7月から抗がん剤治療になりました。12月までタキソール(一般名パクリタキセル)を6クール受けました。抗がん剤の投与を...
2010年4月
右乳房の切除手術をしてから3年間、アロマターゼ阻害剤のアリミデックス(一般名アナストロゾール)を服用中です。骨粗鬆症などの骨の障害を減らすために、ビスホスホネート製剤も飲み始めました。乳がんの骨転移に、放射線治療が有効と聞いています。 放射線治療を受けたほうがよいのでしょうか。(大分県 女性 60歳)A 放射線治療は予防のために行うものではない。現時点では不要ビスホスホネート製剤は、アロマターゼ阻...
2010年2月
2004年12月に左乳房温存手術を受けました。手術後には、化学療法、放射線療法、ホルモン療法を受けました。2009年1月、がんの肺転移と骨転移が確認されました。1月から6月まではホルモン剤のアリミデックス(一般名アナストロゾール)を服用し、2月からゾメタ(一般名ゾレドロン酸)の点滴が始まりました。ゾメタの点滴を受けながら、歯の治療も受けていたためか、6月から顔の左半分にしびれや麻痺が起こりました。...
2009年11月
数年前に、右乳房にがんが見つかって、最近、検査で肺に1カ所しこりのあることがわかりました。肺転移の可能性もあるようです。手術で切除したほうがよいのでしょうか。(岐阜県 女性 61歳)A 転移性肺がんの場合、一般的に手術適応はなく、全身療法を行う重要なのは、肺のしこりが乳がんとは別の原発性なのか、転移性なのかを見極めることです。一般的に、原発性では手術適応であり、根治できる可能性があります。一方、乳...
2009年2月
乳がん由来の多発骨・肝・肺転移を発症し、国立がん研究センター中央病院で、2つの抗がん剤治療を受けたものの好転していません。治療経過などを説明します。1997年4月、乳がんのため、右乳房切除。エストロゲン受容体(+)、プロゲステロン受容体(+)、HER2(-)。手術後、多発骨転移が判明し、ホルモン治療を開始。2000年7月、腫瘍マーカーのがん胎児性抗原(CEA)が上昇したため、ホルモン剤を変更。その...
2008年11月
妻(56歳)のことでご相談します。昨年、乳がんを再発しましたが、効果を示す薬剤はもうないと主治医に言われました。妻はアルコールに過敏な体質で、飲酒できなく、タキソール(一般名パクリタキセル)は投与できないとも言われました。アルコールを含まない抗がん剤としてアブラキサンという抗がん剤が開発中であることをインターネットで知りました。この抗がん剤はどのような薬剤なのでしょうか。妻にも使えるでしょうか。な...
2008年10月
2年前に乳がんと診断されました。がんは乳房の中で広がっていて、大きさは5センチほどで、全摘手術を受けました。リンパ節転移は6個と多く、ハイリスクグループと言われました。手術の2日後にFEC療法*とタキソテール(一般名ドセタキセル)をそれぞれ4クール受け、その後、ホルモン療法としてアリミデックス(一般名アナストロゾール)を内服しています。しかし、今年の3月に、全摘したところと同じ箇所の、上の筋肉の中...
2008年4月
2004年12月、乳がんが発見されました。すでに脊椎に転移していて、まったく歩けませんでした。しかし、抗がん剤やアレディア(一般名パミドロン酸二ナトリウム)などの治療を受けて、歩けるようになりました。 2006年1月に右乳房リンパ全摘出手術を受けました。それ以降、ゼローダ(一般名カぺシタビン)とアレディア〔途中でゾメタ(一般名ゾレドロン酸)に変更〕の治療を受けていましたが、去年の12月からゾメタは...