がん性腹膜炎の有効な治療法は?
2008年3月
64歳の父のことでご相談です。1年前に、胃の内視鏡検査で胃体下部(出口側)に病変が見つかり、胃がんと診断されました。手術で胃を3分の2切除しましたが、がんは胃の外側の膜まで達していて、リンパ節にも転移していたようです。最近、再発を告げられました。担当医から「がん細胞がお腹の中で、種を播くようにぱらぱらと広がるがん性腹膜炎を起こしていて、有効な治療法はない」との説明を受けました。それでも、少しでも有...
2008年3月
64歳の父のことでご相談です。1年前に、胃の内視鏡検査で胃体下部(出口側)に病変が見つかり、胃がんと診断されました。手術で胃を3分の2切除しましたが、がんは胃の外側の膜まで達していて、リンパ節にも転移していたようです。最近、再発を告げられました。担当医から「がん細胞がお腹の中で、種を播くようにぱらぱらと広がるがん性腹膜炎を起こしていて、有効な治療法はない」との説明を受けました。それでも、少しでも有...
2008年3月
2期の胃がんと診断されました。手術を受けるつもりです。担当医の説明では、手術後は再発を予防するために、抗がん剤治療もしたほうがよいとのことです。手術後の抗がん剤治療は、受ける必要があるのでしょうか。受けないと、影響はあるのでしょうか。また、手術の方法にはいろいろあるようですが、どんな手術の方法が適切なのでしょうか。(高知県 男性 61歳)A 原則として、術後に抗がん剤治療を行うべき2期の胃がんであ...
2008年3月
81歳の母のことでご相談です。歩くのが不自由で、車いすを使っていますが、会話は普通にできます。意識はしっかりしています。最近、胃カメラ検査を受けて、早期胃がんが見つかりました。内視鏡で切除できるとの説明を受けました。母には検査結果については、まだ知らせていません。告知をすべきかどうか迷っています。また、高齢なので、内視鏡による切除にも多少不安を覚えています。81歳でも、安全に受けられるのでしょうか...
2008年2月
1b2期の子宮頸がんと診断されました。治療法はリンパ節郭清も行う外科手術(広汎子宮全摘出術)を勧められています。しかし、手術を受けると、リンパ浮腫や排尿障害などの副作用が起こる可能性があると、主治医から説明を受けました。心配になり、同じく子宮頸がんを経験したことのある知人に相談したところ、放射線治療が子宮頸がんにも効果があるという話を聞きました。さらには、放射線治療に抗がん剤治療を加えた化学放射線...
2008年2月
子宮体がんになり、半年前に子宮と卵巣の全摘手術を受けたところ、ステージは1c期でした。卵巣を摘出したため、ほてりや発汗、頭痛、めまいなどの更年期障害に似た症状が出るようになり、つらい毎日です。ホルモン補充療法は受けられないか、主治医に相談しましたが、がんが再発する可能性があるので、まだできないと言われました。ほてりなどの症状を抑える治療法は、ほかに何かないでしょうか。また、どれぐらいすると、ホルモ...
2008年2月
右の卵巣に卵巣嚢腫ができたため、2年ほど前から病院の婦人科にかかっていました。嚢腫の大きさは6センチほどです。半年に1回、検査を受けていたところ、嚢腫が少しずつ大きくなったため、手術で右の卵巣と卵管を摘出してもらいました。病理検査では、未熟奇形腫という胚細胞腫瘍と診断されました。腫瘍の一部に穴があき、内容が漏れていた(被膜破綻が見られた)ため、進行期は1c期です。主治医からは、BEP療法という抗が...
2008年2月
78歳の父のことで相談です。食道の中央近くに大きさ5ミリほどのポリープが1個見つかりました。担当医からは、「早期の食道がんです。すぐに身体に影響するとか、命にかかわることはないと思います。手術、抗がん剤、放射線治療は行わないという選択もあります」という説明を受けました。父は、肺気腫という持病もあり、何もしないという選択でよいでしょうか。内視鏡手術という治療法もあると聞いていますが、78歳の高齢者で...
2008年2月
会社の定期検査で食道の中央の胸部食道に腫瘍が見つかりました。紹介先の病院で検査を受けたところ、腫瘍の大きさは直径3センチほどで、ステージ1の食道がんのようです。手術を勧められています。かなり大がかりな手術になりそうです。できれば、身体に負担のかからない手術や、化学療法などを選びたいと思います。治療法のアドバイスをお願いします。(栃木県 53歳 男性)A 第1選択は、鏡視下手術大きさ3センチでステー...
2008年2月
夜中に呼吸が苦しくなり、近くのクリニックを受診しました。その結果、直径4センチの腫瘍が食道をふさいでいることがわかりました。そこで、紹介先の病院で、長時間の手術を受けました。手術中にお腹に腸瘻を造り、術後はそこから栄養剤を補給しました。退院後は、TS-1(一般名テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム)という飲み薬を服用しながら仕事を続けましたが、吐き気や、下痢などの副作用に悩まされて、服用を中...
2008年2月
前立腺がんと診断されました。転移はなく、がんは局所にとどまっているだろうということで、放射線治療(外照射)を勧められています。手術は医療施設や医師によって、技量に差があることはわかります。放射線治療も、施設や医師によって、治療の成果や副作用に差が出るものなのでしょうか。もし技量に差があるとしたら、何に留意して、施設や医師を選べばよいでしょうか。(熊本県 男性 66歳)A 診断と治療の医師が別れてい...