舌がんがリンパ節や肺に転移。今後の治療法は?

回答者:林 隆一
国立がん研究センター東病院 頭頸科・手術部長
発行:2008年4月
更新:2019年8月

  

2007年の1月に舌がんの手術を受けました。しかし、9月にリンパ節転移が確認され、リンパ節郭清の手術を受けました。リンパ節には6個の転移がんが確認されました。その後、ブリプラチン(一般名シスプラチン)+5-FU(一般名フルオロウラシル)の抗がん剤治療を受けていましたが、2008年の1月に肺への転移が見つかりました。 この先、どのような治療法がありますか。

(福島県 男性 58歳)

A タキソテールを加える方法などがある

舌がんで肺転移が確認された場合は、ほかの臓器にも転移がある場合が少なくありません。また、舌がんには抗がん剤治療が効きにくい傾向があります。そうしたことを考えても、今後の治療はおそらく治癒を目指すより、対症療法、延命治療に重点が置かれるようになると思います。

とはいえ、舌がんの肺転移など頭頸部がんに対しては、今、新しい抗がん剤やその組み合わせなどが開発されつつあるところです。たとえば、ご相談者が受けていたブリプラチン+5-FUにタキソテール(一般名ドセタキセル)を加えて3剤で治療する方法などもあるかもしれません。そのほか、どんな抗がん剤治療が考えられるか、担当の医師とよくご相談のうえ、お決めになってください。

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