がん相談

CTで2ミリの影。経過観察だけで大丈夫か?

2012年1月

3年前に肺がんの3a期で右肺下葉を切除し、その後、抗がん剤治療を受けました。先月、CT検査で2ミリほどの影が見つかりましたが、「半年後の検査で様子を見ましょう」と言われています。時間が経っても大丈夫なのでしょうか。血液検査の結果は問題ないそうです。(石川県 男性 65歳)A すりガラス状の2ミリの影なら、半年後に検査をCT画像で影が見えた場合には、①細菌などによる炎症によるもの、②炎症の痕(肉芽腫...

詳細はこちら

尿漏れは完治しますか?対策は?

2011年12月

約1年前に前立腺がんの摘出手術を受けました。尿漏れはだいぶ少なくなり、普段の生活にはほぼ支障がなくなりましたが、飛んだり跳ねたり走ったりすると、どうしても尿漏れを起こします。気分的にもすぐれません。完治できるものなのでしょうか。(栃木県 男性 69歳)A 骨盤底筋体操で改善を目指す■骨盤底筋体操の例(赤倉功一郎:前立腺がんの最新治療、主婦の友社、2011より抜粋引用)尿漏れは、前立腺の全摘除術を受...

詳細はこちら

再発を防ぐ生活の工夫とは?

2011年12月

前立腺がんの放射線治療を2年前に受け、PSA値も0.02台まで下がり、経過は良好です。このままなんとか再発せずに、療養できたらいいと考えています。食事や運動などの生活面ではどのようなことに気をつけたらいいでしょうか。(神奈川県 男性 76歳)A 再発よりも治療の副作用を防ぐため、食物繊維の多い食事を放射線治療後2年を経て、経過も良好のようですから、気をつけたいのは、再発しにくい食生活などよりは、放...

詳細はこちら

どこまでPSAが上昇したら再治療?

2011年12月

5年前に前立腺がんを発症し、約1年間ホルモン療法を行った後、休止。経過観察にて今日に至っています。半年前にPSA値が10.0に上昇しました。今後は経過観察をどのようにするのか、治療を開始する可能性があるのか。教えてください。(和歌山県 男性 82歳)A PSA値が10以上ならホルモン療法をご質問内容から、間欠的ホルモン療法を行われているのだと推測します。これによりホルモン療法を休止している人の場合...

詳細はこちら

下咽頭がんが再発。放射線以外の治療法は?

2011年12月

4年前に2期(リンパ節転移なし)の下咽頭がんと診断され、放射線治療を受けました。治療はうまくいって、がんはいったん消えたのですが最近、局所再発したことがわかりました。とても悔しいです。担当医からは「1回目に放射線治療を行っているので、もう放射線は使えない」と告げられています。私は体に負担をかけたり、QOL(生活の質)を下げたりする治療は、なるべく受けたくありません。放射線治療以外であれば、どのよう...

詳細はこちら

抗がん剤が効いた進行喉頭がん。手術しなくてよいか

2011年12月

62歳の父のことでご相談です。父は先ごろ、喉頭がんと診断されました。がんはとても大きくなっており、その時点では喉頭全摘出術を受ける可能性が大きかったのですが、手術前に化学療法を受けたところ、がんが半分以下に縮小しました。そのため、主治医は治療方針について、「手術はやめて、化学療法+放射線治療(化学放射線療法)でもよい」と言っています。私たち家族は父が声を失うことを半ば覚悟していたのでうれしい限りで...

詳細はこちら

化学放射線療法が無効の進行上顎洞がん。ほかの治療法は?

2011年12月

6センチを超える上顎洞がんが見つかり、病期は4b期と診断されました。手術はせず、シスプラチン*+5-FU*+タキソテール*と放射線の併用治療を受けましたが、残念ながら目立った効果が見られません。主治医は「標準治療で使える抗がん剤は限られていて、薬を替えるとしても、あとはTS-1*くらいしかない」と言います。臨床試験中でもかまわないので、ほかに使えそうな抗がん剤はないでしょうか。また、抗がん剤と放射...

詳細はこちら

肝がんに有効な治療法は?

2011年12月

肝がんと診断されました。肝がんは、抗がん剤が効きにくいと聞きました。最近、肝がんに効きやすい薬剤も出てきたそうですが、今後どのような治療をするのか、またどのくらい有効かを教えてください。(熊本県 男性 58歳)A 肝機能の状態によって治療法も異なる肝がんの治療には手術、ラジオ波焼灼療法、血管内治療などがありますが、どれを選ぶかはがんの大きさと数、それと肝臓の機能によって変わります。がんが3センチ以...

詳細はこちら

C型肝炎。肝がん発症の遺伝子検査を受けたい

2011年12月

昭和42年に手術を受けたときの輸血が原因で、C型肝炎を発症しました。現在、肝臓の数値などはAST29、ALT24、PLT21.8万などです。先日、「理化学研究所がC型慢性肝炎に起因する肝がん発症に深く関わる遺伝子を発見」というニュースを聞きました。DEPDC5遺伝子型をもっていることで、肝がんの発症リスクが約2倍に高まるとのことですが、今後、子供の受験を控えているので、治療が本当に必要なのかどうか...

詳細はこちら

食道がんの手術後に肺炎になったときの治療は?

2011年11月

3期の食道がんと診断され、手術を受けることになりました。主治医の説明では「術後に肺炎になる可能性がある」とのこと。母が肺炎で他界したため、肺炎と聞くととても怖いです。肺炎になったときの兆候とはどのようなものですか。なってしまったら、どのような治療がされるのでしょうか。自分でできる予防策はありますか。(鳥取県 男性 64歳)A 禁煙や痰を出す努力をしましょう都立駒込病院食道外科部長の出江洋介さん術後...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート11月 掲載記事更新!