がん相談

ステージ4の膵がん。治すことは可能か?

2012年2月

先日、おなかの痛みを感じて検査を受けたところ、ステージ4の膵がんと診断されました。治療法としては、ジェムザール*という抗がん剤を使った、薬物療法がいいのではないかといわれております。治すことができる治療法は、もうないのでしょうか。(千葉県 女性 52歳)A 完全に治すことは難しいが、症状緩和と延命は可能膵がんに対して有効性が示されている治療には、手術、放射線療法、化学療法などがあります。それらの中...

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膵管内乳頭腫瘍が増大。重粒子線治療ができるか

2012年1月

5年前に膵管内乳頭腫瘍と診断されました。大きさは2センチでした。それから経過観察してきましたが、今年になって少しずつ大きくなり、半年間で2.8センチに増大しました。分化型の腫瘍と言われていて、場所は主膵管が分岐するところにあります。主治医の先生からは手術を勧められていますが、年齢が80歳と高齢なので、できることなら手術は避けたいと思っています。重粒子線治療を受けることはできるのでしょうか。(岐阜県...

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前立腺がん治療に伴う副作用は少ないか

2012年1月

PSA*検診で前立腺がんがわかりました。病期はB期で、手術あるいは放射線治療のどちらかを選択して治療をすることになりました。どちらの治療も効果はほとんど同じということなので、副作用が軽い治療を受けたいと思っています。重粒子線治療は副作用が少ないと聞きました。ほかの治療と比較して、本当に少ないのでしょうか。(茨城県 男性 59歳)A 他の治療法より副作用は少ない前立腺がんの治療後に起こる副作用は、そ...

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多発肝がんに重粒子線治療は適応か?

2012年1月

肝臓に4センチが1つ、2センチが2つ、1センチが1つと、4カ所のがんを多発しています。もともとC型肝炎で、肝機能が良くないために手術は難しいといわれています。重粒子線治療は受けられますか。(岡山県 女性 68歳)A 肝動脈塞栓療法を考慮したい肝臓にがんが4つあるとのことですが、4つがある程度近い領域にまとまっていれば重粒子線治療が可能かもしれません。ただこういったケースは、あまり一般的ではありませ...

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前がん病変。治療しなくていいのか

2012年1月

B型肝炎で、前がん病変であることがわかり、不安を抱えています。主治医の先生は、「はっきりがんという診断になるまで経過観察」という判断でした。本当に治療しなくてもよいのでしょうか。(兵庫県 男性 55歳)A がんに移行するのは3割。経過観察でよい肝硬変は、結節といって、つぶつぶのものがたくさんできて硬くなっている状態です。慢性肝炎や肝硬変では、肝臓の細胞が死んでいく一方で、この結節が代わりにできてき...

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声を温存するには?

2012年1月

甲状腺にがんが見つかり、乳頭がんと診断されました。がんの大きさは3センチほどで、甲状腺に隣接する反回神経*のすぐそばにあるため、「がんの手術によっては最悪、声がうまく出なくなるかもしれない」と主治医に言われました。私は接客業をしており、声を温存したいと願っています。反回神経を傷つけなくてすむ手術法や治療法はないでしょうか。また、傷ついた神経を治したり、声を再び出せるようにする方法はあるでしょうか。...

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濾胞がんが骨転移。治療法を知りたい

2012年1月

38歳の妻のことでご相談です。妻は今年初め、甲状腺右葉に2センチほどの腫瘍が見つかり、手術で右葉を切除しました。くわしい検査で濾胞がんと診断され、経過観察をしていましたが最近、鎖骨が痛みだし、がんが転移していることがわかりました。骨に転移すると予後がとても悪くなると聞き、ショックを受けています。どのような治療を受ければいいのでしょうか。(埼玉県 男性 40歳)A 放射性ヨード治療が基本ご相談のケー...

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進行乳頭がん。術後ホルモン療法は有効か

2012年1月

甲状腺左葉に5センチ大の乳頭がんが見つかり、気管にも浸潤が見られたので、甲状腺全摘に周辺組織切除を伴う拡大手術を受けました。主治医は再発予防の治療法として、「TSH抑制療法」というホルモン療法もあると言います。私は、TSH抑制療法を受けたほうがいいですか。(石川県 女性 53歳)A ヨード治療→TSH抑制療法が一般的甲状腺刺激ホルモン(TSH)は脳で産生され、甲状腺を刺激して甲状腺ホルモンの分泌を...

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3b期の非小細胞肺がんで、喘息傾向あり。治療法は?

2012年1月

3b期の非小細胞肺がんで、化学療法を勧められました。放射線治療を同時に行う方法があるようですが、長年の喫煙による喘息傾向があるため、勧められないとのことです。化学療法だけで大丈夫でしょうか。(北海道 男性 76歳)A 化学放射線療法は勧められないが、逐次療法を検討して喫煙によって喘息発作のような症状が起こる人は、もともと肺がたばこによるダメージを受けている場合が多く、放射性肺臓炎や間質性肺炎の急性...

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ALK阻害剤とはどんな薬か

2012年1月

非小細胞肺がんの腺がんです。腺がんだとALK阻害剤という新しい薬剤による治療が受けられる可能性があると聞きました。ALK阻害剤とはどんな薬なのでしょうか。またこの治療を受ける場合、どうすればいいのでしょうか。(東京都 男性 49歳)A 有効な条件に合えば臨床試験をALK阻害剤とは、腺がんで、非喫煙者で、50歳以下で、EGFR遺伝子の変異がなく、EML4-ALK遺伝子がある患者さんに有効とされる分子...

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