がんサポート4月 【最新治療】免疫チェックポイント阻害薬併用化学療法 掲載記事更新のお知らせ
【最新治療】免疫チェックポイント阻害薬併用化学療法 ※ログインしてご覧ください
複合がん免疫療法が、がん薬物療法の主力に! 免疫療法の個別化医療を目指す
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●連載
ドイツがん患者REPORT 90 ドイツレポートを振りかえって 前編
●4月 編集後記
■がん研有明病院大腸外科の秋吉先生に話を伺った。大腸がん治療の世界的スタンダードは、術前化学放射線療法だが、日本では2022年最新版のガイドラインでも推奨されていない。日本での標準治療は側方郭清を伴う手術で、世界の標準治療と大きく異なる。しかし、術前化学放射線療法の前か後に全身化学療法を行うと、米国の試験では手術しなくてもいい例が5割を超えるデータが出て、世界的に注目されているという。がん研でもいい成績が出ているとのことで、今後を注目したい。(松尾)
■桜の季節がやってきた。この花にまつわる詩歌はたくさんあるが、西行法師の「願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃」や、作家・井伏鱒二の名訳「花に嵐の例えもあるさ さよならだけが人生だ」(「勧酒」)や、良寛和尚の「散る桜残る桜も散る桜」などが人口に膾炙している。最近、桜の花が散る光景を見事に表した句を見つけた。「花びらを追う花びらを追う花びら」(夏井いつき)。春風の中、桜の花びらが散っていく光景がありありと浮かんでくるではないか。そんな平穏な世の中になれかし、と祈る。(髙橋)