トピックス

[2024.03.22] がんの確定診断は病理医 迅速診断に欠かせない病理検査機器の発展

[2024.3.22] 取材・文●「がんサポート」編集部病理プレスセミナーでの佐々木毅さんと桜井恵子さん がんの検査を受けて、がんの疑いがある場合、がんと診断するには、細胞診や組織診(生検)と呼ばれる病理検査が必要です。その検査結果をもとに病理医が確定診断を行います。病理検査機器の発展は、がんの治療成績向上に役立つものですが、病理検査に使用する機器や病理医は、患者さんの目にはなかなかふれないもので...

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[2024.02.27] 「トロデルビー」が日本で申請された トリプルネガティブ乳がんの新規治療薬

[2024.2.27] 取材・文●「がんサポート」編集部日本人女性のがん罹患率のトップが乳がん。女性の15人に1人が発症し、新たに年間10万人弱が診断されています。乳がんとひと口に言っても、タイプによって治療法も異なります。HR(ホルモン受容体)・HER2陰性のトリプルネガティブは、他のタイプの乳がんと比べて予後不良と言われていて、ホルモン療法も抗HER2薬も使えません。そのため新規薬剤の登場が待...

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[2024.02.06] アベクマが早期ラインでの使用可能に 再発・難治性多発性骨髄腫のCAR-T細胞療法

[2024.2.6] 取材・文●「がんサポート」編集部CAR-T細胞療法は、2019年に保険適用された血液がんの治療法で、悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫に適応になっています。2024年1月現在では、5種類のCAR-T細胞療法が承認されています。日本ではアベクマが2022年1月に再発・難治性多発性骨髄腫に承認されていますが、2023年12月に早期治療ラインでの使用に対する承認がされました。 増加...

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[2023.12.04] 悪性リンパ腫の中で最も多いびまん性大細胞型B細胞リンパ腫に新薬登場!

[2023.12.04] 取材・文●「がんサポート」編集部血液がんは、血液細胞が分化する過程でがん化することにより起こります。よく知られているのは、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫ですが、血液がんの種類は多種多様です。その多くの種類の中で、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に新薬が承認されました。 悪性リンパ腫の中で最も多いB細胞性リンパ腫 2023年11月28日、ジェンマブ株式会社とアッヴィ合同会...

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[2023.11.21] リキッドバイオプシーの登場でゲノム医療が加速 遺伝子パネル検査のより早い段階での実施が望まれる

[2023.11.21] 取材・文●「がんサポート」編集部がんゲノム医療の技術は、進化し続けています。これまでは手術時の腫瘍組織などを用いて遺伝子パネル検査を行なっていましたが、2021年8月から、リキットバイオプシー検査が保険適用されました。今後、ますますがん遺伝子への標的治療薬が増えて、遺伝子パネル検査の重要性は増しています。 リキッドバイオプシーの登場でゲノム医療がより進化 2023年11月...

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[2023.11.01] 痛みの度合を把握し、うまく鎮痛薬を使う がん疼痛治療のキーポイント

[2023.11.01] 取材・文●「がんサポート」編集部モルヒネをはじめとする医療用麻薬には、今なおさまざまな誤解と偏見が残っている。患者さんは「モルヒネは中毒が怖い」という偏見がいまだに強い。また、医療者にも誤解は残っていることもある。がん疼痛治療のためには、正しい知識を得ることが大切だ。 がん疼痛治療と貼付剤の進化 2023年10月20日、久光製薬株式会社主催のセミナー「飲まないがん疼痛治療...

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[2023.10.01] 進化・個別化する乳がんの薬物療法 増えている遺伝子検査

[2023.10.01] 取材・文●「がんサポート」編集部日本人女性の9人に1人が発症し、女性の罹患数が最も多いのが乳がん。分子標的薬が次々と承認され、乳がんの薬物療法は進化しています。また、遺伝子検査の保険適用で、遺伝子検査を受ける人も増えています。 乳がん治療の選択肢はこれから益々多岐に 2023年9月27日、アストラゼネカ株式会社は、「遺伝性乳がんメディアセミナー」を都内で開催しました。講演...

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[2023.10.01] がん治療の「経済毒性」軽減のためには、医療従事者との連携や患者の内情に踏込んだ支援が大切

[2023.10.01] 取材・文●「がんサポート」編集部免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬など最近の新規薬剤は非常に高額で、また治療が長期及ぶことも多く、患者さんの経済的負担が増えています。「経済毒性」は、米国を中心に海外では以前から問題視されていましたが、日本では国民皆保険制度と高額療養費制度があるため、あまり問題視されてきませんでした。 医療費は患者さんの共通の悩み 2023年9月26日...

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[2023.10.01] 循環器内科と腫瘍内科との連携づくりが必要 がん薬物療法の心毒性

[2023.10.01] 取材・文●「がんサポート」編集部抗がん薬アドリアマイシンによる心筋症は、以前から知られていました。その後、さまざまな機序の新薬登場などで、がん治療による心疾患が増えています。また、心血管疾患を抱える高齢のがん患者さんも多くいます。そこで2017年7月「日本腫瘍循環器学会」(Onco-Cardiology)が設立されました。 がんと心疾患を合併するケースが増加 2023年9...

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[2023.07.01] 多くの遺伝性疾患に新治療薬の登場を期待 -遺伝子治療メディアセミナー-

[2023.07.01] 取材・文●「がんサポート」編集部6月23日、東京でファイザー株式会社主催、遺伝子治療メディアセミナーが開催された。はじめにファイザー藤井幸一取締役執行役員が講演。遺伝子治療の開発に力を注いでいると強調しました。そして、米満吉和九州大学大学院薬学研究院教授が、遺伝子の基礎、遺伝子治療の現況を報告。さらに米満さんが理事を務める日本遺伝子細胞治療学会の今後の活動方針について述べ...

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