ガンマナイフ後の検査で影。再発か?

回答者:田村 徳子
東京女子医科大学 脳神経外科
発行:2012年9月
更新:2013年11月

  

乳がんが脳転移したため、3カ月前にガンマナイフ治療を受けました。この治療によって、脳に転移していたがんは、いったんほぼ消失していました。ところが、最近の検査で、治療した部位のあたりに影が見えていると言われました。脳浮腫も少しあるそうです。これは、脳転移の再発なのでしょうか。そして、前回の治療からあまり時間が経っていないような場合でも、ガンマナイフ治療は再び受けられるのでしょうか。

(神奈川県 女性 55歳)

A 再発と判断されれば、再度ガンマナイフ治療を

ガンマナイフ治療後に行うMRIなどの検査で、治療部位またはその周囲に、再度造影がみられてきたということだと思います。治療の3カ月後ということを考えると、放射線壊死(放射線によって正常脳組織がやけどのような状態になったもの)、または、ガンマナイフ治療で照射した部位の周辺からの再発が考えられます。

強く造影されている部分が、治療した箇所と一致している場合には、放射線壊死を疑いますが、治療した箇所の周囲が造影されている場合については、再発と考えられます。画像上、両者を厳密に鑑別することは非常に難しく、神経症状や全身状態と併せて検討されます。

症状や脳浮腫が軽度である場合には、経過を見ながら判断をすることになります。再発と診断された際には、再度ガンマナイフ治療が可能です。

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