検査・治療法

ビタミンDの驚くべき効果がわかってきた 消化管がん手術後の再発・死亡リスクを大幅に減少

2023年11月

「アマテラス試験などのメタ解析から、毎日ビタミンDを服用することで、がんによる死亡を12%抑制できることがわかりました。世界中で毎年1,000万人ががんで命を落としています。ビタミンDを服用することで、がんの死亡を10%抑制できたら、毎年100万人の命を救えることになります」と語る浦島さん がんによる死亡を減らすと期待されているビタミンD。日本で行われたアマテラス試験を始め、世界中でいくつもの興味...

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日本発〝触覚〟のある手術支援ロボットが登場 前立腺がんで初の手術、広がる可能性

2023年10月

「Saroaの大きな特徴の1つは、従来のロボットになかった〝触覚〟です。物をつかんだ強さが鉗子にフィードバックされます」と語る三木さん 米国で誕生した内視鏡下手術支援ロボットのダヴィンチが日本に導入されて約20年。その後ロボット手術の普及はめざましく、今やほとんどのがん領域でロボット手術が保険で行えます。そんな中、日本で開発された手術支援ロボットSaroaが2023年5月に承認されました。7月に大...

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dose-denseTC療法も再脚光を ICI併用療法やADC新薬に期待の卵巣がん

2023年10月

「今後登場する免疫チェックポイント阻害薬を含む3剤併用療法や抗葉酸受容体ADC薬に期待すると同時に、日本人に合うdose-denseTC療法の意義を改めて広めていきたい」と話す岡本さん 今年(2023年)6月の米国臨床腫瘍学会(ASCO)で、卵巣がんでは2つの大きな話題がありました。1つは免疫チェックポイント阻害薬(ICI)併用療法に臨床試験で初めて良好な結果が出て、将来の保険適用が視野に入ってき...

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低侵襲で繰り返し治療ができ、予後を延長 切除不能膵がんに対するHIFU(強力集束超音波)療法

2023年10月

「現在進行中のHIFU治験は極めて重要で、手術、放射線療法、化学療法に続く、膵がんの4番目の治療法となる可能性もあると思っています」と語る祖父尼さん 切除不能膵がんの標準治療は、化学療法あるいは化学放射線療法ですが、満足できる治療成績はあげていません。そこで期待されているのが、超音波を集めることでエネルギーを高め、がんを焼灼させるHIFU療法です。2008年から、切除不能膵がんのHIFU療法を行っ...

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心不全などの心血管の副作用に気をつけよう! 乳がんによく使われる抗がん薬

2023年9月

「がんの治療で頑張ってきた患者さんを循環器内科としてサポートしたいと思っていますので、がん治療中に何かおかしいと思ったら早めに相談して欲しい」と語る遠藤彩佳さん 抗がん薬アドリアマイシンによる心筋症は、何十年も前から知られていました。その後、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬など新しい薬剤が登場し、多岐にわたる心血管の副作用(心血管毒性)が懸念されています。また、心血管疾患を抱える高齢のがん患...

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高齢者のがん治療をどのように進めるか 新たな指針『高齢者がん診療ガイドライン』

2023年9月

「高齢者はがんになったときのためにも、インフルエンザや肺炎球菌ワクチン、そして帯状疱疹ワクチンなどの予防接種を事前に受けておくようにするとよいでしょう。それが高齢者のがん治療を安全に、かつ効果的に進めるのに役立ちます」と語る石黒さん 高齢のがん患者さんには、体力が低下している人や、複数の病気を抱えている人が多いため、一般のがん患者さんと同じようにがんの診療を進めるわけにはいきません。そこで、『高齢...

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〝切らない乳がん治療〟がついに現実! 早期乳がんのラジオ波焼灼療法が来春、保険適用へ

2023年9月

「第Ⅲ相試験の中間解析で、手術に劣らない治療成績と十分な安全性が確認され、使用する機器は今年7月に薬事承認されました。今は来春の保険適用を目指して準備を進めております」と話す木下貴之さん 2006年に始まった第Ⅰ相試験から17年、早期乳がんに対する経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)が来春にも保険適用されます。適応は「腫瘍径1.5㎝以下、腋窩リンパ節転移および遠隔転移を認めない限局性早期乳がん」。早期...

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新規薬剤の登場でこれまでのサブタイプ別治療が劇的変化! 乳がん薬物療法の最新基礎知識

2023年8月

「乳がん薬物療法が複雑化した現在、セカンドオピニオンが非常に有効になりました。ガイドラインとエビデンスだけでは語り切れないところに、リアルワールドデータが治療選択のヒントになってきます」と話す大野真司さん 今年(2023年)3月、抗体薬物複合体のエンハーツがHER2低発現に承認されたことで、乳がんの薬物療法はさらなる進化を遂げました。いまや、乳がん専門医でさえ戸惑うほど、治療法は複雑化しています。...

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世界最大規模の画期的研究の一部解析結果が発表 大腸がんの術後補助療法の必要性をctDNAで判断する

2023年8月

「ctDNAで、術後補助療法が必要かどうかがわかり、無駄な治療を回避できることで、副作用で苦しむ人を減らすことができます。また、再発する人も極限まで減らせるのではないかと期待されています」と語る沖英次さん 大腸がん手術後の補助化学療法は、従来はステージと病理検査などから推定されるリスクに応じて行われていました。そこにゲノム医療を導入しようと臨床試験が行われ、術後のctDNAが陽性の人は、陰性の人に...

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「過剰検査・過剰治療の抑制」と「薬物療法の進歩」 甲状腺がん治療で知っておきたい2つのこと

2023年8月

「高リスクになりそうな甲状腺がんには、病理診断を行う段階で遺伝子検査を行うことが勧められます。現在はそのような仕組みがありませんが、今後の課題だろうと思います」と語る杉谷さん 甲状腺がんは、肺がんや胃がんといった他の固形がんとは、かなり異なる特徴をもっています。とくに小さくて転移や浸潤もない超低リスク乳頭がんの場合には、すぐに手術をせず経過観察する「非手術経過観察」も推奨されています。日本のガイド...

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