連載

腫瘍内科医のひとりごと

腫瘍内科医のひとりごと 72 「がん人生の充実」

2016年12月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Kさん(肺がん・73歳女性)はある大学病院で肺の手術を受けた1年半後、がんは両肺に再発しました。分子標的薬の内服で、がんの影は小さくなり、咳などの症状は消えて元気になりました。その頃のKさんから...

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腫瘍内科医のひとりごと 71 「桂の葉」

2016年11月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 ある日、A病院の外来廊下でのことです。点滴架台を引いた入院患者さんと思われるパジャマ姿の白髪の男性が、私に向かって片手を振って、大きな声で「先生、まだ生きていますよ!」と叫びました。近づくとくし...

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腫瘍内科医のひとりごと 70 「体に聞くということ」

2016年10月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 ここ数年、「治療法はもうありません」「あと3カ月の命です」と告げられたたくさんの患者さんが相談に来られました。とてもつらい気持ちでおられる患者さんは、奈落からどうやって這い上がれるのか。私は「宗...

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腫瘍内科医のひとりごと 69 「がん死と自然死」

2016年9月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 ある介護老人施設で、ほとんど認知症状のみられない104歳になるRさん(女性)を看取りました。やや大柄な顔立ちで、白い牡丹のような方でした。2月末になって水分だけで、ほとんど食事を摂らなくなりまし...

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腫瘍内科医のひとりごと 68 「オオカミ少年」

2016年8月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Oさんは会社の部下から「仕事では鬼のように怖い」と言われ、一方ではとても面倒見がよく、慕われていた方でした。定年後は、関連会社に勤め、料理と日本酒、和服が趣味。高校野球では、母校の部の先輩として...

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腫瘍内科医のひとりごと 67 「なさけない禁煙対策」

2016年7月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 Bさん(65歳女性、喫煙歴40年)は診察室に入ってきて、身体中からタバコの臭いを振りまきながら私に訴えます。「肺の精密検査が必要といわれてこの病院に来ましたが、呼吸器内科のS医師はひどいです。タ...

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