がんの薬事典

子宮頸がんの化学療法 同時化学放射線療法(シスプラチン+放射線療法)/抗がん薬単独治療(シスプラチン+タキソール療法)

2015年10月

子宮頸がんの治療は手術が主体だと思われがちですが、実は子宮頸がんのうち手術のみで治療の完結が見込めるのは、がんが子宮頸部の表面だけに存在しわずかに浸潤を認めるⅠ(I)A期の場合のみです。それ以外では、摘出臓器の病理組織診断の結果、再発リスクが大きいと判断されると、放射線療法、もしくは放射線療法と抗がん薬の併用治療が行われます。子宮頸がんを病期別にみると、手術だけの治療よりも、同時化学放射線療法を行...

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再発・進行胃がん治療の化学療法 推奨の1次治療:SP療法(TS-1+シスプラチン)/同等の新1次治療:SOX療法(TS-1+エルプラット)/新たな2次治療:サイラムザ+タキソール併用療法

2015年9月

切除不能な再発・進行胃がんの治療は、「化学療法が第一に考慮されるべき治療法である」と、胃癌治療ガイドラインでは記されています。がんを縮小して、がんの進行に伴う様々な症状を抑え、より良い時間をより長く過ごすことが、再発・進行胃がんの治療の目標ですが、最近の治療薬の開発進歩によって、がんを小さくする効果が、より高くなってきました。今年(2015年)6月には、従来の標準治療に加えて、新しい分子標的薬も登...

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タキソテール(一般名:ドセタキセル)/イクスタンジ(一般名:エンザルタミド)/ザイティガ(一般名:アビラテロン)/ジェブタナ(一般名:カバジタキセル)去勢抵抗性前立腺がんの治療薬

2015年8月

※ただし、化学療法未治療例への安全性有効性は未確立 前立腺がんの治療では、ホルモン療法が行われることがあります。それが効かなくなったのが、「去勢抵抗性前立腺がん」です。かつて、治療薬はタキソテールだけでしたが、2014年に、イクスタンジ、ザイティガ、ジェブタナが承認され、これらも治療に使用できるようになりました。選択肢が増えたことで、治療の可能性が広がったと言えます。ただし、これらの薬をどの順番で...

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ジェムザール(一般名ゲムシタビン)/ブリプラチン・ランダ(一般名:シスプラチン)胆道がんのGC療法

2015年7月

一般名:ゲムシタビン承認:1999年適応:非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、尿路上皮がん、手術不能または、再発乳がん、化学療法後に増悪した卵巣がん、再発または、難治性の悪性リンパ腫 一般名:シスプラチン承認:1983年適応:睾丸腫瘍、膀胱がん、前立腺がん、腎盂・尿管腫瘍、卵巣がん、頭頸部がん、非小細胞肺がん、食道がん、子宮頸がん、神経芽細胞腫、胃がん、小細胞肺がん、悪性胸膜中皮腫、胆道がん、そのほ...

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ネクサバール(一般名:ソラフェニブ)分化型甲状腺がんの治療薬

2015年6月

一般名:ソラフェニブ承認:2008年1月適応:根治切除不能、または転移性の腎細胞がん、切除不能な肝細胞がん、根治切除不能な分化型甲状腺がん手術による切除が、分化型甲状腺がん治療の第一選択です。切除後は補助療法として、放射性ヨウ素治療、甲状腺ホルモン治療が行われます。進行が遅く、切除できれば予後も良好な場合がほとんどですが、中には治療に抵抗する例が少数ながらあります。そのような場合に用いる治療薬が、...

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タキソール(一般名:パクリタキセル)/パラプラチン(一般名:カルボプラチン)卵巣がんのTC療法

2015年5月

一般名:パクリタキセル承認:1997年10月適応:卵巣がん、非小細胞肺がん、乳がん、胃がん、子宮体がん、再発または遠隔転移を有する頭頸部がん、ほか 一般名:カルボプラチン承認:2006年12月適応:頭頸部がん、肺小細胞がん、睾丸腫瘍、卵巣がん、子宮頸がん、悪性リンパ腫、非小細胞肺がん、ほか 卵巣がんの標準治療は、90年代前半のエンドキサンとシスプラチンの併用療法(CP療法)に代わり、90年代後半に...

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ザーコリ(一般名:クリゾチニブ)/アレセンサ(一般名:アレクチニブ)肺がんのALK阻害薬

2015年4月

一般名:クリゾチニブ承認:2012年3月効能・効果:ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん 一般名:アレクチニブ承認:2014年7月効能・効果:ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん 非小細胞肺がん(NSCLC)の治療は、分子標的薬の登場で大きく進歩しました。ALK阻害薬は、非小細胞肺がんの約5%を占めるALK融合遺伝子をもつ肺がんに対し、高い治療効果を発揮...

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アービタックス(一般名:セツキシマブ)/ベクティビックス(一般名:パニツムマブ)大腸がんの抗EGFR抗体薬

2015年3月

一般名:セツキシマブ承認:2008年7月効能・効果:EGFR陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん、頭頸部がん 一般名:パニツムマブ承認:2010年4月効能・効果:KRAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん 現在、分子標的薬は大腸がん治療の1次治療から使用され、治療上重要な位置を占めています。分子標的薬の1つである、抗EGFR抗体薬について、2014年新しい研究結果の発...

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ベルケイド(一般名:ボルテゾミブ)多発性骨髄腫の1次治療薬

2015年2月

多発性骨髄腫(MM)の治療は、1980年以前は*MP療法しか選択肢がありませんでしたが、80年代に抗がん薬を用いた*VAD療法が出現、90年代には自家末梢血幹細胞移植が登場しました。ベルケイドは、2006年に登場した分子標的薬で、その効果の高さから、現在唯一 1次治療の標準治療となっています。 どんな薬?――ベルケイド ◎ベルケイドの作用 多発性骨髄腫(MM)の治療において、*ベルケイドは現在、1...

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オプジーボ(一般名:ニボルマブ)メラノーマ治療で期待の新薬

2015年1月

皮膚がんの1つ、メラノーマには長い間、インターフェロンとダカルバジンしか打つ手がありませんでした。しかも、それらの効果は弱く、決定的な一手には成り得ないものでした。オプジーボは、日本で開発され世界に先駆けて発売された免疫療法薬です。メラノーマへの新たな一手として、治療が始まっています。メラノーマとはどんな病気? メラノーマは皮膚に発生する皮膚がんの1つ。悪性黒色腫とも言われ、非常に悪性度の高いがん...

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