化学療法中に間質性肺炎。今後の治療法は?
2015年12月
父(70歳)の大腸がんが肺に転移し、これまでもいくつかの抗がん薬治療を受けていましたが、現在行っている化学療法中に間質性肺炎を引き起こし、現在そちらの治療を受けています。主治医から、抗がん薬による治療は中止と言われたのですが、今後どのように治療していけばよいでしょうか。(41歳 女性 三重県)A がん性リンパ管症の可能性も。まずはきちんとした鑑別が必要獨協医科大学越谷病院外科教授の大矢雅敏さん今後...
2015年12月
父(70歳)の大腸がんが肺に転移し、これまでもいくつかの抗がん薬治療を受けていましたが、現在行っている化学療法中に間質性肺炎を引き起こし、現在そちらの治療を受けています。主治医から、抗がん薬による治療は中止と言われたのですが、今後どのように治療していけばよいでしょうか。(41歳 女性 三重県)A がん性リンパ管症の可能性も。まずはきちんとした鑑別が必要獨協医科大学越谷病院外科教授の大矢雅敏さん今後...
2015年12月
今年(2015年)4月に直腸がんで手術をしました。手術自体は成功したものの、それ以降、下剤を服用しないと便が出ないようになりました。色々、便秘に効くといわれる、ビフィズス菌やオリゴ糖といったサプリメントを試していますが、なかなか治りません。下剤を飲まなくても済む良い方法などありましたら、アドバイスお願いします。(63歳 女性 青森県)A 通常量であれば下剤を飲んでも問題はない獨協医科大学越谷病院外...
2015年11月
小細胞肺がん右肺限局型です。腫瘍の大きさは8㎝強です。抗がん薬は*シスプラチンと*エトポシドを8月12日~14日までの3日間行いました。放射線治療は月曜日から週に5日で1日1回を6週間と言われています。この治療方向で間違いないでしょうか?(52歳 男性 茨城県)A 治療方針は間違いない。放射線治療は1日2回、3週間が推奨日本医科大学付属病院がん診療センター長の久保田 馨さん小細胞肺がんで限局型の場...
2015年11月
会社の健康診断で、食道がんが発見されました。幸い早期だったので、内視鏡による切除術を受け、その後も問題なく過ごしました。ところが2年後、会社の健康診断でまた食道がんと診断され、再び内視鏡による切除術を受けました。主治医から2年前のがんと今回のがんは関係ないと言われましたが、私は食道がんになりやすいということでしょうか。とくに気をつけることがありましたら教えてください。(61歳 男性 埼玉県)A 禁...
2015年11月
ステージⅡ(II)の食道がん。主治医からは手術を勧められましたが、その前に化学療法(*シスプラチン+*5-FU)を行ったほうが、治療効果が高いと言われました。糖尿病の薬物療法を始めたばかりで、化学療法に不安があるのですが、手術だけでは根治は難しいのでしょうか。また調べたところ経口薬の*TS-1も食道がんに有効なようなのですが、TS-1は使えないのでしょうか。(66歳 男性 千葉県)A 術前化学療法...
2015年11月
1年前、65歳になる母が食道がんのステージⅢ(III)と診断され、手術が可能と言われたのですが、がんが声帯の近くだったので放射線化学療法を選びました。その後の検査の結果がんはなくなったのですが、今年になって、鎖骨付近のリンパ節に再発。もう根治は望めないのでしょうか。今後の治療法はどのようになるのでしょうか。(36歳 女性 東京都)A 原発巣に再発がなければ、手術で根治が期待できる都立駒込病院食道外...
2015年11月
右乳房のがんを乳房温存術で切除しました。がんの大きさは1.5㎝、リンパ節転移なし、エストロゲン受容体(ER)80%、プロゲステロン受容体(PgR)80%で、Ki-67は40~50%でした。主治医から、ホルモン療法がよく効くタイプなので、術後の治療では抗がん薬の上乗せはせず、*リュープリンと*タモキシフェンの補助療法を行うと言われたのですが、Ki-67の値が高いことが気がかりです。ホルモン療法だけで...
2015年11月
今年(2015年)の8月に乳房温存術を受けました。がんの大きさは1.4㎝、リンパ節転移なし、ER100%、PgR100%、HER2陰性、断端陽性で乳管内進展で3カ所あり、すべて非浸潤がんで断端から5㎜以内の場所にあるとのこと。主治医は術後の補助療法として、再手術は行わず、ホルモン療法と放射線の追加照射を行うとのことです。再手術をしなくても、再発を防げるのでしょうか。(55歳 女性 千葉県)A 断端...
2015年11月
左胸の周りにチクチクした痛みを感じ、鏡を見ると乳房がうっすらと赤くなっていました。乳腺専門病院を受診し、組織検査の結果、炎症性乳がんと診断されました。炎症性乳がんはほかの乳がんのタイプよりも悪性度が高いと聞きましたが、どのような治療法になるのでしょうか。(67歳 女性 東京都)A 手術が可能なら全摘術に。再発予防の治療も必須板橋中央総合病院外科医師の上野貴史さん炎症性乳がんは乳がん全体の1%ほどで...
2015年11月
遺伝子検査(EGFR、KRAS、ALK)がいずれも陰性の場合の2次治療、3次治療はどのような薬物治療が選択可能なのでしょうか。なお、1次治療は*パラプラチン、*アリムタと*アバスチンの3剤併用とアリムタとアバスチンの2剤併用投与を実施しました。次回以降は*タキソテールを使用するようです。他に使用できる薬剤はありますか?(61歳 男性 大阪府)A タキソテールが標準治療。ジェムザールやアブラキサンに...