濾胞がんの疑い。今後の治療法と転移の可能性は?
2015年7月
2年前、頸にしこりがあり受診したところ、甲状腺の右葉に結節が見つかり、超音波検査と細胞診の結果「濾胞腺腫でしょう」と言われ、経過観察となりました。ところが今年に入って、別の病院を受診したところ、「3.3cmの濾胞がんの可能性がある」と診断されました。今後の治療法と転移の可能性について教えてください。(54歳 女性 東京都)A 診断も兼ねて手術を。病理検査の結果で予後が異なる日本医科大学付属病院内分...
2015年7月
2年前、頸にしこりがあり受診したところ、甲状腺の右葉に結節が見つかり、超音波検査と細胞診の結果「濾胞腺腫でしょう」と言われ、経過観察となりました。ところが今年に入って、別の病院を受診したところ、「3.3cmの濾胞がんの可能性がある」と診断されました。今後の治療法と転移の可能性について教えてください。(54歳 女性 東京都)A 診断も兼ねて手術を。病理検査の結果で予後が異なる日本医科大学付属病院内分...
2015年7月
今年(2015年)結婚を控えており、妊娠を希望しています。子宮頸がんの定期検査をしてきましたが、いつも検査結果がバラバラです。2012年にクリニックの細胞診でクラスⅢbの*ASC-Hと診断されましたが、大学病院での組織診では異常なしと診断されました。今年に入ってクリニックと、前とは別の大学病院での細胞診で、クラスⅣの*HSILと診断されましたが、組織診ではやはり異常なしとされました。医師からは円錐...
2015年7月
母(68歳)が3月に子宮体がん(類内膜腺がん)で、子宮全摘手術を受けました。再発リスクが高いということで、術後に*タキソール、*パラプラチンによる抗がん薬治療を行う予定です。ただ、母は糖尿病を患っており、腎臓の機能が悪いため、抗がん薬を行うことで人工透析になる可能性があるとも言われました。母自身、人工透析は絶対に嫌だと言っています。主治医からは腎臓のことを考えて、抗がん薬の量を通常の8割程度に少な...
2015年6月
胃がんが判明し、すでに肝臓に転移しているため手術はできず、化学療法を行うことになりました。*TS-1と*シスプラチンの併用療法を受けていますが、吐き気がつらく、できれば他の抗がん薬にしたいと考えています。最近、*エルプラットという薬も胃がんで使えるようになったそうですが、シスプラチンをエルプラットに変更するのは有効でしょうか。HER2は陰性です。(66歳 男性 愛知県)A それぞれ副作用があり、ど...
2015年6月
検診で早期の胃がんが判明しました。がんは粘膜内に留まっていて、大きさは3.5㎝ほど。タイプは分化型で潰瘍の跡はありません。できれば内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を受けたいと思っています。その場合、適応はがんの大きさが2㎝以下となっていますが、調べてみると施設によっては、2㎝以上でもこの治療法を行っているようです。私の場合は内視鏡治療の適応になりますか。また治療後、再手術になるケースもあるのでしょ...
2015年6月
早期の胃がんで胃の3分の2を切除する手術を受けました。術後は食事を数回に分け、少しずつ食べるようにしていますが、食事量はなかなか増えません。同じ病院で胃がんの手術を受けた方から「腹式呼吸をすると食欲が出るので試してみては」と言われました。腹式呼吸は術後の回復に効果がありますか。その方はカラオケもお勧めと言っていました。ほかに食欲が進む方法がありましたら教えてください。(63歳 女性 千葉県)A 腸...
2015年6月
67歳の母がステージⅣbの膵がんと診断され、手術はできず、化学療法を勧められました。母はまだ体力もあり、黄疸もありませんが、高齢ですので抗がん薬による副作用が心配です。*FOLFIRINOXは最も効果が期待できるようですが、やはり副作用も強いのでしょうか。どの抗がん薬を選べばいいのか教えてください。(45歳 女性 神奈川県)A ジェムザール+アブラキサンなどが選択肢に都立駒込病院副院長の神澤輝実さ...
2015年6月
ステージⅡの膵頭部がんと診断され、主治医から「手術でがんを取りきれるかどうかギリギリのところ」と言われました。ネット検索をしたところ、抗がん薬治療を行ってがんを小さくしてから手術をする方法もあるようですが、どの程度有効なのでしょうか。また、手術ができても再発しやすいのですか。(68歳 女性 東京都)A 術前化学放射線療法の選択肢もある都立駒込病院副院長の神澤輝実さんご相談者の方は、恐らく膵臓の周囲...
2015年6月
2011年6月にステージⅣaの局所進行膵がんと診断され、同年7月から*ジェムザールと*TS-1の抗がん薬治療を続けています。昨年(2014年)からジェムザール点滴後のだるさが続くようになりました。抗がん薬治療を中止するか、昨年承認された*アブラキサンを使うのはどうでしょうか。腫瘍マーカーのCAC-19、CEAともに微増を続けており、現在それぞれ130、17です。今年(2015年)になってCT造影剤...
2015年6月
主人(68歳)のことでご相談です。主人は、昨年(2014)7月に大腸がんが発覚し、肝臓に転移が見つかりました。8月に手術をし、大腸と肝臓にあるがんを切除しました。手術後、主治医から「腎臓の機能が低下していて使える抗がん薬が限られている」と説明があり、*UFT+*ロイコボリンによる抗がん薬治療を行いました。その後、今年3月に定期検診したところ、CT検査で、肝臓に無数の小さいがんがあることがわかりまし...