大腸がんの肺転移。術後化学療法を受けない場合の再発率は?
2016年4月
2年前(2014年)に直腸がんの手術を受けました。ステージⅢ(III)aで、リンパ節転移が1個、術後は*UFTを半年間5クール服用しました。ところが今年(2016年)に入り、右肺に8mmの転移巣が見つかり、手術で切除しました。主治医からはとくに勧められていないのですが、今後の再発を防ぐためにも、術後補助化学療法をしたほうがよいのではないかと考えています。しかし、*エルプラットを使った治療をした知人...
2016年4月
2年前(2014年)に直腸がんの手術を受けました。ステージⅢ(III)aで、リンパ節転移が1個、術後は*UFTを半年間5クール服用しました。ところが今年(2016年)に入り、右肺に8mmの転移巣が見つかり、手術で切除しました。主治医からはとくに勧められていないのですが、今後の再発を防ぐためにも、術後補助化学療法をしたほうがよいのではないかと考えています。しかし、*エルプラットを使った治療をした知人...
2016年4月
昨年(2015年)結腸がんが判明し、手術をしましたが、その後肝臓に転移が見つかりました。主治医から「転移巣が大きいので、まず門脈塞栓術を行ってから、2回目の手術で切除する」と言われています。この方法で根治は望めるのでしょうか。(66歳 男性 山形県)A 転移巣をすべて切除できれば 根治の可能性も獨協医科大学越谷病院外科教授の大矢雅敏さん大腸がんが肝転移した場合の第1選択は手術による肝切除です。肝切...
2016年4月
昨年(2015年)、夫(62歳)が直腸がんの手術をしたのですが、今年になって、がんを切除して残った腸管をつないだ部分に再発しました。主治医から再度手術をして切除すると言われたのですが、肛門からの距離があまりない位置にがんがあるので、肛門を残すことは難しいと言われ、夫は人工肛門にする決心がつかないようです。例えば、放射線治療など、ほかの方法はないのでしょうか。(56歳 女性 神奈川県)A 根治のため...
2016年4月
2012年に濾胞性リンパ腫(FL)Ⅳ(IV)期と診断され、13年1月~5月に*R-CHOP療法を6回行い、7月に寛解(CR)となりました。経過観察していましたが、秋にⅡ(II)期となり、12月よりリツキサン・*トレアキシンでの治療中です。最初の治療から再発までが約1年半と短かったため、今後トレアキシンでの治療が終わったら、再発予防にリツキサン単独での治療方法もあると言われました。まだ具体的な説明は...
2016年4月
74歳になる父のことで相談です。 先日、マントル細胞リンパ腫(MCL)と診断され、主治医からVR-CAP療法という治療を行う方針だと説明を受けました。VR-CAP療法とはどのような治療法になるのでしょうか。年齢的なこともあり、父が治療に耐えられるか心配です。(43歳 女性 大分県)A 自家移植の対象とならない患者で 良好な成績を出した治療法千葉西総合病院外来化学療法センター長の岡元るみ子さんマント...
2016年3月
舌がんのステージⅢ(III)で舌前方半切除、頸部リンパ節切除をした後、腹直筋皮弁による再建舌移植をする予定です。術後の後遺症が不安です。舌がんの手術をした方から、「退院後も顎の下から頬の周りの引きつれ感や、肩から耳のあたりのしびれ感が抜けず、腕も肩から上にあがらない。痛みで寝返りもできなかった」と聞きました。術後の痛みの対処法はありますか。また、再建後のリハビリについても、どのように行うのか教えく...
2016年3月
35歳の娘が舌の縁にしこりのようなものができ、ステージⅠ(I)の舌がんと診断されました。手術を勧められていますが、娘は発音がうまくできなくなることを心配しています。どの程度影響するのでしょうか。リハビリをすれば、元のようにはっきりと発音することができるようになりますか。また、まだ若いので今後の再発なども気がかりです。(66歳 女性 栃木県)A 言語聴覚士に指導を。言葉は回復できる亀田総合病院頭頸部...
2016年3月
舌の縁が白っぽくなり、辛いものを食べると痛みがあったので受診した結果、舌がんと診断されました。腫瘍の大きさは約3㎝でステージはⅡ(II)です。放射線治療を希望したところ、「組織内照射」と言われました。ネット検索してみると、施設によって「低線量率治療」、「高線量率治療」などがあるようですが、どのような治療法なのでしょうか。(60歳 男性 千葉県)A 低線量率治療は隔離施設への入院が必要亀田総合病院頭...
2016年3月
父(69歳)はC型肝炎→肝硬変→肝臓がんという経過を辿っており、3年前に1㎝大のがんを見つけては再発を繰り返し、これまで肝動脈塞栓術を2度ほど行っています。先月に入って腹水が溜まり出し、肝硬変が悪化し、これまで治療を受けていた病院から、これ以上がんの治療はできないと言われました。ただ、先日の検査でまた小さながんが見つかりました。肝硬変が悪化している場合、やはりがん治療は難しいのでしょうか。(44歳...
2016年3月
母(68歳)が肝細胞がんで、3年前に2㎝ほどのがんが見つかり、外科手術で切除しましたが、昨年(2015年)11月に再発が見つかりました(大きさは1㎝ほどのものと、それより小さいものの計2つ)。1㎝大の腫瘍については、肝機能が悪く、肝不全を招く恐れがあり、今回はラジオ波焼灼術で治療をしました。残りの腫瘍については、CTやMRIでは確認できるのですが、エコー(超音波画像診断装置)で見ることができないた...