がんサポート7月 【最新治療】逆流性食道炎から食道腺がん・慢性骨髄性白血病6番目の治療薬・乳房再建 掲載記事更新のお知らせ
【最新治療】逆流性食道炎から食道腺がん・慢性骨髄性白血病6番目の治療薬・乳房再建 ※ログインしてご覧ください
放置せずに検査し、適切な治療を! 食道腺がんの要因になる逆流性食道炎
従来の治療薬と作用機序が異なり新しい選択肢として期待 慢性骨髄性白血病に6番目の治療薬が登場
乳房再建における乳頭乳輪温存の可否診断の精度が大幅アップ! MRIを用いた「乳頭乳輪内病変予測モデル」を開発
●患者会活動
新しくWell-beingをテーマに 4つの活動を柱に日本骨髄腫患者の会の輪を広げたい
●がんと生きる ※ログインしてご覧ください
〝前へ〟進む商品を開発! 子宮頸がんⅠB2期で子宮と卵巣全摘手術を乗り越え
●マインドフルネス・ヨガ:それでいいのだ!
●がん相談 肺がん
●連載
【動画】精神腫瘍医・清水 研のレジリエンス相談 家族編 「子宮頸がんで、妻との間に生じた溝」
●7月 編集後記
■手術の必要もなく、薬の服用だけで治験参加の「すべての患者さんのがんが消滅し、2年経っても再発していない」という話題が6月にあった。18人という小規模な第2相試験の結果ではあるが、治験の対象はミスマッチ修復欠損型(dMMR)を有するステージⅡ/Ⅲの局所進行直腸がん患者さん。抗PD-1抗体キイトルーダが適応になっているが、同じ作用機序のドスタルリマブを用いて効果が確認された。ただ、日本の大腸がんdMMRの患者さんは6〜7%と多くはないが、胃がん、前立腺がん、膵がんなどでの治験もすでに視野に入っているという。CAR-T療法の取材時に、「今までの抗がん薬での治療は野蛮だったといわれる時代がくる」との先生の言葉が印象に残っているが、ますますその期待が高まる。(松尾)
■先日、あるニュースでこんなシーンを観た。そこでは炎天下、多数の女生徒がマスクを付けたまま校庭でサッカーの練習をしている姿を映し出していた。指導教師が「熱いからマスクを外しなさい」と注意しても彼女たちは一向に外す気配がない。中には「それは強制ですか」と反論する生徒もいた。「マスクを外したくない」という彼女たちの言い分は入学以来、ずっとマスクをしたままなので、素顔の自分を仲間に晒すことが恥ずかしいからとのことだった。コロナの別の意味での後遺症がこんなところにも出ていて驚かされる。(髙橋)