びまん性大細胞型とバーキットの中間のリンパ腫
2013年10月
先日、73歳の父が、びまん性大細胞型とバーキットの中間のリンパ腫であるとの診断を受けました。治療方法が未確立とも聞きましたが、どのような治療が適切なのでしょうか。(東京都 男性 49歳)A 新しい概念。より強い化学療法も今回診断された「びまん性大細胞型とバーキットリンパ腫との中間型の特徴をもつ分類不能B細胞リンパ腫」という分類は、WHO分類の第4版(2008年)に初めて記載されました。バーキットリ...
血液がん
2013年10月
先日、73歳の父が、びまん性大細胞型とバーキットの中間のリンパ腫であるとの診断を受けました。治療方法が未確立とも聞きましたが、どのような治療が適切なのでしょうか。(東京都 男性 49歳)A 新しい概念。より強い化学療法も今回診断された「びまん性大細胞型とバーキットリンパ腫との中間型の特徴をもつ分類不能B細胞リンパ腫」という分類は、WHO分類の第4版(2008年)に初めて記載されました。バーキットリ...
2013年10月
母は、現在リンパ腫の抗がん薬治療(R-CHOP*)を行っています。第6クール目です。リンパ腫とは別に、以前から卵巣嚢腫がありましたが、このほど、医師から摘出手術を勧められました。抗がん薬治療はまだ残っているのですが、治療後に手術ではいけませんか?抗がん薬の副作用や体重減少もあり、手術に耐えられるのか心配な面もあるのですが、婦人科の先生は問題ないと言います。どちらを優先したらいいのでしょうか。(埼玉...
2013年7月
慢性骨髄性白血病患者です。今、グリベック*を飲んでいて寛解することができています。しかし、薬剤が非常に高く、飲み続けている状態に負担を感じているので、できたら少し中断したいと考えています。今、グリベックを中断してどのくらい寛解状態が保てるかという臨床試験が行われていると聞きました。その結果はどのようなものなのでしょうか。できるのならばぜひ休薬して、悪化するようならば、また治療を再開することを望んで...
2013年7月
78歳の母が骨髄異形成症候群で、不応性貧血という診断を受けました。急性骨髄性白血病になりやすいタイプと聞き、不安です。これから薬剤による治療を行うということなのですが、母は高齢なので、治療の副作用などが心配です。副作用への対策や、治療中に高齢患者が気をつけるべきことなどを教えてください。(千葉県 女性 51歳)A 副作用の少ない治療法もご年齢を考えると、移植はありません。支持療法でいくか化学療法で...
2013年7月
多発性骨髄腫が再発し、ベルケイド*で治療をしています。病勢は非常に落ち着き安心しているのですが、副作用で手足のしびれと痛みに悩まされています。薬が効いているだけに、治療を止めたいとは言い出せずに悩んでいます。この手足のしびれの副作用を緩和するようなケア方法はありませんでしょうか。(石川県 男性 48歳)A 投与間隔を開けるという選択肢もベルケイドは、これまで静脈注射でしたが、2012年12月に皮下...
2013年7月
胃にマルトリンパ腫があると診断されました。最初に診断された病院では、手術で胃を全摘する治療が必要であると言われたのですが、できるだけ胃を残したいと思い、セカンドオピニオンで別の病院にかかったところ、胃のマルトリンパ腫はピロリ菌が影響していることが多く、ピロリ菌をきちんと除菌すれば手術をしなくて済むと聞きました。できたら手術をしない治療を選択したいと思っていますが、本当にそれでよいのかという迷いもあ...
2012年8月
2期のびまん性大細胞性B細胞性リンパ腫で、病変は、首と縦隔*にあります。治療法として、多剤併用療法を勧められていますが、放射線治療も併用したほうがよいといわれています。放射線治療はしたほうがよいのでしょうか。併用すると、効果はどの程度あがるのでしょうか。(神奈川県 女性 45歳)A 化学療法に放射線を併用するのが標準治療1期または、病変領域が隣接している2期の非ホジキンリンパ腫の場合は、通常、R-...
2012年8月
ろ胞性リンパ腫が再発しました。低悪性度です。トレアキシン*という新しい治療薬が出たとのことで、この治療法を勧められました。この治療法のメリット・デメリットを教えてください。(東京都 男性 55歳)A 治療効果が高く、吐き気、脱毛の少ない期待の治療トレアキシンは2010年に日本で承認された、再発、または難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫の治療に用いられる薬剤です。国内で...
2012年8月
末梢性T細胞リンパ腫非特異群と診断されました。化学療法の効果はあまり高くないと聞いています。海外では、CHOP療法*にデニロイキン・ディフティトックスという薬剤を併用する、効果が高い治療の治験が行われているとネットで知りました。このような治療を受けるのはどうなのでしょうか。(福岡県 男性 43歳)A 臨床試験は治療効果を調べる段階この病気は、症例数が少ないことに加え、症状や経過がさまざまなため、現...
2012年3月
急性骨髄性白血病の初回寛解導入療法で、ダウノマイシン*とキロサイド*の2剤併用の抗がん剤治療を始めました。現在は、入院して治療していますが、治療中の副作用について、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。また、一時的に退院して自宅に帰る際に、生活面で気をつけることについても教えてください。(山形県 男性 50歳)A 感染防止が大切。手洗い、マスク、食事にも気をつけて急性骨髄性白血病の抗がん剤...