各種がん

乳がん

治療期間は大幅に短縮! SAVIを用いた新しい乳房温存療法

2017年3月

「患者さんの生活に合った治療法を選択できればと思います」と語る桑山隆志さん 乳房温存療法を選択する場合、再発予防のために放射線治療が必要となる。現在、放射線治療としては、乳房全体に放射線を照射する「全乳房照射」が標準治療だが、照射期間は5~6週間と長く、生活に負担が生じることがしばしばあった。そこで、こうした問題を解決すべく、新たな照射法として開発されたのが「加速乳房部分照射法」。SAVI(サヴィ...

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オンコタイプDX検査の結果と、患者さんの意思や環境を尊重して、一緒に最善の治療を考える

2017年1月

オンコタイプDX検査の経験が豊富な乳がん専門医の植野映さん ホルモン受容体陽性(ER+)、HER2陰性(HER2−)、早期乳がん患者での予後予測と化学療法の効果予測に有用とされるオンコタイプDX乳がん検査。米国臨床腫瘍学会(ASCO)、全米総合がん情報ネットワーク(NCCN)、ザンクトガレン(St. Gallen)国際専門家コンセンサス委員会、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)などの欧米の主要ガイドライ...

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パラメディカルピグメンテーションで、失われた乳頭乳輪や眉毛を再現

2016年12月

「患者さんにもぜひ、パラメディカルピグメンテーションという方法があることを知ってもらいたいですね」と語る小関淳さん 米国では医療補助技術として確立されている「パラメディカルピグメンテーション」。皮膚に色素を注入し、治療によってダメージを受けた部分を再現する方法で、「ボディタトゥ(入れ墨)」より身体への負担が少なく、乳房再建後の乳頭乳輪をはじめ、抗がん薬の副作用で脱毛した眉毛の再現など広く応用されて...

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オンコタイプDX検査は予後予測と化学療法効果予測検査。主治医が情報提供した上で、判断は患者さんにまかせる

2016年12月

オンコタイプDX検査の経験が豊富な乳がん専門医の植野映さん ホルモン受容体陽性(ER+)、HER2陰性(HER2−)、早期乳がん患者での予後予測と化学療法の効果予測に有用とされるオンコタイプDX検査。米国臨床腫瘍学会(ASCO)、全米総合がん情報ネットワーク(NCCN)、ザンクトガレン(St. Gallen)国際専門家コンセンサス委員会、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)などの欧米の主要ガイドラインでは...

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「オンコタイプDX検査で化学療法の実施は30%ほど減りました」

2016年9月

ホルモン受容体陽性、HER2陰性、早期乳がん患者での、予後予測と化学療法の効果予測に有用とされるオンコタイプDX™乳がん検査。米国臨床腫瘍学会(ASCO)、全米総合がん情報ネットワーク(NCCN)、サンクトガレン(St. Gallen)国際専門家コンセンサス委員会、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)などの欧米の主要ガイドラインではすでに採用されているが、日本ではまだ保険適用承認が足踏みの状態...

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遺伝子解析でさらに踏み込んだ治療へ トリプルネガティブ乳がんへの挑戦

2016年9月

「トリプルネガティブ乳がんにはいろいろなタイプがあり、それらを分類してそれぞれに合った、副作用が少なくて、より効果のある治療を探す動きが加速しています」と語る増田紘子さん トリプルネガティブ乳がん(TNBC)と言えば、「治療法が少ない」「予後が悪い」というイメージが先行しがちだが、それは生物学的特徴の異なるがんが集められた集団だからという考え方もできる。そこに切り込んで、個々人に合った治療を検討す...

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分子標的薬投入時期を「Window」で見える化 ホルモン陽性HER2陰性再発転移症例での適切な投与時期を示唆

2016年9月

ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性の再発がんに対する新しい治療薬が次々に開発されている。一方で、その新薬をどの時点で使用するのが効果的かという判断に基準はなく、医師の裁量に任されてきた。そこで、医師同士の意思疎通や判断の均質化につながるものとして「Window」というツールが注目されている。その内容について伺った。 ホルモン療法が基本 乳がんの4つのサブタイプのうち、「ホルモン受容体陽性HER...

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納得した乳がん治療、療養生活を選ぶために アドバンス・ケア・プランニングの取り組み

2016年9月

「ACPを通して、患者・家族が納得した生活、治療法を選択できれば」と語る谷野裕一さん 再発した乳がん患者が希望する療養生活とはどういったものか、それを実現するために治療法はどうしたらよいか――。患者・家族と医療者がともに話し合い、納得しながら進めていく、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)という決定プロセスが注目されている。医療現場の取り組みを探った。 再発患者の不安を軽減する取り組み 図1...

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切らずに治す、新たな治療法への期待 早期乳がんに対するラジオ波熱焼灼療法

2016年8月

「保険収載を目指すべく、現在先進医療として早期乳がんに対するラジオ波熱焼灼療法の臨床試験が進められています」と語る木下貴之さん 〝切らない治療法〟として注目を集めたものの、きちんとした適応が定められずに行われ、再発を来してしまうケースがあった乳がんに対するラジオ波熱焼灼(しょうしゃく)療法(RFA)。こうした事態を受けて、早期乳がんに対するラジオ波熱焼灼療法の臨床試験が開始され、現在は保険収載を目...

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新設のブレストセンター チームを率いるのは3人の医師

2016年5月

目的は1つ、患者さんの幸せ 皆で自信の持てる医療を古澤秀実さん 川口工業総合病院ブレストセンター乳腺外科部長 ブレストセンターはまだ助走の段階ですが、「診療を通じて地域と国の誇りと呼ばれる集団になる」という大きな目標に向かって頑張っています。スタッフや部署の間には見方の違いや個人の性格の反目もあるかもしれませんが、それを超えるような大きな目標を掲げれば、組織はうまく回っていくものです。 医師はス...

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