各種がん

肺がん治療の世界的権威に聞く 英国の肺がん治療を大きく変えた新薬の登場とその事情

2010年5月

英国マンチェスター大学、 国立クリスティー病院の 腫瘍学教授の ニコラス・サッチャーさん 英国の肺がん治療の権威として知られるニコラス・サッチャー教授が来日したのを機に、肺がん、なかでも非常に割合の多い非小細胞肺がんの治療をめぐる最新事情について伺った。   ニコラス・サッチャー(Nicholas Thatcher) 英国マンチェスター大学、国立クリスティー病院の腫瘍学教授。王立...

詳細はこちら

連携する産科医の確保も重要 術後妊娠、赤ちゃんの可能性も! 子宮頸がんの妊娠機能温存術

2010年5月

慶応義塾大学医学部 産婦人科教授の 青木大輔さん 子宮頸がんは、ある程度病期が進むと子宮を摘出するのが一般的。 妊娠出産を望む若い女性にとっては大きな苦痛です。 これに対して、子宮体部だけを残して、妊娠能力を維持するのが、「広汎性子宮頸部摘出術」です。 ただし、術後の妊娠・出産効果が発揮されるには「妊娠中の管理を含め、患者さん自らのリスクへの十分な理解が必要」と、慶応義塾大学医学部産婦人科教...

詳細はこちら

治療の主体は抗がん剤を用いた化学療法と造血幹細胞移植 新薬など進歩著しい急性骨髄性白血病の最新治療

2010年4月

近畿大学医学部 血液内科教授の 松村到さん 急性骨髄性白血病の治療方法は、寛解導入療法、寛解後療法ともに化学療法が主体となっている。 加えて最近では、分子標的薬をはじめとした治療法の研究や新薬開発の進歩にめざましいものがある。 完全寛解の長期間維持を目指す 急性骨髄性白血病の治療は、まず治療前に1~10兆個ほどあるとされる白血病細胞を数種類の抗がん剤を用いて約10億個程度まで減少させることから...

詳細はこちら

サリドマイドの誘導体レナリドミドの高奏効が明らかに。新薬も検討中 病態解明に確実な進歩。骨髄異形成症候群の最新治療

2010年4月

東京大学キャンサーボード 特任准教授の 小川誠司さん 血液がんの中でも、確実に増加するとみられている骨髄異形成症候群。 高齢者に多いだけでなく、がん治療で抗がん剤による化学療法を受けた人に多いのも特徴だ。 症状や病態もさまざまで、治療が難しい場合もあるが、ここ20年の間に病態解明は確かな進歩を見せている。 化学療法後に多い発病 がん治療は、ここ20年ほどの間に大きな進歩をとげた。化学療法にも新...

詳細はこちら

“不治の病”とされていた血液がん。治療法の進歩で、治癒が目指せるがんへ これだけは知っておきたい! 血液がんの基礎知識 悪性リンパ腫編

2010年4月

日本赤十字社医療センター 血液内科部長の 鈴木憲史さん 白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫は、血液のがんの大半を占める3大血液腫瘍です。かつては、“不治の病”とされていたこれらの血液がんも、分子標的薬や造血幹細胞移植などの治療法が進歩し、治癒が目指せる疾患になりつつあります。 ここでは、3大血液腫瘍の仕組みから、最新治療、患者さんの心得を解説します。 血液がんのほとんどを占める「3大血液腫瘍」 ...

詳細はこちら

がん細胞にくっつき放射線を放つ治療で治療困難な患者さんにも希望が 難治性B細胞リンパ腫に放射免疫療法

2010年4月

近畿大学医学部 血液内科准教授の 辰巳陽一さん 悪性リンパ腫の中でも、ろ胞性リンパ腫を主とする再発および治療抵抗性低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫は、完全に治癒することが困難な病気として知られています。近年、こうした悪性リンパ腫に対し放射免疫療法という新しい治療法が登場し、これまで治療困難であった患者さんに希望をあたえられるようになりました。この療法のメカニズムを解説するとともに効果のあった患...

詳細はこちら

術前化学療法のメリット、術前ホルモン療法の可能性 術前薬物療法をうまく取り入れて、自分に合った治療法を見つけよう!

2010年4月

大阪医療センター 外科・乳腺外科医師の 増田慎三さん 手術の前に薬物治療を行う、“術前薬物療法”――。 従来は、がんを小さくし、手術の縮小が主な目的であったが、最近では患者に合った薬を見極める、個別化治療の実現のために術前薬物療法の重要性が高まってきた。 術前薬物療法の目的が大きく変わってきた がんの治療には、手術、薬物療法、放射線治療という3つの柱がある。乳がんの治療についても、それは変...

詳細はこちら

“不治の病”とされていた血液がん。治療法の進歩で、治癒が目指せるがんへ これだけは知っておきたい! 血液がんの基礎知識 白血病編

2010年4月

日本赤十字社医療センター 血液内科部長の 鈴木憲史さん 白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫は、血液のがんの大半を占める3大血液腫瘍です。かつては、“不治の病”とされていたこれらの血液がんも、分子標的薬や造血幹細胞移植などの治療法が進歩し、治癒が目指せる疾患になりつつあります。 ここでは、3大血液腫瘍の仕組みから、最新治療、患者さんの心得を解説します。 血液がんのほとんどを占める「3大血液腫瘍」 ...

詳細はこちら

多発性骨髄腫の進行を抑えながら、QOLの高い生活をめざす 多発性骨髄腫とうまく長くつき合う方法

2010年3月

大垣市民病院血液内科医長の 小杉浩史さん 「多発性骨髄腫」と診断されても慌てる必要はない。 正しい治療を受ければ、高い確率で寛解(がん細胞が血液中に見られなくなること)を得ることができる。 また多発性骨髄腫に特徴的な骨病変の症状をうまくコントロールしていくことで、QOL(生活の質)の高い生活を送ることも可能になった。 白血病、リンパ腫、骨髄腫は、いわば造血器腫瘍3兄弟 がんにはさまざまな種...

詳細はこちら

卵巣がんの治療は分子標的薬へ これだけは知っておきたい女性がんの基礎知識 卵巣がん編

2010年3月

社会保険相模野病院 婦人科腫瘍センター長の 上坊敏子さん ひと口に女性がんといっても、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんそれぞれに個性があり、課題も違います。 女性がんで命を落とさないためには、何をするべきなのか。 社会保険相模野病院婦人科腫瘍センター長の上坊敏子さんに、女性がんを理解するための基礎知識をうかがいました。 増えている子宮体がんと卵巣がん [内性器のしくみ] 出典:知ってお...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート11月 掲載記事更新!