検査・治療法

その他治療

緩和ケア施設と一体化した緩和ケアチーム

2014年6月

緩和ケアの一貫したサポート体制を整えて 地域医療を担う宮森 正さん 川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター所長 井田病院では、将来の高齢化社会を見越して、1998年(平成10年)に「緩和ケア」「高齢者ケア」「在宅ケア」「地域連携」の4つの目標を掲げて「総合ケアセンター」を開設した。あくまで地域市民病院なので、がんだけではなく、地域社会のいろいろな病気をきちんと診るということが基本となっている。他...

詳細はこちら

患者さんに適切な治療を受けてもらうため、障害となるすべてと闘う

2014年6月

佐々木康綱昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門教授/昭和大学腫瘍分子生物学研究所所長/昭和大学病院腫瘍センターセンター長昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門教授の佐々木康綱さん座右の銘に「闘う腫瘍内科医」を掲げる。「患者さんに適切な治療を受けてもらうため、障害となるすべてと闘う医師」という意味だ。長く日本のがん薬物治療を先導し、いま母校で後進の指導に情熱を注ぐ佐々木康綱さん。闘志の源には、常に...

詳細はこちら

患者さんの栄養管理を支える 栄養サポートチーム(NST)

2014年5月

作業の効率化と適切な人材配置がチーム機能を活かすカギ比企直樹さん がん研有明病院消化器外科胃担当部長/栄養管理部長 ●短時間で対応可能なシステムを開発有明病院では、全国に先駆けて栄養障害の予防的な対応を行って成果を上げるなど、栄養サポートチーム(NST)がうまく機能している。その要因について、比企さんは「1つは、栄養管理にかかわる時間(カルテ回診)を1週間に唯一水曜日の1時間にとどめている」点を挙...

詳細はこちら

自由な発想を現実に。イノベーター泌尿器外科医の挑戦

2014年5月

木原和徳 東京医科歯科大学大学院腎泌尿器外科学教授東京医科歯科大学大学院腎泌尿器外科学教授の木原和徳さん医師がロボットに、手術は1つの穴、頭を動かせば内視鏡も連動する――。そんなSFのような光景が医療現場で現実化している。日夜「患者さんと社会に優しい医療」を模索し続け、生み出しているのが、東京医科歯科大学大学院腎泌尿器外科学教授の木原和徳さんだ。きはら かずのり 昭和52年 東京医科歯科大学医学部...

詳細はこちら

患者さんの声に心を震わせ、不可能を可能にするブラック・ジャック

2014年4月

光嶋 勲 東京大学医学部附属病院形成外科・美容外科教授患者さんのためにまだまだ治療がしたい、と話す光嶋さん。光嶋さんの腕の噂を聞きつけて、海外からの患者さんも増えてきている。「発展途上国の患者さんの再建を行いたい」と夢を語る光嶋さん乳房をはじめ、食道や頭頸部がんなど、がん治療に伴って再建を必要とするがんは多い。その出来次第で患者さんの人生さえ左右される。だが、日本には世界をリードする形成外科医がい...

詳細はこちら

体と心の痛みを緩和して、患者さんの命に寄り添う

2014年3月

余宮きのみ 埼玉県立がんセンター緩和ケア科科長「緩和ケア医になってから、一度もパジャマを着ていません。痛みに苦しむ患者さんの元に、すぐに駆け付けたいから」と話す余宮きのみさん緩和医療は、教科書通りでは通用しないところが難しい。その中で、埼玉県立がんセンター緩和ケア科科長の余宮きのみさんは、症状の緩和だけではなく、患者さんにいかに満足して残された日々を過ごしてもらうか、患者さんの充足感を求めて医療技...

詳細はこちら

時にエビデンスをも越え、患者さんの〝生きる〟に寄り添う

2014年2月

坪井正博 横浜市立大学附属市民総合医療センター 呼吸器病センター外科准教授、化学療法・緩和ケア部部長「患者さんと一緒にがん治療と向き合いたい。患者さんが頑張ろう、と思ったとき、ガイドラインはそれを縛るものではないんです」と話す坪井正博さん目覚しい進歩を見せている肺がん治療。だが、まだ治りやすいがんとは言い難い。そんな中で、患者さんそれぞれに真正面から向き合い、最善の治療法を選択してきたのが、横浜市...

詳細はこちら

丁寧な切除が生み出す 安全で負担軽減の肝がん手術

2014年1月

高山忠利 日本大学医学部消化器外科教授「患者さんへの負担が少ない手術を目指し続けています」と話す高山忠利さん血管が密集している肝がんの手術は難易度が高い。1980年代、12~20%だった手術死亡率は、術中の大出血、術後の肝不全などが要因だった。しかし今日では1~2%にまで減少。1回の手術で5000~10000㎖もあった出血量が、平均1000㎖にまで減少したことが大きく貢献している。ところが高山さん...

詳細はこちら

チーム医療で推進する副作用対策 オリジナル「患者手帳」と「冊子」の活用でQOLの底上げを

2013年12月

「患者さんにとって本当に役立つチーム医療を目指したい」と語る相羽惠介さん“チーム医療”が脚光を浴びる昨今、本当に患者さんの役に立つチーム医療を目指し、化学療法の副作用対策を進めている東京慈恵会医科大学腫瘍・血液内科。そこでの現状と、副作用ケアに欠かせない制吐薬の進化について、専門家に聞いた。チーム医療で幅広い診療対象に対応東京慈恵会医科大学の腫瘍・血液内科は、血液内科と腫瘍内科の2つの機能を併せ持...

詳細はこちら

チーム医療による抗がん薬の副作用管理~がん研有明病院「チーム・スチバーガ」による報告~

2013年12月

がん研究会有明病院消化器内科化学療法担当部長の水沼信之さん進行・再発大腸がんの3次治療以降に用いることができ、さらにGIST(消化管間質腫瘍)の3次治療以降に対しても投薬が承認された分子標的薬*スチバーガ(一般名レゴラフェニブ)。先ごろ都内で開かれたバイエル薬品株式会社主催のセミナーで、大きな期待の寄せられているスチバーガをより安全に、継続的に服用するための取り組みについて、がん研究会有明病院「チ...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート10月 掲載記事更新!