検査・治療法

その他治療

「看取る」本当の意味を追求 医師・看護師らの密な情報交換が命

2015年2月

笑って、食べて、出せて、話せて、よく寝る……そのお手伝いのために吉澤明孝さん 要町ホームケアクリニック院長 在宅医療の目的は何でしょう。それは、患者さんにもご家族にも楽しく過ごしてもらうことです。病院と家を比べれば、ほとんどの患者さんは家のほうが暮らし心地の良さを感じます。そして、在宅医療では「看取り」ということを切り離して考えることはできません。看取りとは、ただ亡くなっていくところを見届けること...

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日本初!国立がん研究センター中央病院にがんに特化した「IVRセンター」開設

2015年2月

記者会見の様子。右から理事長の堀田知光氏、IVRセンター長の荒井保明氏、放射線診断料の曽根美雪氏、緩和医療科の里見絵理子氏 国立がん研究センターは昨年(2014年)12月5日、中央病院に日本初のがんに特化した「IVRセンター」を開設した。それに伴い記者会見が開かれ、堀田知光理事長は、今後は他の施設からの患者さんも受け入れるとともに、医療機関にIVRを知ってもらい、認知度の低いIVRの普及を図りたい...

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乳がんのすべてを診る 低侵襲治療へのあくなき挑戦

2015年1月

福間英祐 亀田総合病院乳腺科主任部長/乳腺センター長亀田総合病院乳腺科主任部長の福間英祐さん1995年、世界で初めて内視鏡を乳がん手術に導入。2006年、メスを使わない凍結療法を開始――。乳がん治療界の“風雲児”として世界に知られる亀田総合病院の福間英祐さんのもとには、きょうも全国から患者が訪れる。あくなきチャレンジ精神を支える思いとは……ふくま えいすけ 1979年岩手医科大学卒業。聖路加国際病...

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より積極的な患者支援を スタッフ一体化で地域医療を支える

2015年1月

各専門職が力を合わせて担っていける地域医療へ遠矢純一郎さん 桜新町アーバンクリニック院長 当クリニックは設立5年になりますが、ここに来るまでは在宅医療の経験がないスタッフがほとんどです。それは不安材料ではありません。医師も看護師も薬剤師も、それぞれの領域で勉強と実績を積んできた専門性を持っているからです。外科医も内科医もがんを専門としてきた医師もいます。病院から在宅へというシフトが急速に取られる中...

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早くからチーム医療に取り組み、日々改良を重ねる

2014年12月

幕内雅敏 日本赤十字社医療センター院長/東京大学名誉教授日本赤十字社医療センター院長の幕内雅敏さん肝がん手術の世界的権威として知られる幕内雅敏さんのもとには、他の病院で手の施しようがないという患者も多く駆けつける。多忙な院長業務をこなしながら、現在も週3回、執刀している。まくうち まさとし 1946年、東京都生まれ。73年東京大学医学部卒。国立がんセンター病院、信州大学医学部第一外科教授などを経て...

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サポーティブケアセンターを新設 より積極的な患者支援と地域連携を目指す

2014年12月

幅広いサポートで「総合的な医療」を届けたい後藤功一さん 国立がん研究センター東病院サポーティブケアセンター室長(呼吸器内科科長) がん患者さんの悩みは多岐にわたります。治療に関することはもちろんですが、生活上の問題、そして社会生活に関わる問題もあります。治療に関する問題よりも、社会的問題の方が大きな場合にもしばしば遭遇します。医師が、治療とは直接関係ないような全ての社会的問題へ支援を行うのは、実際...

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〝街角がん診療〟のフロントランナー がん治療のコンビニ化を目指す

2014年10月

渡辺 亨 医療法人圭友会 浜松オンコロジーセンター院長浜松オンコロジーセンター院長の渡辺 亨さん年間約6万8千人が罹患し、約1万人が亡くなる乳がん。しかし、乳がん治療の進歩は目覚ましく、特に薬物療法は個別化治療により近づいている。そんな臨床の現場で尽力してきたのが、浜松オンコロジーセンター院長の渡辺亨さんだ。現在は浜松市に拠点を置き、地域がん医療の新しい形態を模索している。わたなべ とおる 195...

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乳がん患者さんが自宅で入力 医療者は病院でチェック

2014年10月

「より良い治療を受けていただきたい」と話す奥山裕美さん乳がんの薬物療法は、薬剤の進歩により外来治療にシフトしている。通院で治療を受けながら生活できるというメリットは大きいが、一方で副作用への対応が課題だ。昭和大学病院ブレストセンターでは携帯端末を使って乳がん患者さんが自宅で副作用の状態を入力し、そのデータを病院にいる医療者と共有できるというシステム開発に取り組んでいる。これまでにない、患者さんとの...

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個別化医療でより効果的に、より副作用を少なく

2014年9月

「遺伝子の解析が進み、個別化医療のスピードが増しています」と話す大津 敦さんがん治療界で「個別化医療」という言葉が使われ出したのは30年ほど前だ。そして近年、そのころからは思いもよらぬほどの急カーブを描きながらの進展を見せている。がんの原因となる遺伝子変異を見極め、それに対する分子標的薬を投与するという細密さが基本だ。がんの化学療法における個別化医療の現況を、最前線の研究者に聞いた。「ドライバー遺...

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希少肺がんのスクリーニングシステムを新薬開発につなげる

2014年9月

「これまでにない遺伝子診断ネットワークを作りました」と話す後藤功一さん個別化医療は、肺がんでもスピードアップしている。肺がんの原因遺伝子を突き止め、それを阻害する最適な分子標的薬を投与する薬物療法が浸透した結果、さらに多くの原因遺伝子を特定しようという試みが繰り広げられている。しかも、スクリーニング(選別)と新薬開発を効果的に結びつけようという画期的な発想だ。加速する遺伝子診断 今年(2014年)...

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