検査・治療法

放射線治療

ピンポイントでがんを狙い撃ち! 副作用が少ない治療「サイバーナイフ」

2012年12月

サイバーナイフは、頭頸部・脊椎以外の病気でも保険診療が望まれていた。2009年、ついに肺、肝臓といったがんで、腫瘍の大きさや個数など制限つきではあるが保険適応となった。放射線治療の最先端でもあるサイバーナイフのメリット、デメリット、そして適応や限界はどうなっているのだろうか?ミサイルの技術を応用し、標的の動きを把握■図1 サイバーナイフについてがんの放射線治療の理想は、がん細胞に放射線があたり、ま...

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強い効果で難治がんにも有効。重粒子線治療の実力とは!?

2012年12月

X線や電子線などの従来からある放射線治療より、強い抗腫瘍効果が期待できる重粒子線治療。それに加え、副作用も少なく、初期のがんにはわずか1回の照射で治療が終了する場合もあり、患者さんの負担も軽減できそうです。X線の2~3倍の殺傷能力■図1 粒子の大きさ放射線とは波の形や小さな粒となって空間を伝わるエネルギーの流れのことで、波の形で進んでいくのを電磁波、小さな粒となって飛んでいくのを粒子線と呼びます。...

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こうすれば予防できる! 放射線皮膚炎

2012年12月

発赤など、皮膚の副作用である放射線皮膚炎は、ほぼすべての放射線治療で起こります。ただし、日々の生活のなかで患者さん自身が行う工夫と努力次第で、予防や軽減ができる副作用でもあるのです。治療を始める前に知っておきたい、放射線皮膚炎対策のポイントを紹介します。放射線皮膚炎は必ず出る副作用■図1 照射と影響を受ける皮膚「放射線治療は局所治療のため、照射した部位に治療効果も副作用も現れます。なかでも皮膚が赤...

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放射線治療の心得 体の負担が少ない、機能を残せるのが利点。治療中は十分な休養、栄養の補給を 放射線治療を安全に受けるために

2011年9月

放射線治療では患者さんの 体力が重要と話す 五味弘道さん 放射線は体にとって有害だが、その特徴をうまく利用すれば、がんを効率よく叩くこともできる「両刃の剣」だ。 がんの放射線治療はどのように選べばいいのか、放射線治療のさいに何を注意すればいいのか、専門医に解説してもらった。 正常細胞とがん細胞の回復力の差を利用放射線治療はがんの重要な治療法で、外科治療(手術)、抗がん剤治療(化学療法)と並ぶ3...

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放射線の副作用対策 放射線の副作用の特徴をよく知り、自己管理をしっかりと 放射線治療の副作用は日常生活の過ごし方次第で軽減可能

2011年9月

「不安があれば、遠慮なく 医療者に相談を」と話す 末國千絵さん 放射線治療によって、皮膚炎や粘膜炎、下痢など、照射部位によりさまざまな副作用が現れます。 しかし、どんな副作用が出るのか、特徴を知って自己管理すれば、未然に防げたり、症状を軽度で抑えられるものもあります。 がん細胞は放射線のダメージを受けやすい放射線治療は、手術に比べて体への負担が少ない治療といわれますが、がんをたたくと同時に正常...

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粒子技術が生み出す究極の「体に優しい」陽子線治療

2010年4月

静岡県立静岡がんセンター 陽子線治療科部長の 村山重行さん 20メートルの装置の中で光速近くに加速して作られる陽子線をがんに照射して行う、陽子線治療。その巨大でダイナミックな装置からは、「体に優しい治療」はすぐには想像できない。しかし狙った腫瘍だけを照射し、周辺臓器に影響を及ばさない、患者の負担を最小限にする治療なのだ。 診療放射線技師がコンピュータ画面を見つめ、陽子線照射をコントロールす...

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ネックは治療費。しかし、早ければ来年にも保険適用の可能性あり 難治がんに有効で、副作用が少ない重粒子線治療の威力

2009年10月

放射線医学総合研究所理事の辻井博彦さん 難治性のがんに有効で、しかも副作用が極めて少ないといわれるのが重粒子線治療だ。千葉県にある放射線医学総合研究所(以下、放医研)が世界初の重粒子線がん治療専用装置を開発・建設し、臨床応用を始めてから15年。治療を受けた患者の数も、今年中に5千人に達する。 03年に高度先進医療の承認を得ているが、保険適用も早ければ2010年にも実現する可能性があるという。 ...

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IMRTを超える最新技術で、高い治療効果と軽い負担 放射線治療に新たな可能性を開くVMAT

2008年6月

リニアックを回転させながら放射線照射 盛況を博したセミナー会場 座長を務める金沢大学放射線科の高仲強さん 「VMATの導入で欧米の先端放射線治療システムに匹敵する効果が、ごく短時間の治療で得られようとしています。これにエレクタ・シナジーを用いた、治療時のCT撮影システムを組み合わせることで放射線治療は新たな1歩を踏み出すことになるでしょう」 2008年4月6日、パシフィコ横浜で第67回...

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前立腺がん放射線治療後の副作用、尿道・直腸症状、勃起不全の対策

2007年6月

東京医療センター放射線科医長の 萬篤憲さん 前立腺がんの治療法の中でも、3次元外部照射や小線源療法などの放射線治療を選択する人が増えています。 これらの新しい放射線治療やホルモン療法の副作用と対策について、小線源療法の第一人者・東京医療センター放射線科医長の萬篤憲さんにうかがいました。 放射線治療の副作用の現状は?小線源療法、3次元照射では、軽くすむことが多い 小線源療法を先進的に行ってい...

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放射線治療の副作用「皮膚障害」にどう対処する? 早期発見・早期治療で重症化を防ごう!

2006年2月

国立看護大学校 成人看護学教授の 飯野京子さん いいの けいこ 1960年生まれ。 82年新潟大学医療技術短期大学部卒。 99年聖路加看護大学大学院修士課程卒。 82年国立がん研究センター中央病院看護師。 01年国立看護大学校成人看護学教授。 専門は成人看護学、がん看護。 放射線皮膚炎になったら?こすったりかいたりせずに、放射線科医師に相談するのが解決の早道放射線皮膚炎 放射線治療には皮膚...

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