連載

インターネットで探るがん情報

潜伏がんと過剰診断 潜伏がんの発見に過剰な処置を施してしまうことも

2009年1月

すわ くにお東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。治療段階ではない、潜伏しているがんに対して過剰な検査が行われることがあります。検診はがんを見つけることが重要なのではなく、がんによる死を防ぐことが目的です。「潜伏がん」という言葉について、ま...

詳細はこちら

食道がんと反回神経麻痺 自然治癒が難しい場合には手術も

2008年12月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 食道がんの手術は大手術で、いろいろな合併症が発生します。 反回神経麻痺はその中で頻度が高く、手術直後の重症期を切り抜けた後に重要になります。食道がん+反回神経麻痺で約2,050件見つか...

詳細はこちら

がん治療と宗教 人によってそれぞれ、未だ謎が多い未開拓な分野

2008年10月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 がん治療と宗教の関係を、2つの単語をキーワードとして検索して、約3万4000件ほど見つかりました。その中から選んだいくつかのホームページを紹介します。なお、私自身は宗教の意義は承知し...

詳細はこちら

抗がん薬と間質性肺炎 厚生労働省のホームページが充実した内容の文書を掲示

2008年9月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 以前、「抗がん薬の肺障害」というテーマを扱いました。ちょうど、イレッサの肺障害が話題になった時でした。この回では、イレッサ自体の問題を詳しく扱いましたが、抗がん薬の肺障害の重要な要素...

詳細はこちら

磁気と電気とがん治療 思わしい記事が見つからず結局、検索前から進展せず

2008年8月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 がん治療とは限りませんが、電気や磁気を用いた治療というのが一部に喧伝されているので、それを調べてみました。「電気+磁気+がん治療」の3つの単語を組み合わせて、日本語のページで3万47...

詳細はこちら

がん治療と医療崩壊 アメリカのシステムに追従すれば日本の医療は崩壊する

2008年7月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 巷には「医療崩壊」という言葉があふれています。ところが本誌の雰囲気も一般のニュースも、「がん治療」はこれと比較的無縁な雰囲気があります。それを身近に感じてない理由の1つに救急医療と産...

詳細はこちら

がんと玉川温泉 北投石は世界で玉川温泉と台湾北投温泉にしか産出しない

2008年6月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 玉川温泉へのアクセスと交通事情 インターネットで調べる際は、ただ「玉川温泉」で検索すると同名の温泉が日本中に他にもある点に注意して下さい。「秋田県」と加えれば無難です(グーグルマップ)。...

詳細はこちら

抗がん薬の薬物治療モニタリング(TDM) 有効だと期待されているが、利用されていないのが現状

2008年5月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 薬物治療モニタリング TDM(therapeutic drug monitoring)というのは、「個人の差を意識」して薬を使用するやり方で、「薬物治療モニタリング」あるいは「薬物血中濃...

詳細はこちら

がんサプリメント 購入の際には科学的根拠の有無に注目

2008年4月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 好感をもち、信用できそうな記事 サプリメントの記事はことの性質上、内容も質も多彩です。その中から、好感をもったり「信用できそう」という印象を受けたものを最初に出します。 小澁雅亮さん...

詳細はこちら

内視鏡検査と事故 がんを100件発見するのに死亡事故が1例起こる

2008年3月

すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 内視鏡検査による死亡事故発生率は、概数で0.001パーセントつまり10万件に1件です。それだけ見ると十分に低そうです。でも、本当に低いでしょうか。 内視鏡検査による異常発見率は、大体...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート4月 掲載記事更新!