闘病記

がんと生きる

がん闘病10年で会得した「老いてはがんに従え」の境地 悪性リンパ腫と共生しながら水彩画の楽しさに目覚める

2008年3月

さとう あきら 昭和17年、東京生まれ。 早稲田大学政治経済学部卒業後、広告代理店、出版社などを経て、昭和46年、日本マクドナルドに入社、マーケティング部長。 昭和52年、日本ケンタッキー・フライド・チキンに転じ、常務、専務、代表取締役を歴任し、平成15年~19年、同社顧問。 その間、平成16年~17年、法政大学経営学部非常勤講師を務めた。 平成10年に悪性リンパ腫を発症し、現在も闘病中 最新...

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6年がかりで発見された前立腺がん。ホルモン療法と食事療法で立ち向かう 「もう手術しても治りません」と言われた病期D1の前立腺がんと闘う

2008年2月

みたに ふみお 昭和11年生まれ。 千葉県佐倉市在住。国土交通省(旧運輸省)に36年間勤務、航空保安業務に従事。 退職後、航空保安業務関連の財団法人に7年間勤務。 平成9年、人間ドックでPSA4.4。その後、PSA値が上昇するが、がん未発見。 平成15年、5回目の針生検で前立腺がん発見、病期D1。 同年4月からホルモン療法を開始。PSA値が0.01まで下がり、平成17年4月より間欠療法に移行。 現...

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「そんな軽い命なら私にください」と訴えながら命の尊さを説く 「余命1年半」を宣告されてから始めた「いのちの授業」

2008年1月

わたべ しげとし 昭和20年生まれ、1歳から横浜で育つ。 10歳で父を亡くし、小学校時代からアルバイトで家計を支える。 中学卒業後、さまざまな職業に就きながら、定時制の商業高校を卒業。 26歳で婦人服プレス業を開業。会社経営の傍ら、地域の少年野球代表、子供会会長、区の青少年委員を務めるなど、青少年教育に携わった。 平成13年にすい臓がんを発病したが、翌年大手術を乗り越えて、仕事に復帰、江戸川区の教...

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乳がん手術を体験して、痛感するのは「術後外来」システムの必要性 2度の危機、そして沖縄との出会いが脚本家に新しい道を切り拓かせた

2008年1月

高木凛さん 作家・脚本家 沖縄懐石「赤坂潭亭」主人 たかぎ りん 東京都出身。 出版社勤務を経て、80年代後半からテレビ・ラジオの脚本家として活躍。 「黄色い髪」(NHK)、「息子よ」(TBS)などを手がけ、「父系の指」(TBS)では94年度ギャラクシー大賞を受賞。 その後、乳がんの手術後に再訪した沖縄に魅せられ、東京・赤坂に沖縄懐石「赤坂潭亭」を開き、主人となる。 2度目の手術後に書き下ろした...

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「人の心が和む作品」に情熱を傾ける「石創画」の創始者 生かされた命。人に役立つ作品を創るのが生きがい

2007年12月

えだ たかひろ 画家。 1942年大阪市生まれ。 高卒後グラフィックデザインとデッサンを学ぶ。 デザイナーとして活躍後、1978年、石を素材に描く「石創画」の研究制作を開始。 1979年から現在まで、国内、欧州、カナダで開かれた個展は40回以上を数え、美術年鑑、日本紳士録に「石創画創始者」として記載される。 胃がんの体験を経て「日ごろ美術鑑賞の機会がない人たちが親しめるように」と、2007年、「石...

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がんと「闘う」のではなく、「共に生きる」が生存力の秘訣 くり返し襲って来る乳がん転移の恐怖を乗り越えて

2007年11月

あらかね さちこ 昭和63年、乳がんで左乳房摘出手術。 平成2年、肝転移。 平成12年、脳下垂体へ転移。 平成14年、肝転移再発。化学療法による副作用で心停止。ペースメーカー装着。 平成18年3月、肝臓に3度目、平成19年2月に4度目の再発。 呉共済病院在宅医療指導管理室師長を最後に、6月に退職 半分が病後だった36年の看護師生活 「荒金幸子は、美しい人である」と、ノンフィクション作家の中...

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単に治療だけの病院ではなく、患者が患者をサポートできる場に 「がん患者の、がん患者による、がん患者のための病院」の誕生に奔走した女性

2007年10月

なかがわ けい 昭和33年福岡県福岡市生まれ。 広島女学院大学で日本文学を専攻し、インテリアメーカーを経て10年間中学教師として勤務。結婚を機に退職し、専業主婦として実父の介護などを経験。 2000年8月に乳がんが発覚し、2年後に再発。 2003年1月に発足した乳がんの患者会『きらら』の世話人代表として幅広く活躍している。 2005年には子宮がん患者を対象とした患者会『うらら』も立ち上げた 患...

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治療の適応と限界を知って、自分らしい生き方を選ぶ なだらかな下り坂を豊かに過ごす「がんとの共存」人生

2007年9月

ぬかだ いさお 医療法人倫生会みどり病院理事長。 1940年神戸市生まれ。 1966年京都大学薬学部卒業、1975年鹿児島大学医学部卒業。 北九州健和会総合病院を経て、1980年から神戸みどり病院院長、2003年より現職。 1995年の阪神大震災直後には医療ボランティアに奔走、地域に根付いた医療活動に取り組む。 『孤独死』(岩波書店)、『いのち織りなす家族』(岩波書店)等、著書多数。 2003年、...

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がんとの出会い。ホスピス医ががんから学んだもの 人生は出会い。自然の摂理に身を任せて生きる

2007年8月

つねとう さとる 1959年大分県生まれ。 1985年筑波大学医学専門学群卒業。 1993年英国St.Christopher's Hospisにて研修。 1995年淀川キリスト教病院ホスピス長、 2001年大阪大学大学院人間科学研究科助教授、 2006年10月より大阪大学大学院医学系研究科に開設された日本初の緩和医療学の講座の教授に就任。 日本緩和医療学会(常任理事)、日本ホスピス緩和ケア協会(幹...

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数々のスクープをものにしたジャーナリストががんで学んだもの 夫婦ダブルでがんを乗り越えた「相手への思いやり」

2007年6月

ふじわら ゆうこう 1936年東京・墨田区生まれ。 日本大学芸術学部映画学科卒。共立通信社を経てテレビ芸能番組のレポーターを務め、以後フリージャーナリストとして数々の芸能事件をスクープする。 著書に『芸能界入試問題集』、『スターへの階段を駆ける少女』、『江利チエミ物語 テネシーワルツが聴こえる』、『美智子皇后の70年 女人抄』など。 伝記小説、ドキュメンタリー作品の取材、執筆に取り組んでいる。 ...

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