がんの薬事典

アービタックス(一般名:セツキシマブ)進行・再発大腸がんの1次治療薬として使えるようになった分子標的薬

2011年2月

アービタックスは、EGFR陽性の治癒切除不能な進行・再発の大腸がんに使用される抗がん剤です。これまでは、他の標準的治療薬で効果がなかった場合に使う2番手、3番手の薬でしたが、2010年3月に1次治療から使える薬として承認されました。 2つのメカニズムでがん細胞を攻撃 大腸がんは、進行して手術ができない場合、抗がん剤による治療が行われます。アービタックスはこのような進行した大腸がんに使用される薬剤で...

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アブラキサン(一般名:パクリタキセル・アルブミン懸濁型)乳がん患者さんのQOLを高める新しいパクリタキセル製剤「アブラキサン」登場

2010年11月

抗がん剤のパクリタキセルは、がんの分野で広く使われてきました。そうした中、改良された新剤形・新用量のパクリタキセル製剤としてアブラキサンが新登場しました。3時間かかった点滴時間は30分に短縮され、過敏症によるアナフィラキシーショック症状なども回避できるようになりました。今年7月に承認され、乳がんの治療薬として期待されています。 優れた抗がん剤だが問題点を抱えていた 優れた抗腫瘍効果を持つパクリタキ...

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レブラミド(一般名:レナリドミド水和物)多発性骨髄腫を長期に抑えると期待の新薬

2010年10月

多発性骨髄腫の薬物療法は、新薬が次々に登場したことで大きく進歩しました。2010年7月、多発性骨髄腫に対する効果の大きいレブラミドが発売され、治療成績のさらなる向上が見込まれています。レブラミドは、手足のしびれなどの副作用が少ない経口剤で、QOL(生活の質)の改善にも役立つと注目されています。 薬物療法の治療成績が大きく向上している 多発性骨髄腫は血液のがんの1つです。赤血球や白血球といった血液細...

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アフィニトール(一般名:エベロリムス)転移性腎がんの薬物療法に新たな選択肢

2010年9月

進行、再発、あるいは転移した腎がんに対する薬物治療は、08年に2種類の分子標的薬が登場したことで、大きく前進しました。しかし、これらの分子標的薬が効かなくなってしまった場合には、残念ながら、もう打つ手がなかったのです。 2010年4月、新たな分子標的薬としてアフィニトールが発売され、そんな患者さんも治療が可能になりました。 待望の第3の分子標的薬 [アフィニトールががんを抑えるしくみ] 腎が...

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ペグイントロン(一般名:ペグインターフェロンアルファ2b)C型慢性肝炎を治して肝がんを予防

2010年8月

肝がんの8割はC型肝炎ウイルスが原因だと言われています。そのため、肝がんを予防するには、C型慢性肝炎の治療が欠かせません。 C型慢性肝炎を治す決め手はインターフェロンを使う薬物療法。従来のインターフェロンを改良したペグイントロンが登場してから、治療の効果は飛躍的に高まっています。 肝がんの原因の8割がC型肝炎ウイルス 肝がんによる死亡者は、1975年以降急増しており、現在では年間約3万人に達してい...

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ジェムザール(一般名:ゲムシタビン)手術ができない乳がん、再発乳がんの薬物治療に新たな選択肢

2010年7月

手術ができない乳がん、再発乳がんの薬物治療に新たな選択肢が加わりました。 昨年、ジェムザールは非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、尿路上皮がんに次いで、「手術不能又は再発乳癌」の効能を取得。臨床試験の結果、手術ができない乳がん、再発乳がんの生存期間を延長するという有効性が示されています。 再発乳がん治療に新たな選択肢 がんが進行していて手術が不可能な乳がんや、再発した乳がんについては、薬物療法が治療...

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ラスリテック(一般名:ラスブリカーゼ)がんの化学療法が原因で起こる高尿酸血症治療薬が登場

2010年6月

大量の尿酸が血中に存在する高尿酸血症は、がんの化学療法が原因で起こる症候群の1つです。 この病気は適切な治療を行わないと急性腎不全に至ったり、最悪の場合は致死的な経過をたどることもあります。しかし、昨年10月、このがん化学療法に伴う高尿酸血症の治療薬としてラスリテックが日本でも承認されました。とくに、良好な予後が期待できる小児血液がんの治療現場から切望されていた薬剤の登場です。 腎臓にダメージを与...

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エルプラット(一般名:オキサリプラチン)結腸がんの術後補助化学療法にもFOLFOX療法

2010年5月

エルプラットは、進行・再発大腸がんに対し、FOLFOX療法という他の薬剤との併用療法で、画期的な成果をあげてきました。 2009年8月、結腸がんの術後補助化学療法にも適応が拡大。 いずれ国内でも術後補助化学療法の標準治療になるだろうと、大きな期待が寄せられています。 大腸がんの治療に変革をもたらしたエルプラット 多剤併用療法の「FOLFOX」療法は、大腸がんの化学療法に変革をもたらした治療法で、現...

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リフレックス(一般名:ミルタザピン)効果が早く現れる新しいタイプの抗うつ剤

2010年4月

うつ病に苦しんでいる、がん患者さんは多い。 09年9月に発売された抗うつ剤リフレックスは、これまで広く使われていた抗うつ剤とは、作用メカニズムがまったく異なる新しい抗うつ剤です。 最大の特徴は、眠れない、イライラ、不安、憂うつ感などの自覚症状が、服用後の早い時期から解消されることです。他の薬との相互作用が起こりにくいことも特徴です。 作用の仕組みが新しい新タイプの抗うつ薬 がんと診断されたとき、あ...

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OC-ヘモディアオートIII 大腸がんの早期発見に役立つ便潜血検査薬

2010年3月

大腸がんは、ここ数年で急速に死亡率が増えており、将来日本人のがんの死亡原因のトップになるだろうと予測されています。 日本の大腸がんの集団検診で行われている便潜血検査は、大腸がんの早期発見に貢献している検査です。 今回紹介する「OC-ヘモディアオートIII」は、免疫学的な抗原抗体反応を利用して便中に血液が混入していないかを調べるラテックス凝集反応を測定原理とした便潜血検査薬です。 食事や薬の影響を受...

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