ヘビースモーカーは、手術に耐えられるか
2010年7月
1A期の非小細胞肺がんと診断されました。早期なので、手術を行うと、治る可能性が高いと言われ、少し安堵しています。ただ、50年近く、かなりのヘビースモーカーだったことが気がかりです。タバコを吸っている人は、麻酔後に肺炎などを起こすリスクがあると主治医に聞き、とても不安です。今は禁煙して3カ月以上経ちますが、手術後の肺炎で死亡したり、後遺症が出たりすることはあるのでしょうか。現在は、日常生活では自覚症...
非小細胞肺がん
2010年7月
1A期の非小細胞肺がんと診断されました。早期なので、手術を行うと、治る可能性が高いと言われ、少し安堵しています。ただ、50年近く、かなりのヘビースモーカーだったことが気がかりです。タバコを吸っている人は、麻酔後に肺炎などを起こすリスクがあると主治医に聞き、とても不安です。今は禁煙して3カ月以上経ちますが、手術後の肺炎で死亡したり、後遺症が出たりすることはあるのでしょうか。現在は、日常生活では自覚症...
2010年5月
これまで健康そのものだった66歳の父の右肺に、肺がんが見つかりました。非小細胞肺がんの扁平上皮がんとのことです。腫瘍の大きさは3センチを超えていて、右肺の肺門にはリンパ節転移があるとのことです。手術は可能でしょうか。(茨城県 女性 37歳)A 標準的治療は手術。術後に化学療法を行う扁平上皮がんで大きさが3センチを超え、右肺肺門のリンパ節転移があるとのことですから病期は2A期と考えられます。この病期...
2010年5月
非小細胞肺がんで、進行していると言われました。EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子検査では、遺伝子変異なしとのことでした。さらに、組織型を調べた結果、非扁平上皮がんの大細胞がんらしいとのことです。新しい抗がん剤のアリムタ(一般名ぺメトレキセドナトリウム水和物)とシスプラチン(一般名)を併用した化学療法を始めることになりそうです。新しい化学療法に期待もありますが、副作用などに不安もあります。この治療...
2010年4月
総合病院で、肺がんの治療を受けています。詳しくは以下のとおりです。非小細胞肺腺がん:ステージ(病期)3B T1 N3 M0 T1:左下葉22ミリ N3:所属リンパ節では、原発巣と反対側のリンパ節にも転移あり。胸膜への転移はなく、縦隔には広がっていない。胸水はたまっていない M0:首の両側のリンパ節に転移あり 1回目の抗がん剤治療:2006年10~12月に、タキソール(一般名パクリタキセル)+パラプ...
2010年2月
64歳、父のことです。総合病院の検査で、右肺の肺門に2.5センチほどの腫瘍が見つかりました。非小細胞肺がんの扁平上皮がんと言われ、手術予定。父の場合、手術後はどんな補助化学療法をしたらよいのでしょうか。(福井県 女性 34歳)A 術後の補助化学療法はしなくてもよい肺がんの病期分類は、2010年1月1日から新しくなります。これまでは、腫瘍径3センチ未満を1A期としてひとまとめにしていました。国際対が...
2010年2月
非小細胞肺がんの腺がん。肝臓への転移があり、手術はできないとのこと。臨床試験中の化学療法や、日本では未承認だが海外では一般的に使われている薬を個人輸入してでも治療を受けたいと思っています。少しでも有効な化学療法について、アドバイスをしてください。(大分県 女性 53歳)A 世界標準の抗がん剤治療は、アバスチンを含む3剤併用病期は4期ですから、手術で治癒することはありません。非小細胞肺がんのうち末梢...
2009年12月
母(64歳)のことでご相談します。母は4年前に非小細胞肺がんの4期と診断されました。先日まで、サードラインとしてイレッサ(一般名ゲフィチニブ)を2年3カ月服用していましたが、効かなくなったため、1カ月ほど休薬して、タルセバ(一般名エルロチニブ)を服用することになりました。イレッサではとくに重い副作用は出ていないようでしたが、タルセバのほうがイレッサに比べて副作用がやや強いと聞き、心配です。イレッサ...
2009年10月
2006年12月に受けた人間ドックで、胸部にボーッとした陰があると指摘され、その後、多くの検査を受け、2007年1月に左肺葉切除の手術を受けました。腺がんでした。退院後、抗がん剤のUFTE顆粒(一般名テガフール・ウラシル)を飲んでいましたが、6カ月後、手足のしびれが起きたため、服用をやめました。今年の3月に受けたCT検査では「左肺下葉に複数の結節を認め、増大もしくは新出病変があり、肺転移を疑う」、...
2009年10月
2009年の8月に1A期の肺腺がんと診断されました。がんの大きさは2センチ弱です。画像上では、病変は濃い影が比較的はっきりと見えるそうです。今後、手術を予定していますが、手術が無事に終われば、がんは治るのでしょうか。それとも、手術が成功しても、さらに何らかの治療が必要でしょうか。(香川県 男性 64歳)A 術後の診断で病期が変わり、抗がん剤治療が必要になることも手術前に大きさ2センチほどの1A期肺...
2009年7月
2007年8月、胸腔鏡手術で右肺腺がんの中葉切除をしました。肺がんの大きさは3センチで、病期は1B期でした。07年11月よりUFT(一般名テガフール・ウラシル)を飲んでいます。CTの検査では08年12月、右肺に8ミリ大の高分化腺がん、さらに、09年3月、右肺に9ミリ大と数ミリの多発結節4カ所が見つかりました。同年4月のPET-CT(陽電子断層撮影とコンピュータ断層撮影が一体になった最先端の診断装置...