子宮頸がん1歩手前の高度異形成。経過観察でよいか
2010年12月
子宮頸がん検診を受けたところ、精密検査の組織診で高度異形成、前がん状態と診断されました。がんの1歩手前ということなのでショックを受けています。しかし、定期的に検査を受ければ、経過観察でもいいと言われました。子宮がんに進まないか心配なのですが、治療をしなくても大丈夫でしょうか。高度異形成では、病変組織を切除するケースも多いと聞きます。子宮の部分切除ですむなら、子宮頸がんに進まないうちに早めに治療した...
2010年12月
子宮頸がん検診を受けたところ、精密検査の組織診で高度異形成、前がん状態と診断されました。がんの1歩手前ということなのでショックを受けています。しかし、定期的に検査を受ければ、経過観察でもいいと言われました。子宮がんに進まないか心配なのですが、治療をしなくても大丈夫でしょうか。高度異形成では、病変組織を切除するケースも多いと聞きます。子宮の部分切除ですむなら、子宮頸がんに進まないうちに早めに治療した...
2010年12月
3年前、1a期の子宮頸がんで円錐切除術を受けました。術後の経過は順調です。最近、子宮頸がん予防ワクチンが話題になっていますが、私のように、子宮頸がんを発症したあとでワクチンを接種しても、がんの予防効果はあるのでしょうか。子宮頸がんを引き起こすウイルスには何度でも感染すると聞くので、残った正常組織が再びがんになる可能性はあると思われ、ワクチンの効果がありそうな気もします。教えていただけますか。(山梨...
2010年12月
昨年12月に初めての妊娠で胞状奇胎と言われ、今年2月に胞状奇胎を取り除く手術を受けたところ、侵入奇胎の絨毛がんでした。CT検査の結果、肺転移が見つかり、化学療法としてメソトレキセート(一般名メトトレキサート)の投与を、5日間1クールとして計7クール受けました。幸い、HCG*は7月以降、ずっと正常値で、現在はCTでも肺転移の影が消えています。しかし、化学療法では、腹痛や口内炎、湿疹といった副作用に悩...
2010年12月
症候性多発性骨髄腫と診断されました。これから治療を受けるのですが、年齢から判断し、大量化学療法ではなく、普通の量の化学療法を行うとのことです。ですが私は昔から体力には自信があり、今でもスポーツを楽しんでいます。できれば少し体に負担がかかったとしても、強い治療を行って多発性骨髄腫を完全に治してしまいたいと考えています。65歳以上は大量化学療法は受けられないと主治医に言われましたが、本当に受けられない...
2010年12月
多発性骨髄腫患者です。現在、化学療法による治療中ですが、腰痛に苦しんでいます。こうした骨の痛みにはどんな治療法があるのでしょうか。(埼玉県 男性 69歳)A 麻薬製剤を早期から積極的に使い、痛みを上手にコントロール多発性骨髄腫では、ほとんどの患者さんに骨の痛みや骨折などの骨病変がみられます。骨病変がなぜ起こるのかというと、骨髄腫細胞によって活性化された破骨細胞が骨皮質を食べて、骨を壊してしまうから...
2010年12月
71歳の母の病状についての相談です。最近、多発性骨髄腫の再発がわかりました。サリドマイドによる治療をしたいと思うのですが、安全管理や手続きがとても複雑だと聞きました。母とは離れて暮らしており、1人暮らしです。高齢の母でも安全に治療を受けることはできますか。(徳島県 女性 45歳)A 患者本人が薬をよく理解し、安全に服用することが大事サリドマイドは「サリドマイド製剤安全管理手順(TERMS)」という...
2010年12月
75歳の父のことでご相談します。降圧剤と抗血小板剤を服用しています。05年に早期前立腺がんの手術を受け、がんは取り切れました。06年には原発の肺がんで1B期と診断され、右下葉を切除しました。以後、年1回のPET*、半年ごとに肺のCT検査を続け、再発はありませんでした。しかし、今年9月に腰痛を訴え、MRI検査をしたところ、仙椎*の背側に直径1センチの腫瘍が見つかりました。骨シンチ検査*、PETではそ...
2010年12月
4年前に乳がんを患い、昨年再発をしました。AC療法*を行ったのちにタキソール(一般名パクリタキセル)を行う治療を続けていますが、最近タキソールの新しい剤型としてアブラキサン〔一般名パクリタキセル(アルブミン懸濁型)〕が承認されたと聞きました。アブラキサンとはどういう薬なのでしょうか。タキソールと効果の点では同じなら、できればアブラキサンに替えたいと思っています。(岩手県 女性 52歳)A アブラキ...
2010年12月
6年前に肺腺がん1B期で手術をしました。3年前に再発が判明した際には、すでに両肺に散らばっており、4期と診断されました。再発後はパラプラチン(一般名カルボプラチン)+タキソール(一般名パクリタキセル)、TS-1(一般名テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム)+シスプラチン(一般名)、イレッサ(一般名ゲフィチニブ)、タルセバ(一般名エルロチニブ)などの抗がん剤治療を続けてきましたが、どれもじきに...
2010年12月
61歳の母のことでご相談します。1年前に非小細胞肺がん、大きさは2.5センチで1A期と診断され、右上葉を切除しました。術後に補助化学療法を勧められ、UFT(一般名テガフール・ウラシル)を飲んでいました。しかし、食欲低下が激しく、何を食べても味がわからなくなり、闘病意欲もなくなってしまいました。結局、薬は中止しましたが、今度は再発するのではないかと心配です。食欲減退や味覚障害を防ぐ副作用対策はないの...