2008年11月
がんになった時節には、がんを受け入れるがよく候 高齢者の障害をテーマにした『廃用身』で作家デビューし、「平成の『白い巨塔』」と評価された『破裂』で作家の地位を不動のものとした久坂部羊さんは、もともとは消化器外科医であり、がん医療にも詳しい。若い頃、医療の現実に絶望感を抱き、さまざまな経緯を経て、医師と作家の二足のわらじを履くに至った久坂部さんに、鎌田實さんが日本の医療の現状批判、「死に時」の考え方...
2008年10月
たなか ゆうじ 1970年生まれ。徳島大学卒業。東京大学、都立駒込病院を経て、米国デューク大学に留学。 現在は東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワーク部門客員助手。 2000年、患者会血液患者コミュニティ「ももの木」を設立し、定期的な交流会を続けている「患者さん側から医療者に思いや気持ちを教えてほしい 2」でも紹介したように、数年前から「血液患者コミュニティももの木」のメンバーを通じて、...
2008年10月
すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 がん治療と宗教の関係を、2つの単語をキーワードとして検索して、約3万4000件ほど見つかりました。その中から選んだいくつかのホームページを紹介します。なお、私自身は宗教の意義は承知し...
2008年9月
たなか ゆうじ 1970年生まれ。徳島大学卒業。東京大学、都立駒込病院を経て、米国デューク大学に留学。 現在は東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワーク部門客員助手。 2000年、患者会血液患者コミュニティ「ももの木」を設立し、定期的な交流会を続けている参加者21人、団体10団体が参加して第4回院内患者会世話人連絡協議会定例総会が開催されました。 多くの意見が出され、互いに参考になることが...
2008年9月
すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 以前、「抗がん薬の肺障害」というテーマを扱いました。ちょうど、イレッサの肺障害が話題になった時でした。この回では、イレッサ自体の問題を詳しく扱いましたが、抗がん薬の肺障害の重要な要素...
2008年9月
がん患者さんの半数が薬の副作用よりうつ症状の苦しみに悩まされています人間は治す力を持っている。それを最大限発揮できるようにすることが大事おおにし ひでき 1986年、横浜市立大学医学部卒業。横浜市立大学医学部講師、神奈川県立がんセンター精神科部長を経て、現在、埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授。がん患者と家族の精神的なケアを専門とする、国内でわずか数10人の精神腫瘍医の1人。家族ケアの一環...
2008年8月
たなか ゆうじ 1970年生まれ。徳島大学卒業。東京大学、都立駒込病院を経て、米国デューク大学に留学。 現在は東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワーク部門客員助手。 2000年、患者会血液患者コミュニティ「ももの木」を設立し、定期的な交流会を続けている患者さんや家族の方は医療以外の仕事をされている方がほとんどです。 だから最初は医療のことはわからない、それは当たり前です。 けれども、医療...
2008年8月
すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 がん治療とは限りませんが、電気や磁気を用いた治療というのが一部に喧伝されているので、それを調べてみました。「電気+磁気+がん治療」の3つの単語を組み合わせて、日本語のページで3万47...
2008年8月
ジャーナリストとして感じた日本のがん治療の常識・非常識副作用に耐えるための治療は本来の治療ではないたなか ひでかず 1959年、東京生まれ。1982年、慶應義塾大学経済学部卒業、読売新聞東京本社入社。長野、松本支局、社会部などを経て、1993年から長期連載「医療ルネサンス」を担当。97年に発足した医療情報室(現・医療情報部)記者として、がん、医薬品、生殖医療など、健康・医療問題を取材。1998年に...
2008年7月
すわ くにお 東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。 巷には「医療崩壊」という言葉があふれています。ところが本誌の雰囲気も一般のニュースも、「がん治療」はこれと比較的無縁な雰囲気があります。それを身近に感じてない理由の1つに救急医療と産...