連載

コラム・レポート

第7回 がん治療をしながら仕事する がんと告知されても、仕事をやめなくても大丈夫‼

2021年8月

「頑張り過ぎると体力も気力も長続きしません。最初は決して無理をしないで、総務・人事・労務担当に相談しながら、ぼちぼちでいきましょう」と語る遠藤源樹さん がんは、ある日、突然診断されます。がんと診断された精神的なショックとともに、がんの詳しい情報と良い病院探しと、頭の中が混乱しているなか、仕事をやめてしまう方が少なくありません。でも今は、がん治療は毎年進歩しています。がん治療をしながら仕事を続けるに...

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腫瘍内科医のひとりごと 127 コロナ流行下のがん治療 この1年半

2021年7月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 コロナ流行が、もう1年半以上にもなりました。不要不急の外出を控えるように言われたためか、がん検診者数が昨年から激減しており、がんが進行してから見つかる方が増えるのではないかと心配されています。ま...

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ドイツがん患者REPORT 81 1回目のワクチン接種を終えて

2021年7月

「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ 5月27日の木曜日、コロナワクチンの1回目の接種を受けました。2日前の25日の昼、ホームドクターからワクチン接種の連絡がありましたが、指定日までたった2日しかありません。僕は時間だけはいっぱいあるので問題はありません。仕事がある人はどうかと思いましたが、優先的に摂取を希望する人なら、それは大きな問題...

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実例紹介シリーズ第3回 セカンドオピニオンを主治医に言い出しにくい

2021年7月

Q セカンドオピニオンを主治医に言い出しにくい 早期の前立腺がんと診断されました。主治医からは手術を勧められています。しかし、本やインターネットなどで調べると、前立腺がんの治療はさまざまあって、早期では無治療で経過観察することもあることなども知りました。そのため、小線源療法のほうがいいのではないかと感じています。主治医は丁寧に説明をしてくれて、親身になってくれる先生だと思いますが、手術はやはり避け...

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腫瘍内科医のひとりごと 126 命の優先順位

2021年6月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 先日のニュースでは、大阪府で新型コロナウイルス感染者の入院調整を行う部局の医療系技術職トップ(医師)が、各保健所に対し「府の方針として、高齢者は入院の優先順位を下げざるを得ない」とするメールを送...

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ドイツがん患者REPORT 80 最後のサマータイム⁉

2021年6月

「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ サマータイムは、EU議会で今年(2021年)の10月までに廃止と決まっています。今年はもう行わないのかと思っていたら、最後のサマータイムが3月28日(日)午前2時から始まっています。本当に多くの人が廃止を望んでいるのなら、前倒しでもいいのに……。僕はサマータイムは好きではありませんでしたが、今では廃...

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実例紹介シリーズ第2回 がん治療中の父に認知症のような症状が。今後どう対応したらいい?

2021年6月

Q がん治療中の父に認知症のような症状が。今後どう対応したらいい? 75歳の父は、進行した肺がんで抗がん薬治療を受けています。元来、父はとてもしっかりしていて、これまでは毎日散歩をかかさず、預貯金の管理なども自分で行っていました。ところが、抗がん薬治療を受けに行った日に高熱を出して、急遽入院になりました。PCR検査は陰性でしたが、肺炎を起こしていることがわかり抗生剤で治療を行いました。入院してから...

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第6回 美味しく食べて欲しいから 最期まで口の機能を保つために歯科医の力を借りよう!

2021年6月

「歯科医が加わったチーム医療は病院では行われるようになりましたが、在宅治療における歯科医の重要性はまだまだ知られていません」と語る菊谷 武さん がんになるとがん治療のことで頭がいっぱいになり、口内のケアのことは後回しにしてしまいがちです。近年、がん診療連携拠点病院の多くに歯科が設置され、口腔内のがん治療のためだけではなく、口腔内に発症した薬物療法の深刻な副作用を軽減させるなど、重要な役割を担ってい...

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腫瘍内科医のひとりごと 125 芝桜

2021年5月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 玄関と庭にある芝桜が赤色、ピンク色に咲きました。花びらがすこし白っぽく、芯のところが赤くなっているのもあります。お隣のN(娘)さんの父Kさん(94歳男性、元学校長)は、定年退職した後、長年、自宅...

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ドイツがん患者REPORT 79 ワクチンはいつ接種できる?

2021年5月

「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ 日本のテレビやラジオのネット配信は、海外ではブロックされていて聴けないものがほとんどです。そこでラジオ局はYouTubeに流してくれています。日本では早朝6時から8時までのラジオ番組「飯田浩司のOK! Cozy up!」の短縮版(30分)を、平日のほぼ毎朝聴いています。日本とは8時間の時差があります...

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