連載

コラム・レポート

腫瘍内科医のひとりごと 122 コロナ禍でも、がん治療は進歩している

2021年2月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 昨年からの、コロナ流行がおさまるのを静かに待つしかないのかと家にこもり、じっとテレビや新聞を見ながら、「ワクチンはどうか」「もっと明るい話題がないか」と思って過ごしていました。 初めて見た「ゲノ...

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ドイツがん患者REPORT 76 メルケル首相の演説

2021年2月

「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ 今年でドイツに住んで34年目。日本のことを少しは知ろうとネットを始めたのが7年前。それ以前は、たまに入手できる日本の新聞や雑誌から得る情報くらいで、日本についての知識は一般のドイツ人とたいして変わりませんでした。「日本に住んでないからわからない」「もうそっちの感覚が染みついて、理解できないね」など、...

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第10回 1度だけの人生を一生懸命生きて、死に備える姿勢

2021年1月

しみず けん 1971年生まれ。精神科医・医学博士。金沢大学卒業後、都立荏原病院で内科研修、国立精神・神経センター武蔵病院、都立豊島病院で一般精神科研究を経て、2003年、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)東病院精神腫瘍科レジデント。以降一貫してがん患者およびその家族の診療を担当。2006年、国立がんセンター中央病院精神腫瘍科勤務、同病院精神腫瘍科長を経て、2020年4月よりがん研有明病...

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腫瘍内科医のひとりごと 121 参拝も分散して

2021年1月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 正月には、Aさん(66歳、乳がん手術後2年)の家に誰も来ない予定です。テレビを見て、ひとりで過ごすつもりです。息子、息子の嫁さん、孫からは「お正月は行けないけど、来年もよろしくね」と、スマホの画...

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ドイツがん患者REPORT 75 病院は少ないほうがいい⁈

2021年1月

「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ 日本でも晩秋に入り、コロナ感染者数が急増していると聞きます。ミュンヘンは日本の姉妹都市・札幌と同緯度にあるので、秋冬の到来も早い。そのせいかコロナ感染者が急増して、高止まりのまま推移しています。11月24日の発表では、感染者数13,554人で、もう何日もすれば国内総感染者数100万人の大台に乗ってし...

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第4回 老化やがんに密接に関係する終末糖化産物 AGEをためない食生活を心掛けよう!

2020年12月

「AGEをためない食生活習慣に気を配ってみてはいかがでしょうか」と語る山岸昌一さん 「AGE」という言葉をご存じですか。AGEとは、タンパク質と糖が加熱されてできた物質のことで、「終末糖化産物」とも言います。最近、このAGEが老化に深く関わっていることがわかってきて、今とても注目されています。今回は、AGEと老化やがんとの関係性や、AGEを体内にため込まない食生活について、昭和大学医学部内科講座糖...

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第9回 病気と向き合いながら自然に生まれる「気づき」がある

2020年12月

しみず けん 1971年生まれ。精神科医・医学博士。金沢大学卒業後、都立荏原病院で内科研修、国立精神・神経センター武蔵病院、都立豊島病院で一般精神科研究を経て、2003年、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)東病院精神腫瘍科レジデント。以降一貫してがん患者およびその家族の診療を担当。2006年、国立がんセンター中央病院精神腫瘍科勤務、同病院精神腫瘍科長を経て、2020年4月よりがん研有明病...

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腫瘍内科医のひとりごと 120 キャンドルサービス

2020年12月

ささき つねお 1945年山形県出身。青森県立中央病院、国立がんセンターを経て75年都立駒込病院化学療法科。現在、がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長。著書に『がんを生きる』(講談社現代新書)など多数 20年ほど前のことです。患者さんの入院している期間は、いまの2倍から3倍、がん病棟ではとくに長かった頃です。多くの患者さんは、がんの病名は告げられていました。「早く退院できるように、頑張りましょ...

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ドイツがん患者REPORT 74 自宅に侵入してきたコロナ・後編

2020年12月

「懲りずに夢を見ながら」ロックギタリストを夢みてドイツに渡った青年が生活に追われるうち大腸がんに‥ 娘の誕生日パーティでコロナ患者が出た次の日、娘夫婦はすぐPCR検査に行くことにしました。娘婿は今回で2度目の検査。初めて検査したのは3月で、ドイツがパンデミックに襲われ始めた頃のことでした。当時は検査の仕方も手探り状態で家に検査員が来て行われたため、衛生局に連絡してから2、3日もかかりました。今回は...

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第3回 がん患者に起こるロコモティブシンドローム 整形外科医の力を借りて「がんロコモ」を防ごう

2020年11月

「これまで、整形外科医はがんもがん患者も診ない傾向がありましたが、今は学会をあげてがんと取り組み出しました」と語る河野博隆さん がんになっても動ける体でいたい、自分の足で歩き続けたい、多くのがん患者さんはそう願っているはずです。でも、がんやがん治療の影響で骨や関節などの「運動器」に障害が起こると、「がんだから仕方がない……」と諦めていませんか。今回は運動器の問題を取り上げます。近年よく耳にするよう...

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