がん相談

非小細胞肺がん

抗がん薬治療を中止。今後の治療法は?

2016年3月

77歳になる父のことで相談します。肺腺がんのステージⅢ(III)Aで、左肺下部に1㎝ほどの腫瘍があり、リンパ節転移もあると診断されました。遺伝子変異のないタイプです。入院して化学放射線療法を受けることになり、抗がん薬治療(*タキソール+*パラプラチン)の1クール目はとくに問題なく終わったのですが、2クール目の投与開始から2日目に発熱と下痢、血圧と白血球数が低下しました。原因は腸炎だったようですが、...

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イレッサを服用したときの皮膚障害が心配

2016年3月

*イレッサを服用することになりましたが、私は子どものころからアトピー性皮膚炎(ダストアレルギー)です。季節の変わり目やストレスを感じたときなど足首、膝裏がかゆくなり、そのたびにステロイド外用薬を塗って対処しています。イレッサの服用によってかゆみが悪化するのではないかと心配なのですが、とくに注意することや対処法はあるのでしょうか。また、これまで何回か巻き爪になったこともあるので、爪についても注意点を...

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軟膏がうまく塗れない。有効な塗り方は?

2016年3月

*イレッサの服用を始め、1日2回、保湿剤(*ヒルドイドソフト軟膏)を顔や体に塗っています。ただ、これまでクリームなどをあまり塗ったことがないので、どの程度塗ったらいいものか、よくわからないのですが……。(67歳 男性 愛知県)A 人差し指の第一関節の量で 手の平2枚分の面積に塗る日本医科大学付属病院がん診療センター長の久保田 馨さん保湿剤は、効果を得るためにしっかりした量を皮膚全体に塗布します。ヒ...

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皮膚障害で 減量や休薬になることはあるか

2016年3月

*イレッサの服用から約2週間後、お腹や背中に赤い発疹が出ました。ステロイド外用薬(*アンテベート軟膏)を塗っていますが、副作用が気になるので、長く続けたくありません。もし改善されず、皮膚障害が強いと減量や休薬になることもあるのですか。(55歳 女性 東京都)A 改善されなければ休薬も。コントロールが大切日本医科大学付属病院がん診療センター長の久保田 馨さんステロイド外用薬の副作用には、毛細血管拡張...

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皮膚症状に有効な内服薬はあるか

2016年3月

父(75歳)が*イレッサを服用しています。顔や体に発疹が出て、処方された軟膏を塗っていますが、かゆみもあるようです。皮膚症状に効果のある内服薬もあると聞いたのですが、どのようなものでしょうか。(45歳 女性 福島県)A 抗炎症作用を持つミノマイシンなどがある日本医科大学付属病院がん診療センター長の久保田 馨さん内服薬には、抗菌作用や抗炎症作用のある*ミノマイシン、かゆみを抑える効果のある*オロパタ...

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遺伝子検査が陰性。2次治療の選択肢は?

2015年11月

遺伝子検査(EGFR、KRAS、ALK)がいずれも陰性の場合の2次治療、3次治療はどのような薬物治療が選択可能なのでしょうか。なお、1次治療は*パラプラチン、*アリムタと*アバスチンの3剤併用とアリムタとアバスチンの2剤併用投与を実施しました。次回以降は*タキソテールを使用するようです。他に使用できる薬剤はありますか?(61歳 男性 大阪府)A タキソテールが標準治療。ジェムザールやアブラキサンに...

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タルセバ減量で複視や頭痛の症状。何か良い治療法はないか

2015年11月

*タルセバを服用していますが、皮膚障害がひどいため150㎎から50㎎に減量して服用しています。減量するので、治療効果はやはり低下してしまうものなのでしょうか。また、150㎎のときには複視の症状はあまりなかったのですが、50㎎だと複視がひどく、頭痛も頻繁にあります。何か良い治療法はありますでしょうか。(66歳 男性 愛媛県)A 脳転移の可能性もある。まずは造影剤を用いたMRI検査を受けることを勧める...

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分子標的薬を使うのが心配。糖尿病への影響は

2015年9月

血たんがあり、受診したところ肺腺がんで、骨転移があることも判明しました。EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子変異があり、分子標的薬が使えると言われましたが、かなり強い薬と聞いています。高血圧症で、糖尿病(境界型)もあるのですが、影響はないのでしょうか。できれば仕事も続けたいので、この選択が正しいのかどうか教えてください。(68歳 男性 千葉県)A 分子標的薬での治療は正しい選択日本医科大学付属病院...

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髄液にがんが転移。もう打つ手はないのか

2015年9月

昨年(2014年)の6月に背中が痛み、肺がん(肺腺がん)の末期と診断され、放射線治療で背中の痛みは消えました。その後、抗がん薬治療(*シスプラチン+*アリムタを4回、アムリタのみを2回、*タキソテールを2回)を受けました。4月中ごろより足にしびれが出始め、急速に歩行が困難になってきました。5月中ごろより放射線治療を13回受けましたが治らず、6月初めにまったく歩けなくなってしまい、入院しました。主治...

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再発で胸膜播種。治療法はないか

2015年3月

父(80歳)が、扁平上皮がんのⅠ(I)A期と診断され、一昨年(2013年)7月に左下葉摘出、リンパ節郭清をしました(術後治療はせず)。その後、昨年8月に再発(右肺に固形がん3㎝ほどと、胸膜播種)し、Ⅳ(IV)期となり、大学病院で余命6カ月と宣告されました。病院からは「積極的治療はできない。(従来の殺細胞性)抗がん薬治療、分子標的薬治療、放射線治療もできない。むしろ死期を早める」と言われ、緩和治療を...

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