タグリッソが効かなくなった後の治療法は
2021年4月
2019年11月、咳が頻繁に出るので風邪だと思い、近所のクリニックを受診しました。間質性肺炎を起こしていると診断され、薬を処方されて経過観察を続けていました。2020年3月ごろから息苦しさがひどくなり、4月に入って総合病院を紹介されました。検査の結果は肺がん、がんの大きさは2.4㎝ほどでリンパ節と骨に転移がありステージⅣ、余命2~4年と宣告されました。5月に大学病院に転院してタグリッソの投与が開始...
肺がん
2021年4月
2019年11月、咳が頻繁に出るので風邪だと思い、近所のクリニックを受診しました。間質性肺炎を起こしていると診断され、薬を処方されて経過観察を続けていました。2020年3月ごろから息苦しさがひどくなり、4月に入って総合病院を紹介されました。検査の結果は肺がん、がんの大きさは2.4㎝ほどでリンパ節と骨に転移がありステージⅣ、余命2~4年と宣告されました。5月に大学病院に転院してタグリッソの投与が開始...
2021年4月
私は非喫煙者ですが、2020年2月に右肺と縦隔リンパと脳への転移が見つかり、ステージⅣと診断されました。右副腎にも転移があり3月から第3世代EGFR-TKIの治療が始まりましたが、肝機能障害が出たため4週間の休薬の後、現在減薬して治療中です。私の場合、原発の右肺の生検が難しく、縦隔リンパ節へ気管鏡検査を行い、扁平上皮がんPD-L1 95%となりました。主治医は腺扁平上皮がんと判明した以上、遺伝子変...
2021年4月
71歳の父のことでご相談です。左肺上葉の肺腺がん(非小細胞肺がん)ステージⅣです。脳には転移はありませんが、背骨、骨盤、大腿部に転移があります。EGFR陽性、ALK陰性、ROS1陰性、PD-L1陽性です。EGFR、PD-L1の両方が陽性の場合はEGFRの治療薬を使うほうが有効とのことで、第3世代のEGFR-TKI内服による治療を行なうことになっています。遺伝子検査の結果、exon(エクソン)21、...
2021年3月
4年前、非小細胞肺がんステージⅣと診断され、遺伝子変異がないと思って抗がん薬治療を続けていました。昨年コンパニオン診断オンコマイン検査を受けると、ALK融合遺伝子陽性と判明しました。治療がガラッと変わることになりとても不安です。また、経済的にも心配になってきました。さらに新型コロナの感染状況がとても気になっています。肺がん患者がとくに注意する点があればお教えください。 (55歳 女性 東京都) A...
2021年3月
5年前に非小細胞肺がんステージⅢと診断され、すぐに手術を行い、左肺を半分切除しました。その2年後、リンパ節に転移がわかり、抗がん薬治療を行いました。現在は経過観察中ですが、時々息苦しさを感じる程度で、普通の生活が送れています。今後、どのような生活予防を行えばよいか、知りたいと思っています。 (61歳 男性 神奈川県) A 食事、運動、睡眠、口腔ケア、そして生活に笑いを 日本医科大学大学院医学研究科...
2021年3月
3年前に非小細胞肺がんステージⅣと診断され、免疫賦活治療を受けました。経過は順調によくなってきていて、現在は、ほぼ原発のがんも脳や骨に転移したがんも見えなくなっています。しかし、ステージⅣで余命宣告までされた状態から、元通りの健常者になることは無理で、やはり再発は逃れられないのでしょうか? よくなっても、いつかは再発かと思うと不安しかありません。 (58歳 女性 東京都) A 頑張ってきた自分自身...
2020年7月
2018年11月に健康診断(X線)にて左肺スリガラス陰影ありと指摘。その後、2回にわたりCT検査を実施したが、異常なしで経過観察となった。2019年6月に左鎖骨リンパ節に違和感があり針生検を行ったところ、肺腺がんを確認。PET検査の結果、左下葉肺がん、多発リンパ節転移の疑いで、ⅢB期の疑いありと診断されました。その後、がんセンターで再度、検査を受けた結果、非小細胞肺がん(腺がん)で、左下下葉の心臓...
2020年7月
タバコと肺がんの因果関係がよく言われていますが、これは根拠がある話なのでしょうか。因果関係はないという医師もいるようですが、どうなのでしょうか。タバコを吸ってなくてもがんに罹る人もいるし、反対にタバコを吸っていたからといって、がんに罹らない人もいます。もし喫煙者が肺がんに罹ったとして、非喫煙者の場合と比べて不利になることはありますか。聞くところによれば、免疫チェックポイント阻害薬単剤の場合、非喫煙...
2020年7月
妻が肺がんで治療中ですが、脊髄に転移しているため手術ができない状態です。何か他に治療法はないのでしょうか。 (72歳 男性 東京都) A 免疫チェックポイント阻害薬と化学療法で完治の可能性も 日本医科大学大学院医学研究科呼吸器内科学分野教授の久保田さん Ⅳ期の肺がんの場合、脊髄への転移に限らず、転移があれば手術ではなく薬物療法が中心になります。脊髄への転移のよる痛みがあれば、そこだけに放射線を照射...
2020年6月
空咳(からせき)がよく出るようになり、2017年7月に病院を受診しました。検査の結果、肺がんの疑いがあると言われ、生検をしましたが、がん細胞は見つからず、「たぶんステージ(病期)1でしょう」とのことで、手術をした結果、「非小細胞肺がんで、遺伝子変異はない」と言われました。抗がん薬治療を始めようとした矢先、脳に転移していることがわかり、定位放射線治療を受けました。その後、シスプラチン(商品名ブリプラ...