前立腺がんの放射線治療 HDRとIMRT、どちらがよいか
2010年10月
2010年の1月に受けたPSAの検査の結果、値は6.2ナノグラム/ミリリットルあり、さらに生検を受けると、前立腺がんが見つかりました。がんは前立腺の片側にある限局性で、転移はありません。T2aといわれました。ただし、グリソンスコアは10で、高リスクです。現在、ホルモン治療を始めて半年がたちます。4週ごとにリュープリン(一般名リュープロレリン)の注射を打ってもらい、カソデックス(一般名ビカルタミド)...
前立腺がん
2010年10月
2010年の1月に受けたPSAの検査の結果、値は6.2ナノグラム/ミリリットルあり、さらに生検を受けると、前立腺がんが見つかりました。がんは前立腺の片側にある限局性で、転移はありません。T2aといわれました。ただし、グリソンスコアは10で、高リスクです。現在、ホルモン治療を始めて半年がたちます。4週ごとにリュープリン(一般名リュープロレリン)の注射を打ってもらい、カソデックス(一般名ビカルタミド)...
2010年10月
ステージCの前立腺がんと診断されました。全身状態は比較的良好で、年齢も考慮して、手術(根治的前立腺全摘除術)を勧められています。この手術で、完治をめざしましょう、と主治医にいわれています。インターネットで調べてみると、LH-RHアゴニストや抗アンドロゲン剤を手術前に投与して、前立腺とがんを小さくさせ、それから手術をする方法もあることを知りました。術前内分泌療法(術前ホルモン療法)というようですが、...
2010年6月
前立腺がんと診断されて、前立腺全摘術を受けました。手術の結果、精嚢にがんが浸潤していて、リンパ節にも転移がありました。手術前に予想していたよりも、がんが広がっていたようです。再発する可能性が高いとのことで、ホルモン療法を始めました。精巣からの男性ホルモンの産生を抑えるというLH-RHアゴニスト剤と呼ばれる薬剤と、抗アンドロゲン剤を併用する治療です。治療と休止を繰り返す、間欠的ホルモン療法に取り組ん...
2010年6月
PSA(前立腺特異抗原)検査について、お聞きします。知人から前立腺がんについて、話を聞くことがしばしばあります。PSA検査は大切という話と同時に、気にしないほうがよいという話も出ます。私は、数年前に、PSA検査を受けただけです。この検査は、どの程度、信頼できる検査なのでしょうか。また、どの程度の間隔で、受けたらよいのでしょうか。(愛媛県 男性 67歳)A PSA検診は前立腺がんによる死亡率を減らせ...
2010年6月
前立腺がんの疑いがあって、針生検*を受けました。12カ所を検査して、前立腺の左に3カ所、右に1カ所、合計4カ所からがん細胞が見つかったとのことです。骨に転移しているかどうかの検査も、受けました。幸い、骨への転移はないとのことです。担当医から前立腺がんと言われて、前立腺全摘術を勧められています。ただ、全摘手術後の副作用を考えると、放射線治療のほうがよいと思っています。小線源療法の中で、高線量率組織内...
2010年4月
10年前、65歳のとき、PSA(前立腺特異抗原)値139で、前立腺がんとわかりました。ホルモン療法でPSA値を下げてから、全摘手術を受けました。リンパ節転移があり、リンパ節郭清を行いました。リニアック(放射線治療)で63グレイ(人体に吸収された放射線量を表す単位)照射後に、ゾラデックス(一般名酢酸ゴセレリン)の注射を月1回、カソデックス(一般名ビカルタミド)を毎日1錠服用するホルモン療法を始めまし...
2010年4月
前立腺がんの再発の対応で、悩んでいます。病歴は、以下です。2001年9月、生検(組織の一部を切りとって、病理組織学的に診断を確定すること)で前立腺の右側に前立腺がんが見つかりました。2002年2月、リュープリン(一般名酢酸リュープロレリン)注射6カ月後に根治的前立腺全摘除術。病理検査で、低分化、被膜外浸潤若干ありと診断。2003年3月、骨盤内膿瘍による高熱で、1カ月間入院。その後、外来通院を続けま...
2010年1月
2008年12月に前立腺がんと診断され、2009年1月に小線源療法を受けました。その後、3カ月に1度、PSA(前立腺特異抗原)値を調べてもらい、ずっと1ナノグラム/ミリリットル(以下、単位省略)台を保っていました。しかし、2009年11月に受けた検査で、3.4に上がってしまいました。主治医には「一時的にPSA値が上がるバウンス現象かもしれないから、様子を見ましょう」と言われていますが、がんが再発し...
2009年10月
1年前に、針生検で限局性の早期前立腺がんが見つかりました。ステージ(病期)T1cで、グリソンスコア(腫瘍の悪性度)は6、PSA(前立腺特異抗原)値13.0でした。前立腺肥大を伴っていて、すぐに全摘手術はできないため、注射と錠剤服用によるホルモン療法と、排尿をよくするαブロッカー剤の投与からスタートして、現在に至っています。告知を受けて以来、インターネットやあらゆる書籍を購入して、病名や治療法を調べ...
2009年10月
針生検で、前立腺がんが見つかりました。小さなもので、しばらく様子を見ることになりました。話を聞いたり、調べたりすると、前立腺がんは、ほかのがんと違って、ゆっくりしているようです。ダブリング・タイムが長い、という話もあります。初めて聞いた言葉です。このダブリング・タイムとは、どのような意味なのでしょうか。また、治療法に関係してくるのでしょうか。(福井県 男性 74歳)A 前立腺がんはPSA値のダブリ...