がん相談

転移のない筋層非浸潤性膀胱がん。BCG膀胱内注入療法とは?

2016年8月

70歳になる夫が膀胱がんと診断されました。転移のない筋層非浸潤がんで、内視鏡でがんを切除しましたが、術後の病理検査の結果、がんが残存している可能性が高いということで、もう1度内視鏡下手術を受け、さらにBCG膀胱内注入療法をするかもしれないと言われています。BCG膀胱内注入療法はどのような場合に行うのですか。また、この治療法の副作用も教えてください。(66歳 女性 香川県)A BCGに対する患者さん...

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免疫チェックポイント阻害薬は最後に使うべきか?

2016年8月

EGFR遺伝子変異陽性だった場合に使える分子標的薬として、*タグリッソの次に出てくる薬はいつ頃ですか?免疫チェックポイント阻害薬は、体力がなければ使うことは難しいのでしょうか。最後の手段として考えたほうがよいですか?(女性 東京都)A EGFR遺伝子変異陽性なら、まずはEGFR-TKIを勧める日本医科大学付属病院がん診療センター長の久保田 馨さん現在開発中のEGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR...

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副作用対策の抗生物質は続けたほうがよいか?

2016年8月

EGFRチロシンキナーゼ阻害薬の*ジオトリフによる副作用対策として、現在抗生物質(*ビブラマイシン)を服用しています。症状が消えた場合も予防として、服用したほうがよいですか?(女性 東京都)A 症状がなければ止めてよい日本医科大学付属病院がん診療センター長の久保田 馨さん副作用については具体的には書かれていませんが、恐らく皮疹の症状が出ているのだと思います。現在抗生物質を服用されているということで...

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今後、免疫チェックポイント阻害薬の効果がある人は明らかになるのか?

2016年8月

免疫チェックポイント阻害薬は、今後どのような人に効果があるのか解明される可能性はありますか?(女性 東京都)A 研究段階だが、PD-L1強陽性患者に効果があるとの報告日本医科大学付属病院がん診療センター長の久保田 馨さん現在のところ、腫瘍細胞の50%以上にPD-L1という物質が発現している、いわゆるPD-L1強陽性患者に対して、*オプジーボなど免疫チェックポイント阻害薬の効果が高いとの研究報告があ...

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内視鏡下手術で膀胱がんを切除。術後の後遺症の対策は

2016年8月

膀胱がんになり、低悪性度の表在がんと診断され、内視鏡下手術でがんを切除しました。今後は3カ月ごとに受診し、経過を観察することになっています。しかし、術後から排尿、排泄時の痛みが続き、夜中に2~3回、尿意のため目が覚めることがあります。手術の後遺症であれば、いずれ改善されますか。何か対策はあるのでしょうか。(60歳 男性 埼玉県)A 症状の強さによって鎮痛薬や頻尿改善薬を使うがん・感染症センター都立...

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リンパ節転移のある膀胱がん。化学療法後の治療は

2016年8月

父(72歳)が膀胱がんと診断され、内視鏡下手術を受けたところ、上皮内がんを伴うT1(粘膜下層浸潤のある)膀胱がんとのことでした。その後BCG膀胱内注入療法を行う予定だったものの、直前の画像診断でリンパ節転移が判明し、BCG膀胱内注入療法の代わりに化学療法(GC療法:*ゲムシタビン+*シスプラチン)を行い、リンパ節のがんは小さくなりました。今後の治療法はどのようになるのでしょうか。また、リンパ節に再...

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Ⅱ(II)~Ⅲ(III)期と診断。手術と化学放射線療法で治療成績は変わってくるのか

2016年7月

先日、食道がんと診断されました。病期(ステージ)はⅡ(II)期からⅢ(III)期の間と言われ、主治医からは手術を勧められています。ただ、食道がんの手術は大変難しく、術後もなかなか元の生活に戻ることが難しいことを知り、できれば手術を避けて化学放射線療法を受けたいと考えています。手術と化学放射線療法では、治療成績は変わってくるものでしょうか。(69歳 男性 鳥取県)A 標準治療は手術。手術と化学放射線...

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Ⅳ(IV)期と診断。陽子線や重粒子線治療の効果は?

2016年7月

義父(74歳)が、食道がんでⅣ(IV)期と診断されました。遠隔転移はしていないということです。手術は難しく、化学放射線療法を行う予定ですが、陽子線治療や重粒子線治療という選択肢はあり得るのでしょうか。多少費用はかかっても構わないので、少しでも効果のある治療法を受けさせてあげたいと考えています。(42歳 女性 秋田県)A 手術を見据えた集学的治療を勧める国立がん研究センター東病院食道外科科長の大幸宏...

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骨転移のある前立腺がん。ホルモン療法は適切か?

2016年7月

80歳の父のことでの相談です。前立腺がんの疑いがあり、生検を受けたところがんが発見されました。グリソンスコア(GS)は4+5、腰痛が強かったのでX線検査を受けたところ、腰椎を圧迫骨折していて肋骨にも転移がありました。主治医から、「年齢も考慮して、薬によるホルモン療法を行いましょう」と提案されています。父は1人暮らしなので、できるだけ生活に支障の出ないようにしたいのですが、ホルモン療法は適しています...

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経過観察を提案されたが、治療の介入はいつ?

2016年7月

51歳の夫は尿が出にくいと訴え、検査を受けたところPSA(前立腺特異抗原)値が高く、生検で10カ所中4カ所にがんがあるとの診断を受けました。しかし、「がんの大きさもごくわずかだし、悪性度も低いのでしばらく経過観察をして、1年から半年かけて治療をしていきましょう」と言われました。夫婦で子どもが欲しいと願っているのですが、それを待っているとがんが進行しそうで心配です。どのような状態になったら治療を開始...

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