「絶対泣かない」と心に誓い、膵がんと闘った1年(序)

読者投稿:小川嘉子さん
発行:2006年1月
更新:2013年12月

  
小川嘉子さん
小川嘉子さん

おがわ よしこ
社会保険労務士。神奈川県在住。2女の母。昭和62年社会保険労務士のご主人と小川労務管理事務所を開設。平成10年10月人間ドックで膵臓に嚢胞が見つかる。平成16年1月膵がんの診断を受け手術。術後抗がん剤治療を受ける。

社会保険労務士としてご主人とパートナーを組んで、また2人の娘の母として忙しく働いていた小川嘉子さん。これは、膵がん告知にはじまり、手術、術後抗がん剤治療へ、小川さんが自ら綴った1年にわたる膵がん闘病の記録です。


1. 検査

平成10年人間ドックで膵臓に嚢胞が見つかった。その後、半年に1度エコー検査を続けた。しかし平成16年1月の検査で腫瘍が確認された。医師から変化がないので1年後にしますかと言われた検査を、半年後と言った小川さんは、自分で自分の命を救ったのだ。

2. 入院

平成15年、膵嚢胞とは別の影が見つかった。がんと断言はできないが、限りなくがんに近いと言われた。医師にせかされ、手術のため入院することになった。

3. 手術(その1)

平成16年1月19日の検査で「膵がん告知」。23日慌ただしく入院。そしていよいよ30日の手術日を迎えた。

4. 手術(その2)

手術は成功し、繰り返し起こる腹痛に悩まされながらも順調に回復している。

5. 抗がん剤治療

手術は成功し、20日間の入院で退院。躊躇することなく抗がん剤治療を受けることを決めた。

6. 外来抗がん剤治療(その1)

抗がん剤治療が1クール受けたところで、外来での治療に切り替わった。

7. 外来抗がん剤治療(その2)

厳しいがんながらも、手術後、積極的に抗がん剤治療を受け、その結果、病院での生存記録を作り出すまでになっている。その裏には家族の温かいサポートと生きがいの仕事があったことが大きかったようだ。

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