各種がん

慢性骨髄性白血病の患者座談会「ずっと笑顔で」 患者同士の支えあいで長期にわたる不安や苦痛を乗り越える

2007年3月

慢性骨髄性白血病にはおそれることなく、前向きに取り組んで 東條有伸(とうじょう ありのぶ) 東京大学医科学研究所先端医療研究センター分子療法分野教授。血液内科専門医として東京大学医科学研究所付属病院で血液疾患の診療に従事。同病院の血液腫瘍内科長とセルプロセッシング・輸血部長を兼任。インターフェロンが治療薬として認可された1990年代初めより分子標的薬が主役となった現在まで慢性骨髄性白血病の臨床...

詳細はこちら

第3世代抗がん剤から分子標的薬へ―進化を続ける化学療法 大きく変わる肺がんの化学療法を軸に、最新の治療法から副作用対策まで

2007年3月

フォックス・チェース がんセンター教授の コーリー・J・ランガーさん 東京医科大学病院講師の 坪井正博さん   最近、がんをめぐる抗がん剤治療は大きく変化してきている。新規の抗がん剤が次々に登場し、投与法にも工夫がされ、副作用対策も進んでいる。折しも米国を代表する腫瘍内科医であり、世界で最も影響力を持つ臨床試験グループの1つであるECOGの中心的存在であるフォックス・チェースがん...

詳細はこちら

患者の特性に合った乳がんの個別化治療 過剰な治療をなくし、治療の精度を高める方向へ加速

2007年2月

国立がん研究センター東病院 乳腺科医長の 井本滋さん 乳がんのオーダーメイド化、個別化治療の流れが加速している。 薬物療法では、患者ごとのがんの特性を調べて、もっとも効果的で副作用の少ない薬を選択できるようになってきたし、リンパ節転移の有無がセンチネルリンパ節生検を行うことで分かるようになってきた。 個別化治療の現状と今後の展望について述べる。 患者の多くに微小転移がある全身病 「1期...

詳細はこちら

メスを入れない、麻酔もいらない「集束超音波手術」を使った乳房温存療法 第3段階を経て、現在、最終臨床試験を実施中

2007年2月

ブレストピアなんば病院副院長の 古澤秀実さん メスで傷つけず、麻酔も使わずに皮膚の上から超音波を当てることで、乳がんを死滅させる治療に取り組んでいる病院が宮崎県にある。「ブレストピアなんば病院」だ。 治療にはうつ伏せの状態で2時間ほどかかるが、いわゆるエコー検査のように熱くなく痛みもない。 治療後1時間ほど安静にすれば、外来で日帰りができるという。 いわば究極の乳房温存治療ともいえ...

詳細はこちら

乳がんのホルモン療法最新報告 手術後にアロマターゼ阻害剤を服用する理由

2007年2月

熊本大学医学部付属病院 乳腺・内分泌外科教授の 岩瀬弘敬さん 乳がんは、他のがんと違って、ホルモン療法が非常に大きな鍵を握っています。とくにアロマターゼ阻害剤という新しいホルモン剤の出現によって、その重要性がますます高まっています。その意味と理由について、サンアントニオ乳がん学会での最新報告を交えながら、わかりやすく解説します。サンアントニオ乳がん学会の最新報告 2006年12月に米国で行われた...

詳細はこちら

症状や副作用を極力抑えながら、延命を目指す がん難民にならない転移・再発乳がんの考え方

2007年2月

東京大学病院 緩和ケア診療部副部長の 岩瀬哲さん 肺や骨などに転移した乳がんは、たとえ検査で1箇所しか見つからなくとも、すでに全身に微小な転移が存在しており、遅からず増殖するものとして、治療の目的は延命とQOLの維持になります。 つまり、がんによる症状や薬の副作用を極力抑えるのが、よい治療法と考えられるのです。 ところが、このインフォームド・コンセントが不十分なまま化学療法を行って、日常...

詳細はこちら

前立腺がんのホルモン補助療法が患者延命のカギ 東京女子医科大学前立腺腫瘍センターに見る前立腺がん治療の選び方

2007年2月

東京女子医科大学病院 泌尿器科准講師の 橋本恭伸さん 2006年11月にオープンした東京女子医科大学病院前立腺腫瘍センターには、国内で他に例を見ない多彩な前立腺がん治療の選択肢が用意されている。 泌尿器科准講師の橋本恭伸さんは「患者さんの条件と希望に応じて最適の治療を提供できる場にした」と語る。 前立腺がん治療の3本柱、手術、放射線、ホルモン療法をどう使い分けるのか、とりわけカギを握る...

詳細はこちら

前立腺がんをホルモン療法で上手くコントロールする 『前立腺癌診療ガイドライン』におけるホルモン療法、MAB療法の位置づけ

2007年1月

筑波大学医学部付属病院 腎泌尿器外科教授の 赤座英之さん あかざ ひでゆき 1946年東京生まれ。 73年東京大学医学部卒業。74年東大医学部泌尿器科助手。80年学位取得。 82年米国テネシー大学泌尿器科客員助教授。 86年東大医学部泌尿器科講師。 90年筑波大学臨床医学系泌尿器科助教授。 97年筑波大学臨床医学系泌尿器科教授。 専門は泌尿器科学、泌尿器腫瘍学、化学療法。日本泌尿器科学会理事。...

詳細はこちら

渡辺亨チームが医療サポートする:腎臓がん編

2007年1月

サポート医師・篠原信雄 北海道大学大学院 腎泌尿器外科助教授 しのはら のぶお 1984年北海道大学医学部医学科卒業、同泌尿器科講座・研修医に。 1985年苫小牧市立総合病院泌尿器科、 87稚内市立病院泌尿器科勤務、 89年アメリカ合衆国ミシガン大学泌尿器科 Visiting researcher、92年同助手、99年同講師、05年より現職 血尿で異変が発覚。専門病院で「腎臓がん」と確定診断 ...

詳細はこちら

乳がんの皮膚転移 この方法で臭いや痛みがグンと軽くなる!

2006年12月

聖路加国際病院 ブレストセンター長 中村清吾さん なかむら せいご 聖路加国際病院ブレストセンター長、乳腺外科部長。 1982年千葉大学医学部卒業。聖路加国際病院外科レジデント。97年米国MDアンダーソンがんセンターで研修。99年マクマスター大学でEBM研修。03年聖路加国際病院外科医長。06年聖路加看護大学臨床教授 聖路加国際病院薬剤部の 渡部一宏さん   わたなべ かずひろ 聖路...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート5月 掲載記事更新!