各種がん

大腸がん

外来化学療法:ポイントは自己管理! 治療と副作用への理解が外来化学療法成功へのカギ

2013年6月

「パターンを知ることで、不安感は払拭できます」と朴 成和さん がんの化学療法は、医療の進歩や患者さんの意識変化など、さまざまな要因から外来治療で行われることが多くなっている。大腸がんでも同様だ。ただ、外来化学療法を受けるにあたり、患者さんが注意しなければならない点がある。外来化学療法は患者さんのQOL向上にメリット■表1 外来化学療法のポイント治療の目的・効果治療のスケジュール副作用の特徴急変時の...

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術後補助化学療法:病期Ⅱ・Ⅲで重要な術後の補助化学療法。効果や副作用を知って6カ月の治療完遂へ 大腸がん手術後の再発を予防するベストな治療法を選ぼう

2013年6月

「適切な減量・休薬をして6カ月間の治療を完遂することが大切」と話す金澤旭宣さん 大腸がんは手術でがんを取っても、再発する場合も多い。Ⅱ期・Ⅲ期の患者さんでは、術後に化学療法を行って体内に残った微小ながんをたたくことが必要だ。この術後補助化学療法には、いくつかの方法がある。効果と副作用、利便性などを踏まえ、患者さんにとってベストな治療法をきちんと続けるためのポイントを紹介する。手術後の再発を防ぐ術後...

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内視鏡治療最前線:体に傷をつくることなく、一括切除できる最新治療法 早期大腸がんの内視鏡治療最先端・日本が開発したESDとは

2013年6月

「内視鏡治療のメリットを多くの人に知ってほしい」と話す大圃 研さん リンパ節などへの転移がなく大腸の粘膜層にとどまるがんならば、ある程度大きくても、手術ではなく内視鏡を使って完全切除でき、再発も招かずに完治させることが可能になってきた。ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)という治療法で、2012年4月からは保険適応になっている。どのような治療法か、また普及のカギは?転移のないがんを一括切除大腸がんを治...

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大腸がんの基礎知識:大腸がんはこう進む 大腸がんをしっかり知れば怖くない

2013年6月

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科教授の杉原健一さん 大腸がんは女性のがん死亡原因の第1位、男性の3位。そして、大腸がんに罹った人はこの30年間で5倍にも増えている。大腸がんはどこに発生しやすいのか、どのような治療法がとられるのか――。Q1 大腸ってどんな臓器?どこにがんができやすい?大腸は消化管の最終の部分で、内臓の一番外枠をつくるように位置しています。大きく結腸と直腸に分けられます。がんは...

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長期照射による療法で20%ががん消失 直腸がんの術前化学放射線療法で、予後・QOLが改善

2012年2月

「生存率を上げている 化学放射線療法がもっと 普及して欲しい」と話す 貞廣荘太郎さん 直腸がんの治療は手術が中心だが、欧米では2期、3期については放射線と抗がん剤を一緒に用いる化学放射線療法を手術前に行うのが標準治 療として行われる。日本でもこの治療を行う医療機関が増えている。その理由とは──。 局所再発をいかに抑えるか直腸は、骨盤と呼ばれる狭い空間に位置しています。...

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分子標的薬を含む新薬の登場で生存期間は2倍に よりよい生活を目指して進行大腸がんの分子標的治療

2012年2月

化学療法の専門家である 聖マリアンナ医科大学の 朴成和さん アバスチン、アービタックス、ベクティビックス。この3種類が、大腸がん治療の分子標的薬だ。 従来の抗がん剤治療に併用することで、切除不能進行大腸がんの生存期間を延ばしている。 治療方法が確立するなか、これらの分子標的薬がそれぞれの患者さんの治療にどのようにかかわるのか整理してみよう。 3種の分子標的薬が使えて生存期間が延長 [分子標的...

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転移してもがんを切除できれば完治することも! 大腸がん丸わかり完全図解

2012年2月

大腸がんは転移してもがんを切除できれば治癒することもあると話す 吉田和彦さん 最近、とくに増えている大腸がん。亡くなる方もこの数10年で10倍近くに増えています。ただし、恐れることなかれ!大腸がんは様々な治療法があり、がんと共存しながら生活を送っている人も増えています。ここでは大腸がんの基本について解説します。 Q 大腸って体のどこにあるの? どんな働きをしてるの? ...

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手術可能なら原発巣も転移巣もまとめて切除。併用化学療法+分子標的薬に望み あきらめないで!大腸がんの腹膜播種でも根治、延命は可能!?

2011年12月

大腸がんの腹膜播種の研究に力を入れている 内藤正規さん 予後が極めて悪い大腸がんの腹膜播種に光明が差してきた。手術可能なら原発のがんと転移巣をできるだけ切除、FOLFOX、FOLFIRIなどの併用化学療法、分子標的薬の投与も追加すれば、治療成績が大幅に伸びることがわかってきた。 肝転移に次いで多い腹膜播種とは、がんの転移によって、腹腔内の臓器を覆っている腹膜に、あたかも種をまいたようにがんが広...

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効果は大きく上がったが、医療費も大きく上がって~飲む抗がん剤を上手く利用しよう!大腸がんの化学療法

2011年12月

大腸がん化学療法の牽引車となっている 小松嘉人さん 最近、大腸がんの化学療法は飛躍的に進歩しています。分子標的薬も続々と出ていますが、患者さんにとって大きなネックは高額の医療費です。その問題を解消する手は飲む抗がん剤にありという提案をどうぞ。 「効かないがん」から「効くがん」へ [がんに対する薬物療法の効果とは?] 延命効果(がんの増殖・転移を抑え、悪化するのを遅らせる) がんによる症状や痛...

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患者さんのライフスタイルに合わせた治療法が選択可能に XELOX療法の登場で、大腸がん再発予防にもう1つ武器が増える!

2011年12月

「新たな治療法の登場で、患者さんのライフスタイルに合った治療法が選択できるようになります」と話す、 松本繁巳さん 手術だけでは再発を防げないこともある大腸がん。そんな大腸がんの術後補助化学療法に、新たな武器として登場が期待されるのがXELOX療法だ。従来の治療法とどんな違いがあるのだろうか。 手術を受けても完治しないことがある [図1 大腸がんの術後補助化学療法はなぜ必要か] 病期 定  ...

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