患者・団体

患者さんが自分の意志で正しい情報を得られるようにサポートする 情報の地域格差をなくそう! 大阪発の情報発信基地が誕生

2009年11月

NPO法人キャンサーネットジャパン 大阪事務局の 橋本真由美さん がんに関する新しい情報は首都圏一極に集中しがちだ。それによって、地域で情報や受けられるサポートに差が生じている。そんな地域格差を解消しつつ、1人で悩み、戸惑う患者さんに救いの手を差し伸べていきたいと、NPO法人「キャンサーネットジャパン」は大阪事務局を2009年5月に新たにオープンさせた。 「私たちキャンサーネットジャパン(CN...

詳細はこちら

小児がんネットワークMNプロジェクト(小児がん/全国) 仲間の存在が、孤独を解消し、自信を与えてくれる

2009年10月

400人の支援者とともに、小児がんの社会啓発を広げていく 小児がんネットワークMNプロジェクト 代表の小俣智子さん 今や2人に1人ががんになる時代に、毎年約1000人に1人の割合で子どもにもがんが発症することはご存知だろうか。 子どものがん、小児がんは、大人のがんとは違い肉腫と呼ばれ、治療内容も異なる。そして大人よりも治療の効果が大きく、約7~8割が寛解(*)・治癒にいたっている。 ...

詳細はこちら

あるがん患者さんから生まれた言葉が種となり、歌という名の花が咲いた 「一粒の種」になった命が今、生きることのすばらしさを教えてくれる

2009年10月

あるがん患者さんが発した言葉の種を、看護師である高橋尚子さんが大切に受け取った。 やがてその言葉にメロディがつけられ、たんぽぽの綿毛をもった「一粒の種」は今、歌手の砂川恵理歌さんの歌声によって届けられている。 楽曲「一粒の種」には、それぞれの人生や生きることのすばらしさが溢れている。患者を思うと言葉が溢れてきたそれは死を目前にした、ある1人の男性がん患者の悲痛な心の叫びから始まった。「それまで数え...

詳細はこちら

生きるすばらしさに灯を点す「一粒の種」 それぞれの思い、それぞれの物語

2009年10月

誰もがきっと心に持っている「一粒の種」。 そこには希望があり、生きることの喜びがつまっている。 さまざまな人生があるように、その一粒一粒は、さまざまな色や形で花を咲かせている。自然の営みに生き続けることの大切さを教えられた桜井なおみさん視野を広げてくれた小さな命の営み 桜井なおみさん「一粒の種」――。初めて、その言葉を聞いたとき、私はこれまでの自らの人生を振り返らずにいられませんでした。大学入学か...

詳細はこちら

若くて元気に見えても、 立ちくらみ、貧血症状、筋けいれんなどで苦しんでいる人たちがいる 「車内弱者」って知っていますか? 席を譲ろう運動

2009年10月

特定非営利活動法人血液情報広場 つばさ代表の橋本明子さん “車内弱者”といっても、この言葉に馴染みのある人はあまりいないかもしれない。電車内における弱者、つまり、外見や年齢には関係なく、がんなどの病気などのために車内で立っているのがつらい人たちのこと。彼らをサポートするために、「車内弱者プレート」を社会に浸透させようと、あるプロジェクトが起ち上がった。 橋本明子さんを代表とする「特定非営利活動...

詳細はこちら

大腸がんの輪(大腸がん/東京) 大腸がん友の「輪」を広げたい

2009年9月

がん患者の就労問題に目を向け、社会に伝えていきたい『大腸がんの輪』代表の安田洋一さん同会の名前の由来は、大腸がん友の「輪」を広げたいとの思いからつけました。患者会を作るきっかけとなったのは、大腸がん患者が増える一方で、大腸がんの患者会は少なく、患者同士の生の情報が聞けないと感じたからです。私自身、2004年に大腸がんを患い、同じステージ(病期)で同じ状況の先輩患者を探しましたが、見つかりませんでし...

詳細はこちら

誰にも相談できなかった美容の悩みを聞いて欲しい 止まってしまった人生の時計を美容の力で動かしたい!

2009年9月

グループ・ネクサス副理事の多和田奈津子さん がん医療の現場では治療優先で、患者が副作用にともなう美容上の悩みを相談しづらい雰囲気があった。そんななか、患者の声なき声に応えようと、化粧品メーカーの協力を得て、がん患者の美容サポートを模索しているのが、NPO法人グループ・ネクサスだ。副理事長の多和田奈津子さんに話を聞いた。 がんの治療にともなう副作用は、外見的にもさまざまな影響をもたらす。抗がん剤...

詳細はこちら

NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会(がん全般/愛媛) 安心して暮らせる社会を――ともに学び、声を上げる

2009年8月

がんの経験を生かしたい。後に続く患者、家族のために NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会理事長の松本陽子さん 「あなたはひとりではありません。ここには不安、悲しみ、苦しみを分かち合える仲間がいます。一緒に歩いて行きましょう」 私たちはこのメッセージを掲げて活動をスタートしました。2008年春のことです。1年後の今年4月20日から『NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会』として新たな歩...

詳細はこちら

承認がゴールじゃなかった。打ち破らねばならない4つの壁 10年越しの承認薬、サリドマイドが、すべての患者に届きますように!

2009年8月

「日本骨髄腫患者の会」副代表の上甲恭子さん かつて深刻な薬害を引き起こしたサリドマイド(一般名)は、治療抵抗性の多発性骨髄腫の治療薬として復活し、日本でも2008年10月、悲願の承認となった。にもかかわらず、薬が患者さんに「届かない」事態に、個人輸入のサポートまでやってきた患者会は疑問の声を上げる。 「私たちは約10年間もの間、この治療薬の承認を求め、活動を続けてきました。そして、ようやく20...

詳細はこちら

重粒子の会(HIC)(重粒子線治療/全国) 同じ治療を受けた仲間と支え合い、そして発信する

2009年7月

重粒子線治療がもっと普及するように――NPO法人化を目指す 重粒子の会(HIC)会長の忍澤善夫さん私が都内の病院で、前立腺がんの診断結果を告げられたのは、2004年4月だった。妻と長男の嫁が心配顔で診断結果を聞きに同行してくれた。PSA(前立腺特異抗原)が37.4ナノグラム/ミリリットル、グリソンスコアが8と、がんの顔つきも悪いとのことで、同行の妻たちの心配は増大した。この時、がんという病名が初め...

詳細はこちら

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート4月 掲載記事更新!